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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

ほぼ居ないと思いますが、ケータイからご覧頂いて下さる方に朗報(でもないか?)です。
小説が何か変な感じに改行されている原因が分かりました。・・・私の手抜きのせいでした、すみません。
今までワードから貼り付けてたんですが、これがいけなかったらしいです。8話から手入力にしたら(自分のケータイでは)ちゃんとした表示になってました。今までのは今後ちょこちょこ直していこうと思います。
・・・まぁ文章量が多いので、結局ケータイでは見づらいと思うのですが。暇潰しにでもして下さい。

小説は続き~からどうぞ。

***************

《マスターとカイトと夏の夜・9 》


「ま・・・ますたー。どうしよう、オレ、変です!マスターが好きだって言ってくれたのに、いつもと違います、嬉しいだけじゃないです!えと、は、恥ずかしい?ううん、それもあるけど・・・ドキドキする?だけじゃないし・・・なんだろう、こういうの・・・あっ、“ときめく”!?」
「ぶはっ!」

 いきなり少女マンガみたいな単語が来た。思わず噴き出すと、真っ赤な顔をしたままのカイトが恨めしそうに俺を見る。

「ひどいですっ、どうして笑うんですか!」
「・・・いや、うん、悪かった。聞き慣れない言葉が出たからさ。じゃ、そうなると俺も今までずっと、お前にときめいてた訳か」
「そうなんですか!?」

 初耳だ、と驚きの表情を浮かべるカイトに軽く口付けると、ぴたりと動きが止まる。

「そう。こういう事する度に、ときめいてた訳」
「・・・そう、だったんですか・・・」

 お前はいっつも、キスしてもふにゃーって笑うだけだったもんなぁ。あれはあれで可愛かったが、こうやって真っ赤な顔で恥じらう姿もそりゃ、可愛い。

「ところでさっき、俺に何をしようとしたんだね、カイト君?」

 いきなり下半身に手ぇ出してくるとか、理性を試してる以外の何物でもない。ちょっとした仕返しに訊いてやると、赤いと思っていた顔がもっと赤くなった。大丈夫か?これ、どこまで赤くなるんだろう。

「・・・怒りませんか?」
「聞かないと分からない」
「うぇ・・・あの、その・・・。ミクが帰ってから・・・そこのクローゼットに入ってた本、見たんです」

 そう言って部屋に備え付けのクローゼットを指すが・・・あっ、昔買ったエロ本突っ込んであった!っつかそんなのよく知ってたな。知ってるの、家に来た事ある奴でも限られて・・・

「・・・タヌキか」

 本当、今度ヘッドロックかけてやろう、あいつ。カイトの教育に悪影響しか及ぼさねぇ。

「ご、ごめんなさい!前にミクのマスターさんが、そこにマスターの秘密が色々入ってるって。・・・何かマスターの好きなものが分かるかと思って、勝手に見ちゃったんです。そしたらあの本見つけて。マスター、ああいうのしたいのかなって、思って」

 うっわー、凄ぇ恥ずかしい。別にもう使いもしないんだし、さっさと捨てりゃ良かった。世話になっていたのは随分前なので、具体的に“ああいうの”がどういうのかは分からないが、しかし・・・

「カイト。本でやってる事の意味、分かったのか?」

 ミクちゃんにどういう事まで聞いたのか知らないが、結局爪痕の正確な意味も分からなかったようだし。エロ本に載ってるような事、理解出来たのだろうか。

「あんまり。でも意味は分からなくても、同じ事は出来るかなって。そしたらマスター、女の人のところに行かないかな・・・って。ベッドでする事みたいだったし、マスターと一緒にご飯食べたら、そんなの絶対出来なそうで。一緒にご飯食べられなくて、ごめんなさい」
「・・・あのなぁ、カイト。我慢してる奴にああいう事すると、ひどい目に遭うんだぞ。気をつけろ」

 発想は極端だが、理由は健気だ。でもお前は知らないだろうが、俺にはかなりギリギリな行為だったんだぞ。

「なにか我慢してるんですか?オレの事なら、マスターが我慢する事なんて何もないですよ?」
「だから、言ったそばから煽るな!っああ、もう!」

 俺の今までの努力を何だと思ってるんだ、こいつは。・・・なんかちょっと、苛めたくなってきた。

「・・・カイト」
「はい?」
「口、ちょっとだけ開け。で、目ぇ閉じろ」
「はい」

 欠片の疑問も抱かず、言われた通りに目を閉じ、寝ている時より少しだけ大きく開かれた口に唇を重ねる。そして

「っ!?」

 驚いて開かれた目を片手で塞ぎ、もう片方の手をカイトの背中から後頭部に回すと、差し込んだ舌でそのまま、カイトのそれを捉えた。

「んっ・・・ぁう・・・ふっ・・・」

 言いつけ通り律儀に口が開かれたままなのを良い事に、好き勝手に口内を探りながらキスの角度を変える度、唇の隙間から苦しげな小さい声が漏れる。
 カイトは唇も薄めだが、舌もそうなんだな。上顎の裏を舌先で擽り、人と全く変わらない、温かくてぬめった少し薄い舌を吸い上げると、ピクリと腕の中の身体が震えた。

「ほらみろ。そういう事言ってると、もっと凄い事するぞ」
「・・・はぅ・・・ぁ・・・」

 腕の囲いから解放してやると、赤みを増した半開きの唇から熱い溜息が零れる。どけた手の下、青い目が涙の膜を張って、ぼんやりと俺を見上げた。
 全力で平静を装っているが、俺もこれ以上したら絶対止まらない。この姿が既にヤバいし。

「あのな、カイト。急にこんな事しなくても大丈夫だよ。今までだって、しなくても俺はお前の事が好きだったし、女のとこなんて行かないから・・・って、おいカイト!」

 ちょっ、何なんだ、こいつ!
 せっかく身を離してやったのに、カイトはぼんやりした目のまま、再び俺の首に腕を回してくる。

「だって、ますたーがこんなに近いの、すごく嬉しいです。オレいつも、もっと触ってほしいのに」
「・・・だから、今この状況でそういう事言うなって。本当、離れないとひどいぞ、カイト。お前、絶対泣く事になるぞ?」
「マスターがしてくれる事ならオレ、なんでも平気です」
「・・・俺、ちゃんと忠告したからなっ!」

 理性終了のお知らせだ。

 俺は縋り付く身体をベッドに押し倒すと、そのまま噛み付くようにキスをした。

****************


次回から遂に年齢制限です。しかも2回も!(1話で収まらなかったんです。どんだけだよ、お前・・・)
18歳未満の方、そして苦手な方。12話へ飛んで下さい!(話は殆ど支障無く続いてます)
10話へR18)  12話へ
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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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