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こんばんは。
今日から2.5話(笑)です。
物凄い投げ槍なタイトルで申し訳ない・・・。タイトル決めるの苦手なんですよねぇ。
あともう一つの悩みが、小説内の時間が現実より半年ほど遅れている事。これから夏とか・・・。
始めた時期が悪かったけど、今から修正きかないのでこのまま行きます。
皆さん、今は梅雨時って事で!!
小説は続き~からどうぞ。
今日から2.5話(笑)です。
物凄い投げ槍なタイトルで申し訳ない・・・。タイトル決めるの苦手なんですよねぇ。
あともう一つの悩みが、小説内の時間が現実より半年ほど遅れている事。これから夏とか・・・。
始めた時期が悪かったけど、今から修正きかないのでこのまま行きます。
皆さん、今は梅雨時って事で!!
小説は続き~からどうぞ。
**************
《続、マスターのお悩み・1 》
先日気象庁から梅雨入りが宣言され、湿気の多い鬱陶しい天気が続いている。そして俺の心はその空模様以上にジメジメ・・・というか、悶々というか・・・とにかく、天候同様すっきりしない日々が続いていた。
「お帰りなさい、マスター!」
車による水溜りの跳ね上げや雨での視界不良など、自転車では危険が多いので最近は専ら電車通勤の俺を、いつものようにカイトが両手を広げて出迎える。
「ただいま、カイト。・・・ってほら、俺濡れてるから」
「えー・・・」
そのまま飛びついてきそうな勢いのカイトを制し、代わりに少し湿った手で青い頭を撫でてやると、不満そうな声を上げながらも素直にそれを受け入れ
「今、タオル取ってきますから」
パタパタとスリッパを鳴らして家の奥に引っ込んでいく。その後ろ姿を見て、一つ溜息。
綿貫とミクちゃんが来たあの日から2週間が経過した。自分の感情を自覚した俺だが、だからと言ってその後特に進展があった訳ではない。これが普通の女の子なら、口説いて付き合って・・・という過程がある訳だが、家族だと思っていた奴相手じゃ、どうすりゃいいんだよ。それにカイトは俺と同じ(一応)男だぞ。俺はともかくあいつの事を考えたら、先に進めて良いのか?
「お待たせしました!」
最近日干し出来ず乾燥機頼りのタオルだが、カイトが何だかの裏ワザを使っているらしく、柔らかくて良い匂いがした。
「ありがとう。本当、鬱陶しい雨だな」
「そうですねぇ。今日はちょっと寒いからシチューです」
「ああ、何か良い匂いする」
「マスター海老が好きだから、シーフードにしてみました」
うん、それは楽しみだ。雨に湿ったスーツを脱ぐと、カイトが甲斐甲斐しく受け取って乾しに行く。本当、良く出来たボーカロイドだよ、お前は。
あ
「今日もね、ミクが来たんです」
ほかほかと湯気を立てるシチューを前に、カイトが嬉しそうに言った。
兄妹登録以降すっかり仲良しな二人は、俺達マスターが仕事で居ない昼間、ちょくちょく会っているらしい。ちなみに、俺も綿貫もちゃんと許可を出している。
「今日は何したんだ?」
「お料理です。ミクのお家も今日はシチューですよ」
「一緒に作ったのか」
「はい。ミクもずいぶん上手になりました」
ミクちゃんはカイトと違い、ボーカロイドとしての機能しか搭載していない。
まぁ家事機能が無くても技術的に出来ない訳ではなく、言わば普通の人間と同じ状態なのだが。綿貫も料理をする方では無かった為、結果的にミクちゃんの腕前は小学生レベルだったそうだ。簡単に言えば、単純に『切る』『焼く』『煮る』程度の事のみ。
そんなミクちゃんが初めて一人で家に遊びに来た日、カイトがおやつに出してやった葱焼きがいたくお気に召したらしい(やっぱり葱好きだったんだ)。自分の“兄”が家事を得意とする事を知ったミクちゃんはそれ以降、よく家に家事修行に来ている。
「ミクのマスターさん、喜んでくれると良いんですけど」
「それに関しては心配要らないだろ」
こないだ、偶然仕事帰りに駅で一緒になった綿貫に、鬱陶しく散々惚気られた。
『聞いてよコッカ。ミクがカレー作ってくれたんだ!ミクねぇ、前からずっとお嫁さんらしい事したいって言ってたんだけど、おれもそういうのあんまり得意じゃないから教えてあげられなくて。昨日帰ったらピンクのエプロンして、“お兄ちゃんに教えてもらったの、マスターに一番に食べてほしかったんだ”って。もう、すっごい嬉しくてさー。すっごい可愛がっちゃった。本当、うちのミクは世界一可愛い!・・・あ、カイト君にもお礼言っといて』
口を挟む間もなく一気に捲し立てられ、元はと言えばこいつのせいで悩める日々を過ごしてるっつーのに・・・と思ったら非常にムカついた俺は、取り敢えず綿貫を一発叩いておいたんだが、まぁそれはカイトに言わなくても良いだろう。
***************
マスター、更に悩む・編。
今度こそ、「×」が付けられるようになる・・・はずです。
続き
《続、マスターのお悩み・1 》
先日気象庁から梅雨入りが宣言され、湿気の多い鬱陶しい天気が続いている。そして俺の心はその空模様以上にジメジメ・・・というか、悶々というか・・・とにかく、天候同様すっきりしない日々が続いていた。
「お帰りなさい、マスター!」
車による水溜りの跳ね上げや雨での視界不良など、自転車では危険が多いので最近は専ら電車通勤の俺を、いつものようにカイトが両手を広げて出迎える。
「ただいま、カイト。・・・ってほら、俺濡れてるから」
「えー・・・」
そのまま飛びついてきそうな勢いのカイトを制し、代わりに少し湿った手で青い頭を撫でてやると、不満そうな声を上げながらも素直にそれを受け入れ
「今、タオル取ってきますから」
パタパタとスリッパを鳴らして家の奥に引っ込んでいく。その後ろ姿を見て、一つ溜息。
綿貫とミクちゃんが来たあの日から2週間が経過した。自分の感情を自覚した俺だが、だからと言ってその後特に進展があった訳ではない。これが普通の女の子なら、口説いて付き合って・・・という過程がある訳だが、家族だと思っていた奴相手じゃ、どうすりゃいいんだよ。それにカイトは俺と同じ(一応)男だぞ。俺はともかくあいつの事を考えたら、先に進めて良いのか?
「お待たせしました!」
最近日干し出来ず乾燥機頼りのタオルだが、カイトが何だかの裏ワザを使っているらしく、柔らかくて良い匂いがした。
「ありがとう。本当、鬱陶しい雨だな」
「そうですねぇ。今日はちょっと寒いからシチューです」
「ああ、何か良い匂いする」
「マスター海老が好きだから、シーフードにしてみました」
うん、それは楽しみだ。雨に湿ったスーツを脱ぐと、カイトが甲斐甲斐しく受け取って乾しに行く。本当、良く出来たボーカロイドだよ、お前は。
「今日もね、ミクが来たんです」
ほかほかと湯気を立てるシチューを前に、カイトが嬉しそうに言った。
兄妹登録以降すっかり仲良しな二人は、俺達マスターが仕事で居ない昼間、ちょくちょく会っているらしい。ちなみに、俺も綿貫もちゃんと許可を出している。
「今日は何したんだ?」
「お料理です。ミクのお家も今日はシチューですよ」
「一緒に作ったのか」
「はい。ミクもずいぶん上手になりました」
ミクちゃんはカイトと違い、ボーカロイドとしての機能しか搭載していない。
まぁ家事機能が無くても技術的に出来ない訳ではなく、言わば普通の人間と同じ状態なのだが。綿貫も料理をする方では無かった為、結果的にミクちゃんの腕前は小学生レベルだったそうだ。簡単に言えば、単純に『切る』『焼く』『煮る』程度の事のみ。
そんなミクちゃんが初めて一人で家に遊びに来た日、カイトがおやつに出してやった葱焼きがいたくお気に召したらしい(やっぱり葱好きだったんだ)。自分の“兄”が家事を得意とする事を知ったミクちゃんはそれ以降、よく家に家事修行に来ている。
「ミクのマスターさん、喜んでくれると良いんですけど」
「それに関しては心配要らないだろ」
こないだ、偶然仕事帰りに駅で一緒になった綿貫に、鬱陶しく散々惚気られた。
『聞いてよコッカ。ミクがカレー作ってくれたんだ!ミクねぇ、前からずっとお嫁さんらしい事したいって言ってたんだけど、おれもそういうのあんまり得意じゃないから教えてあげられなくて。昨日帰ったらピンクのエプロンして、“お兄ちゃんに教えてもらったの、マスターに一番に食べてほしかったんだ”って。もう、すっごい嬉しくてさー。すっごい可愛がっちゃった。本当、うちのミクは世界一可愛い!・・・あ、カイト君にもお礼言っといて』
口を挟む間もなく一気に捲し立てられ、元はと言えばこいつのせいで悩める日々を過ごしてるっつーのに・・・と思ったら非常にムカついた俺は、取り敢えず綿貫を一発叩いておいたんだが、まぁそれはカイトに言わなくても良いだろう。
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マスター、更に悩む・編。
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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