忍者ブログ
「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
[501]  [500]  [499]  [498]  [497]  [496]  [495]  [494]  [493]  [492]  [491
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんは。ここんとこ、すっごい寒いですね・・・今の職場、席がめっちゃ寒い(((((´゚ω゚`))))))
ほぼ四方を棚に囲まれてるのに、出入り口の斜め前だった前の職場より寒いって、おかしくね?と日々思っております。膝かけで凌ぐのもそろそろ限界だぜ!?

さて、今日は先日のクロスオーバーの後日(という程でもないw)談、千代家編です。北上家も今後ありますよ~


小説は続きからどうぞ。


***************

《マスターとカイトの新しい友達》


「今日、カイトに会ったんですよ!」

 夕飯の後。いつものようにソファで寛いでいると、カイトが俺の腿に手を掛けて乗り上げるようにしながら、ニコニコと訳の分からない事を言う。カイトはお前だろ?
 そんな気持ちが顔に出たのか、ハッと気付いたような表情になってブルブルと首を振り

「あっ!えと、違くて。前に映画館で会ったことある、あのカイトです」
「ああ、そういう事か。・・・そういや俺も前に、あのマスターに会ったんだっけ」
「そうなんですか?」

 外見も目立つが、中身も中々に印象深い奴だった。ただ、その帰り道でツチノコ(だと俺は思っている)を目撃してしまい、そっちに気をとられていたので会った事はカイトに伝え忘れていたんだが。

「ああ。見た目と違って、結構情熱的だったな。っつか『助けてもらった』って、どうしたんだ?」
「今日、マスターに教えてもらったお店を探しに行ったんですけど、聞いた場所にお店が無くて」

 リンちゃんがカラータピオカを食べてみたいとか言ったらしく、カイトにどこで売っているのか訊かれたんで、ショッピングモールの中の輸入食品店ならあるんじゃないのか、と答えたんだが・・・

「悪い。潰れてたのか?」

 ああいう場所は、店舗の入れ替わりが割と激しいから、もう無くなっていたんだろうか。無駄足にさせてしまったと謝ると、カイトは再び首を振り

「潰れてないです!お引っ越ししてたみたいで、あのカイトが新しい場所まで連れて行ってくれたんですよ。お礼にアイス買って、一緒に食べました」
「へぇ、ちゃんとお礼出来たのか」

 他人に何かしてもらったら、謝意を示すのは礼儀の基本。アイスというのが〈カイト〉らしいなと思いながら青い頭を撫でてやると、カイトははにかんで

「えへへ・・・あんまりよそのカイトと話すことないから、すごく楽しかったです。また会ったら、お話してくれるって!」

 嬉しそうにそう報告する。どうやら新しい友達が出来て、少々浮かれているようだ。考えたらカイトには弟妹はいるが、友達は初めてじゃないか?(幼稚園によく出没するアイツは除外だ。カイト本人も友達とは言っていないし、何より俺が気に入らない)

「そっか、良かったな。っつか〈カイト〉同士ってどんな話するんだ?」

 お互いボカロだし、やっぱり歌の話とかするんだろうか?

「えと・・・今日したのは、好きなアイスとか」
「ははっ!あの〈カイト〉はお前より大人っぽく見えたけど、やっぱり根っこは同じなんだなぁ」

 男性型(一応)のボカロなのに、二人でアイスの話って・・・どんだけ好きなんだよ。
 思わず笑ってしまうと、カイトは拗ねたように唇を尖らせ

「マスターの話もしましたよ!向こうのマスターさん、凄く優しいって言ってました」
「あー・・・そんな感じだったなぁ」

 あの顔でも分かるほど、自分のカイトにかなりメロメロっぽかったし。っつかあいつは絶対、表情で人生の8割を損してきてるだろう。他人事ながら勿体ない。

「それに・・・」

 言いかけたカイトが急に口ごもり、何故か頬を赤くする。

「それに、どうした?」
「マスターと違って・・・イジワルしないって、言ってました」
「そりゃ聞き捨てならないな。俺がいつお前に意地悪なんてしたよ?」

 自分で言うのも何だが、あいつに劣らずカイトには甘い自覚と自信があるぞ?
 そう思って重ねて訊けば、赤い顔がこっちを向き、聞きづらい小さな声で

「だってマスター、・・・夜、たまにイジワルします」
「夜?・・・あー」

 一瞬なんの事かと思ったが、要はアレだ。ベッドの上での戯れを言っているらしい。

「・・・そりゃ、俺じゃなくてカイトのせいだろ」
「ふぇ!?なんで?オレ、何か悪いことしてますか?」

 さっきまでのふくれっ面から一転。オロオロと慌てた様子で問い質してくるカイトの頬を指でつつき

「お前が、そーいう可愛い顔してっから。もっと見たくなるんだよ」
「かっ!?…もう、オレ男性型なんですよ?可愛くなんかないですってば!」

 説得力の全く無い、真っ赤な可愛い顔のあちこちに唇を落とした。

*************


相変わらず安定のいちゃいちゃ千代家でしたww

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

よろしければ一押し。

*12/6*
お礼1つ追加,1つ倉庫

カウンター
プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
 ☆→@にして下さい。

メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
リンクについて

同人系サイト様に限りリンクフリーです。
バナーは剥がしてお持ちください。
ご連絡は不要ですが、頂けると小躍りして喜びます。

 ちっちゃいの



 大きいの

最新記事
ブログ内検索
最新コメント
[07/31 南浪]
[07/30 らんこ]
[05/25 南浪]
[05/25 あづさ柾]
[02/05 南浪]
バーコード
P R
Copyright © じむじむ小屋 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]