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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

今日は昨日の続きで大掃除でした。気合いを入れてやったら、こ・・・腰が痛い。

ところで一昨日辺りからカウンターが何か凄いです。同じ時間に一気に回ってるので同じ方なんでしょうか?2重カウント防止してあるんですけど・・・。なんだろう?カウンターの仕組みが未だによく分かりません。いや、良いんです、有難い事なんですが、ちょっと急に増えたので驚きました。

さて、これから紅白見ながら蕎麦食べます。皆さんもよいお年を。


小説は続き~からどうぞ。

***************

《マスターとカイトと猫・下》
 
猫を保護して4日。初日にカイトに抱かせた白い仔猫は今、俺が摘んできた猫じゃらしで遊んでいる。
 
「明日にはこの子も、いなくなっちゃうんですよね?」
 
 床にぺたりと座り込んだまま、仔猫と遊んでいたカイトが俺を見上げて訊いた。最初の戸惑いなど無かったかのように、すっかり仲良くなっている。
 
仔猫を欲しがっていた子供はかなりいたので、引き取り手もすぐに出ると思っていたが・・・考えが甘かった。
保護者同伴で、という約束(子供が勝手に連れて行って、結局また捨てられてしまっては困る)がネックだった事もあって引き取り手はなかなか現れず、遂にこいつだけ残ってしまったのだ。まぁ確かに他の二匹と比べると若干目つきが鋭い気がするが、性格は甘ったれで、とても可愛いのに。
 
「寂しいか?・・・まぁ、いなくなってないと困るんだけどな」
 
 カイトの振る猫じゃらしを小さな手で捕らえようと必死になり、バランスを崩してコロリと転がる姿なんか、猫好きじゃなくても可愛いと思うだろう。初日は多少遠慮していたのか大人しかったが、もうこの家にも慣れたようで、昨日なんか構ってやったらピンク色の肉球で猫パンチをかましてきた。
 
「そうですか。でも、せっかく仲良しになったのに」
 
明日にはこいつに飼い主が決まっていると思い込んでいるカイトには言っていないが、明日貰い手が見つからなければ保健所に引き取って貰おうか、という話が出ている。俺がペットを飼わない理由を知っている上の先生らの気遣いだが・・・休み前の明日、夕方がタイムリミットだ。
 
「そうだな」
 
 猫じゃらしに飽きたのか、仔猫はカイトの所からよちよちした足取りで俺の所に来ると、膝に乗せろと言わんばかりに小さな前足を伸ばしてミィミィと鳴く。他の仲間が引き取られ、一匹になってから俺やカイトに見せるようになった仕草だ。
 
「なぁ、カイト・・・」
「はい?」
「・・・悪い。やっぱ何でも無い」
 
 とにかく、全ては明日。
  ご要望通り抱き上げて膝の上に乗せた白い毛玉を撫でながら、俺は一つ溜息を吐いた。
 

                                                   
 
 
「ただいま」
「お帰りなさい・・・やっぱり、貰われちゃったんですね」
 
 ここ数日持っていた段ボール箱が無いのを見て、出迎えたカイトが嬉しいような寂しいような、複雑な表情を浮かべた。俺も多分、同じような顔をしているんだろう。
 
あの仔猫の引き取り手は、本当にぎりぎりの時間に現れた。
日が傾いても誰も来ない事に諦めて帰り支度をし、あの仔猫を家で引き取ると校長に言おうとした、まさにその時。母親の手をぐいぐい引っ張りながら大慌てで
 
『千代先生、あの子まだいますか!?
 
 と職員室に飛び込んできた子が、あの白い仔猫の新しい飼い主。
普段あまり大きな声を出さない大人しい子だったので、その勢いに俺もその子の担任も驚いた。確かに毎日仔猫を見に来ていたし、この白いのを特に気に入っていたようだったんだが・・・飼えるとは一言も言っていなかったので、全く当てにしていなかったのだ。
母親によると、一緒に来られるのが今日しかなかったので、今日まだ猫が残っていたら飼っても良いという話だったらしい。
 
「あー・・・とにかく肩の荷が下りたな。なんか凄い気が抜けた」
 
 昼の時点で殆ど自分が引き取る気でいたので、飼い主が見つかったのは良かった筈なのに、何かすっきりしない変な気分だ。
妙に重い疲労感に包まれた身をソファに沈めると
 
「にゃー」
 
 ちょこん、と俺の膝に乗る青い爪をした白い手と、小さな声。
 
「・・・カイト?」
 
 どっかで見た事のある仕草に、その意図を訊こうと足元に座り込んだカイトの青い目を見つめると
 
「マスター・・・ええと、寂しそう?です。あの子が居なくなっちゃったからですよね?オレ、寂しくなくなるまであの子の代わりしますから。・・・あんなに小さくは、なれませんけど」
 
 予想斜め上の慰め方だ。斜め上だが・・・何だか形容し難かったあの気持ちは、いつの間にか消えていた。
 
「バーカ。自分だって寂しそうな顔してるくせに、代わりなんてしなくていいんだよ。・・・まぁ、せっかくデカい猫が来てくれたんだから、今だけ少し可愛がらせてもらうか」
 
 苦笑しながらの俺の言葉に、益々情けない表情になった大きな青い猫の薄い身体を持ち上げて膝の上に乗せると、抱き締めて頭を撫でる。仔猫のふわふわの毛では無い、サラサラとした青い髪の手触りを楽しんでからそっと頬に手を添えて顔を覗き込むと、気持ち良さそうにうっとりと閉じていた目をパチリと開き
 
「みゃあ」
 
 貰われていった仔猫たちと同じように、甘い声で一つ鳴いた。

***************


この話、7割くらいノンフィクションです。本当、動物を捨てたり虐待したりする奴は、自分が動物にしたのと同じ目に遭えばいいよ・・・っていうかむしろ滅べ。みたいな感じです。

misaki 様、このような私情満載の話で申し訳ありません。そして、リクエスト有難うございました!
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無題
南浪さんの書くカイトもマスターも、大好きで、1年ほど前からブックマークに入れて読んでます。
(拍手ボタン押して・読んでを繰り返してたら、コメント欄無くなっちゃいました。)

いつもありがとうございます。
momo 2012/01/30(Mon)23:05:52 編集
無題
momo様

コメント有難うございます!!
更新も少ないのに、なんかすみません。でも凄く嬉しかったですvv
これからも、のんびり更新ですが続けていこうと思っておりますので、2つのマスカイにお付き合い下さいませ♪
南浪 2012/01/31(Tue)20:46:06 編集
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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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