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こんばんは。
仕事始まりました~・・・orz
新学期がスタートしましたが、皆さんお元気でしょうか。日々寒くて、PCを打つ指も冷えてしまってしょうがないです。早く春が来ないかなぁ?
さて、今日もイチゼロです。だいぶ話が進んできました・・・かしら?
小説は続き~からどうぞ。
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《キミの印・5 》
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「・・チ・・イチ!」
「ん・・・なに、うるさいな」
身体が『起きちゃダメだ』って言ってるみたいに、瞼を上げるのも億劫なくらい眠い。
だけどしつこく名前を呼ばれて仕方なく目を覚ますと、何故か必死な顔をした博士や所員の人たちが、ボクの顔を覗き込んでた。
「よかった!どこか異常は無いか?」
「へ?なにそれ、どういうコト?」
状況が分かんないまま起き上がると、あちこちから安心したような溜息まで聞こえてますます混乱する。大体ボク、なんで検査台にいるんだっけ?
「もしかして何かあったの?」
「覚えていないのか?お前は実験中、大きな事故に遭ったんだぞ」
「事故・・・?全然覚えてないや。それに、身体も何ともないし」
身体のどこにも痛みは無いし、手足もちゃんと動く。検査台の上で上半身を起こしてざっと見てみたけど、傷も見当たらない。
みんなが心配そうにしてた割に、どこにも事故の痕跡なんて無くて首を傾げるボクに
「ははっ、本人でも案外分からないものなんだなぁ。・・・イチ、お前のボディは修繕不可能な程の損傷だった。ただ幸運な事に、メモリと感情回路が無事だったんだよ」
「修繕不可能って・・・じゃあこの身体、一から作り直したの?」
今までと全然変わらずに動く身体は、まるでボクのコト全部を知ってるみたいにしっくり馴染んでる。ボディを新しくするなんて初めてだけど、こういうものなのかな?
「何を言っているんだ?」
感心して呟くボクからよっぽどおかしなコトを訊かれたみたいに、不思議そうに首を傾げる博士の後ろに掛けられた大きな鏡。あんなもの、ここにあったっけ?
気になって目をやった鏡の向こうからこっちを見つめる顔は、ボクと同じだけどボクじゃなかった。あの顔は・・・“この身体”は、ボクの大好きな・・・
「こんな時の為に、今までずっと“お前のスペア”(ゼロ)を起動しておいたんじゃないか」
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「ぁああああああああああああっ!」
自分の叫び声で、目が覚める。
そのまま飛び起きて辺りを見回しても、今一番見たい姿がどこにもない。いつも隣にいるのに、どうして!?
「ゼロ・・?ゼロッ!ねぇ、どこ!?」
半狂乱で部屋を飛び出しかけたところで、やっと昨夜のコトを思い出して足を止めた。それでもさっきのコトが夢だか現実だか分かんなくて、慌ててこの部屋に唯一ある洗面台の鏡を凝視するけど・・・こんな強張った硬い表情してる自分なんて見たコトないから、これが今までと変わらない自分だって確信が持てない。ボクは本当に、“ボクの身体”を使ってる?
「これ・・・ボクの顔だよね?」
昨日ゼロが出て行ってから、何度も後を追おうとしたんだ。純粋に心配だったし、言いたいコトもいっぱいあったから。
だけどその度に、懇願するみたいだったあの声がボクの足を縫い付けた。それにあのまま追いかけて、もしゼロに、今度はハッキリ嫌だって拒絶されちゃったら・・・
「でも・・・行かなくちゃ」
すっごく怖い夢は見たけど、一応寝たからかメモリは整理されてるみたい。話を聞いた時は言葉も出せないくらいグチャグチャだった頭の中も片付いて、錆びついてた思考回路も今はちゃんと動いてる。だから、これからしなくちゃいけないコトを考えた。
まずは、ボクに嫌われるなんて有り得ないコトに泣くほど怯えてた、バカなゼロのところへ行く。それから、ボクの気持ちをもう一度、キチンと全部伝える。・・・その先のコトは、今は分からないけれど。
気合を入れるために冷たい水で顔を洗うと、ザッと髪を掻き上げて、博士の研究室へ向かった。
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この頃のイチはもう、現実の反芻ではない人間みたいな夢をみたりします。(ボカロは起動初期、記録の整理のためスリープ中にも夢は見ません)
っていうか、自分と全く同じ姿だったら身体入れ替えられてても分かんないですよね、きっと・・・。
続き
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