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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんにちは。

気付けば今年もあと1月半しか無いんですね。こっわ!怖いわ~、こないだ年が明けたと思ったのにもう年末とか、何なの本当。そして、サイトの4周年が地味に過ぎていました(11月3日)ww 毎年忘れてしまいます。
何年経っても進歩の無いサイトですが、よろしければこれからもお付き合いくださいませm(_ _)m


さて、今日でクロスオーバー話はおしまいです。本当に、お喋りするだけのまったり話になってしまいましたが、まぁどっちの家も今更波乱とか要らないでしょ?(笑)


小説は続き~からどうぞ。


********************

《貴方の微笑みは薔薇色の鎖・35 》


 甘さ控えめの抹茶アイスを口に運びながら言えば、向かいの顔がホワリと赤くなって

「えへへ・・・ありがとう」

 照れくさそうに、ピンク色のプラスチックスプーンを銜えた口元をムニムニさせながら返してきた。“弟”って、こんな感じかなぁ?なんだか凄く可愛がってあげたくなる、この子。
 微笑ましくその様子を眺めていれば、ふとこっちを見て真顔になった彼は

「ねぇ・・・あのマスターさん、本当に怖くない?」
「僕のマスター?ふふっ、見た目はあんな感じだから怖く見えるだろうけど、全然そんな事ないよ」
「そうなの?オレ、マスターより背の高い人って初めて見たし、なんか顔も声も怒ってるみたいだったから、あの時ちょっと怖かったんだ」
「うーん。表情が硬いし、地声が低い人だからね。別に怒ってた訳じゃないんだよ、本当に」

 っていうか、とても優しくて包容力はあるし、背も高いし、顔の作りも整ってる。あれで愛想が良かったら、きっとすっごくモテるんだろうな、マスター。・・・こんな事言うのは何だけど、“嫁”としては今のままで十分かも。

「そっかぁ・・・あっ。オレのマスターも、黙ってると怖いって言われるって、前に言ってた」

 ようやく納得してくれたのか、クスクス笑いながらそんな事を教えてくれる。

「君のマスターさんは、怖くない?優しい?」
「うん、優しい。オレのこと、すっごく大事にしてくれる」

 まぁ、彼を見れば想像は易しい質問だったけど。
 僕の問いにニッコリと、満面の笑みを浮かべてそう答えた彼は、でも次の瞬間ちょっとだけ怒ったような、少し恥ずかしそうな表情を浮かべて

「でも、夜はちょっとだけイジワルなこと言ったり、したりする時もあるよ」
「夜?」

 顔を寄せて小さな声で言われた言葉に首を傾げる。何だろう、仕事が終わるとストレス解消に苛めてるんだろうか?そんな事をするような人には見えなかったけど・・・

「うん。マスターと抱き合って・・・えと、セックス?する時」
「・・・っ、セッ!?」

 思いもよらなかった、こんな子の口から出そうにない単語に思わず言葉を詰まらせると、彼はコトンと首を傾げてから少し気まずそうに

「・・・あれ、もしかしてシてない?」
「・・・してる」

 突然始まった、明らかに場に合ってない話に顔が熱くなってくる。残り少ない抹茶アイスを、救いを求めるみたいに口に運べばその冷たさにほんの少しだけ落ち着きが戻ってくるけど、根本的な解決になってないよね、これ。

「良かった。てっきりウチと同じなんだと思ってたのに、してなかったらどうしようかって焦っちゃった。変なこと言ってゴメンね。いつもはこんなこと話さないんだけど、よそのお家はどうなのかなって思ったら気になっちゃって」
「う・・・いいけど。ちなみに言うけど、僕のマスターは別に意地の悪い事はしないよ」

 確かに意地の悪い事はしない。ただ、質問と言う名の言葉攻めとか、身体を解すのに丁寧過ぎてひどく焦らされたりは・・・まぁ、本人は全く悪意が無いんだから、あれはノーカウントでいいよね。マスターと僕の名誉のためにも。

「オレのマスターも、本当にオレが嫌な事は絶対しないんだ。ちょっとふざけるだけ。・・・オレね、気持ちいいし、マスターのこと一人占めしてるみたいで、するの好き」
「一人占め、かぁ・・・」

 そんなふうに考えた事なかったけど、お互いの事しか考えない行為なんだから、その間は確実にマスターを僕の一人占めに出来てるんだ。

「うん、それに、マスターのこと一番近く感じられる」
「それは確かにね」

 あれ以上近くなんて、もう互いの身体が本当に溶けて混ざり合う事くらいしかないんじゃないかな?・・・このアイスみたいに。

「アイス、食べ終わっちゃった」

 溶けたほんの少しを残して空になったお互いのカップを見て、彼が呟く。それを合図に立ちあがると

「ご馳走様。ここのアイス食べたの久し振りなんだ。美味しかった」
「こっちこそ、今日はありがとう。ねぇ、また今度会ったら、お話してくれる?」

 小さく袖を引かれて、思わず笑みが浮かぶ。本当に可愛いな、この子は。

「もちろん。じゃあ、“また”ね」
「うん!またね!!」

 ・・・今日は思いきって自分から、マスターを一人占めさせてもらおうか?

 さっきの言葉を思い出しながら、大きく手を振って嬉しそうに笑う姿に手を振り返して、まずは新しく出来た“友達”の話をするために、僕も家へと歩き出した。

*************

という訳でクロスオーバーなお話はお終いです。
千代家と北上家は同じ市内の、駅を挟んで反対方向に同じくらい離れた場所にあります。(北上家は、ミクの家の方が近い)
駅の方に出れば、また会うかもしれませんねww

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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
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かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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