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今年も残すところあと1日ですね。はっや!!
この冬は休みを沢山取って、家の事とか色々とやるつもりだったのに、腰痛のせいで予定が狂いまくりましたよ・・・健康大事、マジで!
さて、今日もイチゼロです。
小説は続き~からどうぞ。
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《キミの印・2 》
「うーん・・・それは何とも言い難いなぁ。だが、イチがそこまで気にしているとは思わなかった。お前いっつもゼロに纏わりついてるじゃないか」
確かに博士の言う通り、ゼロを見かければ後ろから飛びついたり手を握ったり、時々は軽いキスだって平気でしてた。隣にゼロがいるだけで楽しくて嬉しくて、それ以外なんにも考えてなかったから。
「そう、だったんだけど・・・」
ついこの間のコト。
いつもみたいに並んで寝る前、ボクを見下ろしておやすみを言ったゼロの目に、窓から差し込んだ月の光が反射して小さく光ると
『欲しいな・・』
たったそれだけのコトだったのに突然、ゼロの身体の隅から隅まで全部をボクのものにしたくなったんだ。
“身体に触れる”っていう行為の持つ、今まで思っていたのと違う意味や自分の欲を思い知ったあの瞬間、今までの接触さえゼロに怖い思いをさせてたんじゃないかってコトに気付いて・・・
「なんだ、その・・・人間同士でもスムーズには行かない問題だし、とにかく二人でじっくり話し合え。まぁ、あの事件が影響しないと断言は出来ないが、少なくともゼロがお前を怖がっている様子は窺えないから、その点は安心してもいいんじゃないか?」
あの時からゼロに触れられないボクがあんまりションボリしたせいか、博士はそうフォローしながら頭を撫でてくれる。
「・・・本当?」
「ああ。ただし、くれぐれも無理強いはするなよ」
「そんなの当たり前!じゃあボク帰るね。ありがと、博士」
結局答えは出なかったけど、今ならまた、前みたいにゼロに触れるくらいのコトは出来る気がする。っていうか、すっごく触れたい!
博士の言葉に気分が浮いてきて、その勢いのまま研究室を出ようとすると
「イチ」
「ん、なに?」
「ゼロに誰より近いのはお前だ。ゼロの事・・・ちゃんと分かってやるんだぞ」
「・・?うん」
どういうコトだろ?ゼロのコト、ちゃんと分かってるよ?だって、ボクと“同じ”だもん。
よく分からない言葉に首を傾げながら、それでも頷いて見せれば、博士は何故か困ったような顔をしてボクを見ていた。
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「ゼーロっ!」
部屋に戻ると、見慣れた背中がドアの向こうに消えるところだった。久々にそこへしがみつくと、ビクッと大きく腕の中の身体が跳ねるから慌てて手を離す。
「ご、ゴメンね!怖かった!?」
僕を連れて閉まったドアを背に、もう触らないよって意思表示で両手を顔のところまで上げて言えば、振り返ったゼロはいつもの無表情のまま首を傾げ
「こわい・・?いえ、突然でしたので驚いただけです。イチこそどうしたのです?そのように慌てて離れるなんて」
「えっ、あ、別に何でも・・・ビックリさせちゃって、ゴメン」
「いいえ、気になさらないで下さい」
「はぁい」
良かった、怖がっても怒ってもいないみたい。安心して手を下ろすと、そんなボクの様子を眺めていたゼロは
「ですが、貴方があのようにじゃれてくるのも、何だか久し振りですね」
「・・・嫌だった?」
ゼロ、ボクが触れなくなったコトに気づいてたんだ。触れられなくて良かったのに・・・なんて思われてたらどうしよう。
「嫌だなんて、思う訳がないでしょう」
自分で考えて自分で落ち込んでると、優しい声がかかる。
顔を上げれば向かいにあるのは、さっきまでの無表情からは想像もつかない、控えめだけど花がほころぶような柔らかい笑みだった。
「イチが触れて下さると、何故か身体が温かくなってとても気持ちが良いのです。・・・人前では少々恥ずかしいですが、二人だけの時でしたら貴方の好きに触れて下さって構いませんよ」
ああ、ダメだよゼロ。そんなコト簡単に言っちゃ・・・
「本当に?」
「ええ、勿論」
頷く身体を、そっと背後のベッドに倒す。
マットレスに受け止められながら、珍しくキョトンと青い目を丸くしたゼロの唇に、ボクは自分の唇を重ねた。
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良い雰囲気になってきた・・・?
次はあまり間が開かないようにうpしたいです。
続き
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