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こんばんは。
今日も寒いですねぇ。明後日の冬コミ行くつもりなんですけど、せめて風だけは止んでほしいなぁ。
待機中寒すぎる・・・。夏は暑いし冬は寒いし、年取る毎にきつくなっていきますよ、本当。(でも行かないという選択肢は無い)
小説は続き~からどうぞ。
今日も寒いですねぇ。明後日の冬コミ行くつもりなんですけど、せめて風だけは止んでほしいなぁ。
待機中寒すぎる・・・。夏は暑いし冬は寒いし、年取る毎にきつくなっていきますよ、本当。(でも行かないという選択肢は無い)
小説は続き~からどうぞ。
***************
《ミクと兄・後》
「棄てられちゃったら、どうしよう。だったらオレ、先に機能停止したいな・・・」
ぽつん、とお兄ちゃんの口から零れたのは、ボーカロイドの最期を示す言葉。
気付かなかったけど、ずいぶん悩んでたみたい。お兄ちゃんって一見ぽやぽやしてるから、全然そんなこと考えてるように見えなかった。
「ちょ、そんなの絶対無いってば!ねぇ、ちゃんと訊いてみたの?お兄ちゃんのマスターに」
「ううん。だって、もし本当に嫌いだって言われたら・・・」
「じゃ、一回訊いてみなよ。私から見たってお兄ちゃんのマスター、お兄ちゃんの事好きに見えるもん。絶対大丈夫!」
「そうかなぁ・・・。でもそう言ってくれるんなら、ちゃんと訊いてみるよ。ありがとう、ミク」
火が通った野菜に水を入れてお鍋にフタをすると、お兄ちゃんは私の頭をちょっと撫でてくれた。こういう仕草は、稼働期間関係無く私の“兄”なんだって思うんだけど。
「今度遊びに来た時、お兄ちゃんのマスターがなんて言ってたか聞かせてね」
「わかった」
一つ頷いて小さく笑う顔は、やっぱり“可愛く”見えた。
こんな可愛いお兄ちゃんを嫌うとか、有り得ないよね?
「マスターがね、オレの事好きだって言ってくれたんだ」
あれから一週間。遊びに行った私に、お昼ご飯代わりのネギ焼き(お兄ちゃんが作るの、すっごく美味しいの!)を出しながら、お兄ちゃんはそう教えてくれた。
「ほらね、やっぱり」
嫌いなはず無いよ。だってお兄ちゃんのマスター、マスターが私の事見てる時と同じ、優しい顔してお兄ちゃんの事見てるもん。『大好きだよ』って、目で言ってるのと一緒だよね。
「うん。訊いて良かった。ありがとう、ミク」
「どういたしまして。でもそんなの、気にしないで。それよりねぇ、これ食べて良い?」
お皿に乗せられて、ホカホカと湯気を立てながら美味しそうな匂いを振りまくネギ焼きが、私を呼んでる。
「どうぞ、召し上がれ」
「いっただっきまーす♪」
はむっと一口齧ると、口いっぱいに広がるネギの香りと甘み。うーん、美味しい!
向かいに座って小さなカップアイスを食べるお兄ちゃんも、それが今日のお昼ご飯。人間と違ってそんなにたくさん食べなくても、稼働エネルギーとしてはこれで十分。
「ミクのマスターさんも、言うの?」
「ん?好きって?うん、よく言ってくれるよ。それと可愛いって」
誰かに可愛いって言われれば、ボーカロイドとはいっても女の子だもの、悪い気はしないけど。でもマスターの“可愛い”は特別。“可愛い”に“大好き”がいっぱい詰まってる感じがするんだ。
「そうだね。ミクは可愛いよ」
ふんわり笑って、お兄ちゃんはそう言う。マスターとは違うけど、お兄ちゃんの“可愛い”も、何だかちょっと特別な感じがする。でも
「お兄ちゃんも、可愛いよ」
「え、オレ?だってオレ、男性型だよ?可愛いって、女の子や小さい子に言う言葉じゃないの?」
「そんな事無いもん。男の人だって、可愛い時は可愛いよ?」
「そうなの?うーん、でもあんまり嬉しくないような気がする・・・」
ちょっと不服みたい。でも、そんなところが、やっぱり“可愛い”と思う。
私の目から見たってそうなんだから、きっとお兄ちゃんのマスターはいつも可愛いって思ってるんだろうなぁ・・・今度会ったら訊いてみよう。
どこか納得していない風のお兄ちゃんの顔を見ながらそう決めると、私は美味しいネギ焼きを堪能する事に専念した。
***************
妹からも可愛い認定される兄ww
今後はしばらく、せいぜいちゅー止まりの(笑)ほのぼのマスカイです。
目次に戻る
「棄てられちゃったら、どうしよう。だったらオレ、先に機能停止したいな・・・」
ぽつん、とお兄ちゃんの口から零れたのは、ボーカロイドの最期を示す言葉。
気付かなかったけど、ずいぶん悩んでたみたい。お兄ちゃんって一見ぽやぽやしてるから、全然そんなこと考えてるように見えなかった。
「ちょ、そんなの絶対無いってば!ねぇ、ちゃんと訊いてみたの?お兄ちゃんのマスターに」
「ううん。だって、もし本当に嫌いだって言われたら・・・」
「じゃ、一回訊いてみなよ。私から見たってお兄ちゃんのマスター、お兄ちゃんの事好きに見えるもん。絶対大丈夫!」
「そうかなぁ・・・。でもそう言ってくれるんなら、ちゃんと訊いてみるよ。ありがとう、ミク」
火が通った野菜に水を入れてお鍋にフタをすると、お兄ちゃんは私の頭をちょっと撫でてくれた。こういう仕草は、稼働期間関係無く私の“兄”なんだって思うんだけど。
「今度遊びに来た時、お兄ちゃんのマスターがなんて言ってたか聞かせてね」
「わかった」
一つ頷いて小さく笑う顔は、やっぱり“可愛く”見えた。
こんな可愛いお兄ちゃんを嫌うとか、有り得ないよね?
あれから一週間。遊びに行った私に、お昼ご飯代わりのネギ焼き(お兄ちゃんが作るの、すっごく美味しいの!)を出しながら、お兄ちゃんはそう教えてくれた。
「ほらね、やっぱり」
嫌いなはず無いよ。だってお兄ちゃんのマスター、マスターが私の事見てる時と同じ、優しい顔してお兄ちゃんの事見てるもん。『大好きだよ』って、目で言ってるのと一緒だよね。
「うん。訊いて良かった。ありがとう、ミク」
「どういたしまして。でもそんなの、気にしないで。それよりねぇ、これ食べて良い?」
お皿に乗せられて、ホカホカと湯気を立てながら美味しそうな匂いを振りまくネギ焼きが、私を呼んでる。
「どうぞ、召し上がれ」
「いっただっきまーす♪」
はむっと一口齧ると、口いっぱいに広がるネギの香りと甘み。うーん、美味しい!
向かいに座って小さなカップアイスを食べるお兄ちゃんも、それが今日のお昼ご飯。人間と違ってそんなにたくさん食べなくても、稼働エネルギーとしてはこれで十分。
「ミクのマスターさんも、言うの?」
「ん?好きって?うん、よく言ってくれるよ。それと可愛いって」
誰かに可愛いって言われれば、ボーカロイドとはいっても女の子だもの、悪い気はしないけど。でもマスターの“可愛い”は特別。“可愛い”に“大好き”がいっぱい詰まってる感じがするんだ。
「そうだね。ミクは可愛いよ」
ふんわり笑って、お兄ちゃんはそう言う。マスターとは違うけど、お兄ちゃんの“可愛い”も、何だかちょっと特別な感じがする。でも
「お兄ちゃんも、可愛いよ」
「え、オレ?だってオレ、男性型だよ?可愛いって、女の子や小さい子に言う言葉じゃないの?」
「そんな事無いもん。男の人だって、可愛い時は可愛いよ?」
「そうなの?うーん、でもあんまり嬉しくないような気がする・・・」
ちょっと不服みたい。でも、そんなところが、やっぱり“可愛い”と思う。
私の目から見たってそうなんだから、きっとお兄ちゃんのマスターはいつも可愛いって思ってるんだろうなぁ・・・今度会ったら訊いてみよう。
どこか納得していない風のお兄ちゃんの顔を見ながらそう決めると、私は美味しいネギ焼きを堪能する事に専念した。
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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