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日が落ちるのが早くなりましたね。
今日は天気が悪いせいもありますが、まだ冬至にはしばらくあるのに・・・。
鳥目なのか暗いところはよく見えなくて怖いです。こないだも階段踏み外して捻挫しそうになったし。
皆さんも足元に気をつけて!(そんなドジ踏むのお前だけだYO☆)
小説は続き~からどうぞ。
今日は天気が悪いせいもありますが、まだ冬至にはしばらくあるのに・・・。
鳥目なのか暗いところはよく見えなくて怖いです。こないだも階段踏み外して捻挫しそうになったし。
皆さんも足元に気をつけて!(そんなドジ踏むのお前だけだYO☆)
小説は続き~からどうぞ。
***************
《マスター始めました・6 》
あの後、俺もとうとう耐えきれずに、二人でしばらく泣いた。
両親が死んだ時はあまりにも急で、泣くなんて事自体を忘れていた。そのまま機会を失くした俺にとって、涙を流すのは随分久々の事だ。忘れてたけど、泣くのって凄い体力使うんだな。カイトと晩飯を作ろうと思っていたんだけど、なんか疲れてしまった。
「カイト。悪いけど今日、メシ作らなくても平気か?」
ダイニングに戻った後、目に濡れタオルを当てているカイトに訊く。俺も多少赤くなっているが、泣いた上に擦ってしまったカイトの目は真っ赤になっていて、顔を洗ったくらいじゃどうにもならなかったのだ。
「めし?・・ご飯ですか?」
搭載している言語辞書が上品なのか、雑な言い方をするとすぐには分からない言葉があるようで、タオルを外したカイトは俺の言葉に首を傾げた。動物みたいなその仕草を、俺は結構気に入っている。
「そう、ご飯。っつか今日の夕飯。普段は作ってるんだけど、今日は何か面倒でさ。食事は出来るんだろ?」
ボーカロイドはロイドの中でも特に生体パーツが多く使われていて、扱いは殆ど人間と同じで良いらしい。食事でのエネルギー補充も出来た筈なので訊いたのだが
「はい。でもオレ、充電すれば人間みたいに食事しなくても大丈夫ですよ?」
「それはそれで便利かもしれないけど、俺といる時は一緒に食えよ。嫌か?」
「嫌じゃないです!嬉しいです・・・けど、電気よりお金かかります」
「大丈夫。お前一人増えた位でそんな心配させるほど、家は貧しくはないぞ。まぁ、取り敢えず今日は何かあるもの食うか」
とはいっても生憎、すぐ食べられそうなカップ麺もパンも無い。冷凍庫を漁ったが、買い置きの冷凍食品も食べ尽くしたようで・・・お、安売りで買ったカップアイスが幾つか残っていた。俺は結構甘いものが好きなので、以前買ってきておいたのだ。食事の代わりには全然ならないけど、無いよりマシか?
バニラとチョコのアイスを一つずつダイニングテーブルに置くと、カイトの向いに座る。
「アイスしかなかった」
「あいす?」
「あ、そっか。起動してからまだ何も食ってないんだ。腹には溜まらないけど、取り敢えず試してみろよ。嫌いだったら残していいし。初めてだからバニラの方が良いのか?」
「マスターが選んでくれたのなら、それが良いです」
「そっか?こっちがバニラ。んじゃ、いただきます」
「はい。いただきます」
食べ始めた俺の真似をしてスプーンでバニラアイスを掬い、口に含んだところでカイトの動きがピタリと止まった。何だこれ、まさかフリーズ?パソコンじゃあるまいし、ロイドにもフリーズとかあるのか!?
慌てて目の前で手を振ると、パチリと瞬きをしたカイトが震えている。取り敢えずフリーズした訳ではなさそうだが・・・大丈夫か?
「カイト?アイス、駄目だったのか?食うの止めるか?」
そう言ってバニラアイスを下げようとした俺の手が、獲物を捕まえる猫みたいにサッと伸びてきた手に止められる。
「ますたぁ・・」
「な・・なんだ?」
「これ、えっと・・こういうの、なんて言うんですか?甘くて冷たくて、すごく・・こう、口の中が、ほわってなります!」
片手にスプーン、片手に俺の手を握りしめて(多分、感動に)打ち震えながら力説するカイトの姿に、俺の全身から一気に力が抜ける。
「・・・あれか?“美味しい”って言いたいのか、それは」
「おいしい・・・?」
「それ、もっと食いたいんならそうだろ。美味しいって感じるものは、もっと食べたいって思うものだろうし」
「じゃあ、きっとそれですっ、これ“おいしい”です!!」
脅かすんじゃない!と怒鳴りたかったが・・・駄目だ、こんな蕩けそうな顔されちゃ怒れない。
そう言えば確か、数字の店名の某アイスクリームショップのCMに〈カイト〉が出ていた。あんまり美味そうに食べるもんだから、あれは本当にロイドなのかと問い合わせがあったとか。俺も実は人間じゃないかと疑っていたが、この姿を見ると本当にボーカロイドの〈カイト〉が出ていたんだろう。っつか、〈カイト〉ってアイス好きが公式設定なのか?
「そっか、美味いか。良かったな」
俺は、殆ど中身の減っていないチョコアイスもカイトの前に差し出しながら、そう言って青い頭を撫でてやる事しか出来なかった。
******************
やはりカイトにはこのシーンが無いとね!
ちなみにこのカップアイスは“スー○ーカップ”をイメージしております。
庶民派マスター。(ってか管理人)
7話目
《マスター始めました・6 》
あの後、俺もとうとう耐えきれずに、二人でしばらく泣いた。
両親が死んだ時はあまりにも急で、泣くなんて事自体を忘れていた。そのまま機会を失くした俺にとって、涙を流すのは随分久々の事だ。忘れてたけど、泣くのって凄い体力使うんだな。カイトと晩飯を作ろうと思っていたんだけど、なんか疲れてしまった。
「カイト。悪いけど今日、メシ作らなくても平気か?」
ダイニングに戻った後、目に濡れタオルを当てているカイトに訊く。俺も多少赤くなっているが、泣いた上に擦ってしまったカイトの目は真っ赤になっていて、顔を洗ったくらいじゃどうにもならなかったのだ。
「めし?・・ご飯ですか?」
搭載している言語辞書が上品なのか、雑な言い方をするとすぐには分からない言葉があるようで、タオルを外したカイトは俺の言葉に首を傾げた。動物みたいなその仕草を、俺は結構気に入っている。
「そう、ご飯。っつか今日の夕飯。普段は作ってるんだけど、今日は何か面倒でさ。食事は出来るんだろ?」
ボーカロイドはロイドの中でも特に生体パーツが多く使われていて、扱いは殆ど人間と同じで良いらしい。食事でのエネルギー補充も出来た筈なので訊いたのだが
「はい。でもオレ、充電すれば人間みたいに食事しなくても大丈夫ですよ?」
「それはそれで便利かもしれないけど、俺といる時は一緒に食えよ。嫌か?」
「嫌じゃないです!嬉しいです・・・けど、電気よりお金かかります」
「大丈夫。お前一人増えた位でそんな心配させるほど、家は貧しくはないぞ。まぁ、取り敢えず今日は何かあるもの食うか」
とはいっても生憎、すぐ食べられそうなカップ麺もパンも無い。冷凍庫を漁ったが、買い置きの冷凍食品も食べ尽くしたようで・・・お、安売りで買ったカップアイスが幾つか残っていた。俺は結構甘いものが好きなので、以前買ってきておいたのだ。食事の代わりには全然ならないけど、無いよりマシか?
バニラとチョコのアイスを一つずつダイニングテーブルに置くと、カイトの向いに座る。
「アイスしかなかった」
「あいす?」
「あ、そっか。起動してからまだ何も食ってないんだ。腹には溜まらないけど、取り敢えず試してみろよ。嫌いだったら残していいし。初めてだからバニラの方が良いのか?」
「マスターが選んでくれたのなら、それが良いです」
「そっか?こっちがバニラ。んじゃ、いただきます」
「はい。いただきます」
食べ始めた俺の真似をしてスプーンでバニラアイスを掬い、口に含んだところでカイトの動きがピタリと止まった。何だこれ、まさかフリーズ?パソコンじゃあるまいし、ロイドにもフリーズとかあるのか!?
慌てて目の前で手を振ると、パチリと瞬きをしたカイトが震えている。取り敢えずフリーズした訳ではなさそうだが・・・大丈夫か?
「カイト?アイス、駄目だったのか?食うの止めるか?」
そう言ってバニラアイスを下げようとした俺の手が、獲物を捕まえる猫みたいにサッと伸びてきた手に止められる。
「ますたぁ・・」
「な・・なんだ?」
「これ、えっと・・こういうの、なんて言うんですか?甘くて冷たくて、すごく・・こう、口の中が、ほわってなります!」
片手にスプーン、片手に俺の手を握りしめて(多分、感動に)打ち震えながら力説するカイトの姿に、俺の全身から一気に力が抜ける。
「・・・あれか?“美味しい”って言いたいのか、それは」
「おいしい・・・?」
「それ、もっと食いたいんならそうだろ。美味しいって感じるものは、もっと食べたいって思うものだろうし」
「じゃあ、きっとそれですっ、これ“おいしい”です!!」
脅かすんじゃない!と怒鳴りたかったが・・・駄目だ、こんな蕩けそうな顔されちゃ怒れない。
そう言えば確か、数字の店名の某アイスクリームショップのCMに〈カイト〉が出ていた。あんまり美味そうに食べるもんだから、あれは本当にロイドなのかと問い合わせがあったとか。俺も実は人間じゃないかと疑っていたが、この姿を見ると本当にボーカロイドの〈カイト〉が出ていたんだろう。っつか、〈カイト〉ってアイス好きが公式設定なのか?
「そっか、美味いか。良かったな」
俺は、殆ど中身の減っていないチョコアイスもカイトの前に差し出しながら、そう言って青い頭を撫でてやる事しか出来なかった。
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やはりカイトにはこのシーンが無いとね!
ちなみにこのカップアイスは“スー○ーカップ”をイメージしております。
庶民派マスター。(ってか管理人)
7話目
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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