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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

今日はすっごい風ですね。寒い!煩い!(家のシャッターの音が)
そういえば母が伯母にメールを送るように言われたとかで、今日は両親揃って一生懸命メールの練習(笑)。今まで娘たちが散々教えたのに、殆ど覚えていませんでした。あの苦労は一体どこへ!?
60歳近い両親ですが、もっと高齢の方でも活用してる人もいますし、これを機に今度こそ覚えてくれると良いんですけど・・・。


小説は続き~からどうぞ。

***************

《マスターとカイトと水族館・4
 
 
「マスターが褒めてくれたら嬉しかったのに、なんか嘘吐いてるみたいで・・・嫌だったんです」
 
 きゅうっと、繋いだ手に力を入れる姿が可愛いっつか、いじらしい。俺はその手を軽く引くと、逆らわず傾ぐ身体を抱き締めた。
 
「嘘吐いた訳じゃないだろ、教えてもらうのも勉強なんだし。ちゃんと身についてればいいんだよ。出所とかそんなの、気にすんな」
「そうなんですか?」
「そうだよ。ちゃんと勉強出来てて偉いな、カイト」
「そっか・・・へへっ」
 
 改めてそっと頭を撫でると、今度は安心したようにその手を受け入れて柔らかく笑う。ああ、なんか本当、愛しいなぁ・・・
 
「ますたー?」
 
 頭に置いていた手を白い頬に滑らせ、不思議そうに小さく首を傾げるカイトと唇を重ねる。大きく開かれる青い目がぼんやりして見えるのは、距離が近過ぎるからか。
 
「・・っ!」
「・・・いまの、キス、ですよね?」
 
 我に返ってパッと身を離すと、カイトがおずおずと訊いてきた。・・・確認は止めてくれ、居た堪れないから。
 
「・・・そうだ」
 
 無意識の行動って怖いな、本当。今更言い逃れが出来る筈もなく、つい低くなる声でそう返すと、けれどカイトの表情がパァッと晴れる。何で?
 
「良かったぁ。あの、嫌いな人にはキスってしないんですよね?マスター、オレの事好きだって言ってくれたけど、“あの時”からずっとしてくれないから。オレとは、したくないのかなぁって・・・」
「バッカ。キスってのは、あー・・・好きな奴と、するもんだよ。本当は何時でもしたいくらいだ」
 
 要らぬ心配についうっかり本音を零すと、カイトは益々嬉しそうに笑って
 
「じゃあして下さい、いつでも!」
「だから、そういう事ぺろっと言うな!っつか、今更なんだけど・・・嫌じゃ、ないか?お前も男性型なのに、男にキスされて」
 
 本来もっと早く確認するべきだった事を訊くと、青い頭が髪を乱す勢いで大きく横に振られ
 
「そんなことないっ!オレ、マスターが大好きですもん。もっとたくさんして欲しいです!!
「・・・っ!」
 
 もうやめてくれ、とっくに俺のライフ(理性的な意味で)は0だ!
 
俺はカイトの肩に手を置くと、ちらりと辺りを見回す。よし、相変わらず誰も居ない。改めて向き直ると、邪気のない青い目がじっと見上げてきた。
 
「あのな、カイト・・・こういう時は、目は閉じろ」
「はい、マスター」
 
 ・・・あんまり素直なのもなぁ・・・。いや、それがカイトの長所なんだけど。そんな事を考えながら俺は閉じられた瞼の下、晴れて解禁となった桜色の柔らかい唇に、そっと口付けた。
 
 
 
 
《おまけ
 
 今日はマスターが“水族館”に連れて行ってくれた。泳いでるお魚は金太郎さん達以外見た事が無かったからびっくりしたし、他にもたくさん動物がいた。
 
「今日は楽しかったか?」
 
 夜、マスターとお風呂に入って頭を洗ってもらいながら、訊かれる。今までペンギン(これも水族館で初めて見た。飛べない鳥なんだって)のオモチャで遊んでたんだ。ネジを巻いてお湯に浮かべると泳ぐの。マスターが小さい頃に、やっぱりこれで遊んだんだって。懐かしいって、お土産屋さんで買ってきた。
 
「はい!お魚たくさん見ました。イルカもラッコもペンギンも覚えました!」
「そっか、そりゃ良かったな」
 
 小さな笑い声と一緒に、マスターの大きな手がオレの頭を優しく撫でるように動いていく。気持ち良いなぁ・・・
 
「あ、そうだ」
 
 今日、良い事がもう一つあったんだった。オレが呟くと、マスターが手を止めて聞き返す。
 
「ん?まだ何かあるのか?」
「マスターが、キスしてくれました。凄く嬉しかったです」
 
 ミクは、キスは嫌いな人とはしないって言ってたけど、マスターは好きな人とするって言った。オレにしてくれたって事は、マスター、ちゃんとオレを好きだって事だよね。
 
「マスター?どうしたんです?」
 
動きの止まった手にオレが顔を上げようとすると、その前にマスターに頭が押さえられて
 
「・・・流すから、そのまま下向いてろ」
「はい」
 
 何だろう、ちょっとマスターの声が低くなった気がする。顔が見たかったけど、上からお湯が掛かってくるから、シャンプーの泡が流れるまで待っていた。
 
「もう良いですか?」
「・・・おう」
 
 綺麗なお湯になっても離れる気配がないので訊くと、やっとお湯の雨が止む。
 
「・・・えと、のぼせちゃいました?」
 
 湯船に入ったままのマスターを見上げると、少し赤い顔をしてた。手を伸ばしてその頬に触れると、何だかちょっと困ったように笑うマスターに、その手を握られる。あ、この感じ・・・

 
 ふわりと優しく降ってくる唇を教えられた通りに目を閉じて迎えると、濡れたマスターの手がオレの頬を、褒めるようにゆっくり撫でてくれた。

***************


初デート(?)編、終了です。おまけ入れたら長くなっちゃった・・・
今後は、ちゅー解禁ですんで(笑)そんな感じの描写も入りそうです。まだ「ちゅー」ですけどネ☆

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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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