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こんばんは。
今日も寒いですね。炬燵から出られません。まだ霜も降りてないのに、今後どう生きていけばいいんでしょう・・。
小説が「ほのぼの」といいながら変な展開になっていましたが、今回でこの流れは終了(?)です。
ご安心ください。
小説は続き~からどうぞ。
今日も寒いですね。炬燵から出られません。まだ霜も降りてないのに、今後どう生きていけばいいんでしょう・・。
小説が「ほのぼの」といいながら変な展開になっていましたが、今回でこの流れは終了(?)です。
ご安心ください。
小説は続き~からどうぞ。
***************
《マスター始めました・5 》
あ
「二人とも、3年前に飛行機事故で死んだんだ。俺、出掛けに土産なんか頼んだっけ。・・・棺桶に入って戻ってくるなんて、夢にも思わなかった」
遠方の知人の家に行った帰りの飛行機が起こした、着陸失敗事故。俺は仕事で一緒に行けなくて、事故もニュースで先に知ったくらいだった。
兄弟も親戚も居なかった俺は、本当に急に、“独り”になってしまった。
「こんなの、弱い奴の言う事かもしれない。・・・けど、やっぱり独りは寂しくてさ。それなら彼女作るでもすりゃいいだろう?俺も最初はそう思ったんだよ」
実際、事故後の始末が終わって一段落した時期は、誰も居ない家にいるのが嫌で、でも事情を知ってる友達に気を遣わせるのも悪い気がして、夜な夜な繁華街に出ては女を引っ掛けてくる事もあった。中には、多少は長く続いた子もいたけれど・・・
「でも付き合いが深くなればなるほど、こいつは何時いなくなるんだって考えてる。俺はもう、俺をおいて逝くかもしれないものを傍に置くのは・・・怖い。また残される位なら、最初から独りでいいって思った」
蛍光灯の明かりが白々しく俺達を照らす。せっかく泣き止んだのに、カイトの青い目からまた涙が溢れていて・・・さっきから泣かせてばかりだな。 そんなカイトにつられたように、俺の声もみっともなく震えた。
「歌う為のボーカロイドなのに、こんな理由で悪いな。けど俺は、あの話を聞いて思ったんだ。俺をおいて逝かないお前にそばに居て欲しい・・・家族になって欲しいって」
「なりたい、ですっ!でもマスター。カゾクって、どうすればなれますか?オレ、どうすればいいですか!?」
カイトが両手で涙を拭いながら、さっきみたいにしゃくりあげて必死に訊くので、俺もさっきのようにその身体を腕に収め、背を撫でる。家族のなり方、か。俺もよく分からない。そんなの考えた事も無かった。でも・・・
「じゃあこれからは、さっきみたいに我慢するなよ?俺に訊きたい事があるなら訊いていいし、言いたい事は言え。黙ってなくて良いんだ」
「オレ、アンドロイドなのに?」
ロイドは、それが法と社会秩序に反さない限り、主人の命令には絶対服従が基本だ。だけど、黙って全部従うなんて、そんなの家族じゃない。俺はそんなものが欲しかったんじゃない。
「そう、ロイドでも何でも。そりゃ俺も、訊かれても答えられなかったり、言われて腹を立てたりする事もあるかも知れないけどな。何でも言えって言っといて何か矛盾してるけど・・・これから沢山話して、相手の事わかっていって・・・そうやって本当の家族になっていくんだ、きっと」
“出来そう?”と顔の横にある青い頭を撫でてやると、少しの間を置いてこくりと頷く。それを確認して、俺はカイトの身体を腕の分だけ離し、まだ濡れている顔を覗き込んで言った。
「なぁ、カイト。俺の家族に、なってくれるか?」
「はいっ!」
涙で顔をべしょべしょに濡らしたまま、起動した時と同じように幸せそうに笑ったカイトを、力いっぱい抱き締める。
「オレ、ずっとずっと、ずーっと、マスターのそばにいますから」
腕の中で誓うように告げられたその声を、俺は一生、忘れないだろう。
***************
マスター、逢ったその日にプロポーズ?(違っ)
これからしばらくは「ほのぼの」の名に恥じぬ、まったり展開です。
《マスター始めました・5 》
「二人とも、3年前に飛行機事故で死んだんだ。俺、出掛けに土産なんか頼んだっけ。・・・棺桶に入って戻ってくるなんて、夢にも思わなかった」
遠方の知人の家に行った帰りの飛行機が起こした、着陸失敗事故。俺は仕事で一緒に行けなくて、事故もニュースで先に知ったくらいだった。
兄弟も親戚も居なかった俺は、本当に急に、“独り”になってしまった。
「こんなの、弱い奴の言う事かもしれない。・・・けど、やっぱり独りは寂しくてさ。それなら彼女作るでもすりゃいいだろう?俺も最初はそう思ったんだよ」
実際、事故後の始末が終わって一段落した時期は、誰も居ない家にいるのが嫌で、でも事情を知ってる友達に気を遣わせるのも悪い気がして、夜な夜な繁華街に出ては女を引っ掛けてくる事もあった。中には、多少は長く続いた子もいたけれど・・・
「でも付き合いが深くなればなるほど、こいつは何時いなくなるんだって考えてる。俺はもう、俺をおいて逝くかもしれないものを傍に置くのは・・・怖い。また残される位なら、最初から独りでいいって思った」
蛍光灯の明かりが白々しく俺達を照らす。せっかく泣き止んだのに、カイトの青い目からまた涙が溢れていて・・・さっきから泣かせてばかりだな。 そんなカイトにつられたように、俺の声もみっともなく震えた。
「歌う為のボーカロイドなのに、こんな理由で悪いな。けど俺は、あの話を聞いて思ったんだ。俺をおいて逝かないお前にそばに居て欲しい・・・家族になって欲しいって」
「なりたい、ですっ!でもマスター。カゾクって、どうすればなれますか?オレ、どうすればいいですか!?」
カイトが両手で涙を拭いながら、さっきみたいにしゃくりあげて必死に訊くので、俺もさっきのようにその身体を腕に収め、背を撫でる。家族のなり方、か。俺もよく分からない。そんなの考えた事も無かった。でも・・・
「じゃあこれからは、さっきみたいに我慢するなよ?俺に訊きたい事があるなら訊いていいし、言いたい事は言え。黙ってなくて良いんだ」
「オレ、アンドロイドなのに?」
ロイドは、それが法と社会秩序に反さない限り、主人の命令には絶対服従が基本だ。だけど、黙って全部従うなんて、そんなの家族じゃない。俺はそんなものが欲しかったんじゃない。
「そう、ロイドでも何でも。そりゃ俺も、訊かれても答えられなかったり、言われて腹を立てたりする事もあるかも知れないけどな。何でも言えって言っといて何か矛盾してるけど・・・これから沢山話して、相手の事わかっていって・・・そうやって本当の家族になっていくんだ、きっと」
“出来そう?”と顔の横にある青い頭を撫でてやると、少しの間を置いてこくりと頷く。それを確認して、俺はカイトの身体を腕の分だけ離し、まだ濡れている顔を覗き込んで言った。
「なぁ、カイト。俺の家族に、なってくれるか?」
「はいっ!」
涙で顔をべしょべしょに濡らしたまま、起動した時と同じように幸せそうに笑ったカイトを、力いっぱい抱き締める。
「オレ、ずっとずっと、ずーっと、マスターのそばにいますから」
腕の中で誓うように告げられたその声を、俺は一生、忘れないだろう。
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マスター、逢ったその日にプロポーズ?(違っ)
これからしばらくは「ほのぼの」の名に恥じぬ、まったり展開です。
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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