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こんにちは。
今日は寒いですねー。一日コタツ虫です。
午前中はニコ巡りしてたんですが・・・KAITO(というかKAIKO)でメルトがあって笑い・・・いえいえ。普通に上手かったと思います。
うちのカイトも歌いたいと言っていましたが、ありゃマスターには教えられないよ。諦めろ・・・(笑)
小説は続き~からどうぞ。
今日は寒いですねー。一日コタツ虫です。
午前中はニコ巡りしてたんですが・・・KAITO(というかKAIKO)でメルトがあって笑い・・・いえいえ。普通に上手かったと思います。
うちのカイトも歌いたいと言っていましたが、ありゃマスターには教えられないよ。諦めろ・・・(笑)
小説は続き~からどうぞ。
***************
《マスターのお悩み・9 》
そもそも、ロイドとはいえ成人男性に可愛いって感覚を抱く事が既におかしかったんだ。薄々感じていた事実をそれでも認めなかったのは、カイトが男性型だという事と、“家族”として迎えたという事。
時代は変わり、最近は同性愛もそんな特異な事ではない。好きなら何でも良いんじゃないか、という風潮だ。
俺もそう思うが、それでも今まで男を好きになった事はなかった。付き合ったのも全て女性。実際に自分が男(厳密に言うと男性“型”なんだが)を好きになるという現実が受け入れ難かったのが一つ。
そして、カイトを“家族”として迎えた事。具体的にどのポジションと決めていた訳ではないが、“家族”を恋愛感情で好きになるのはまずいんじゃないかという思いが、カイトへの気持ちを考える俺の中でずっと引っ掛かっていた。
「けど、もう無理だ・・・」
感情が、誤魔化しきれない。男性型だろうがボーカロイドだろうが、誰よりもカイトが愛しくて、優しくしてやりたいし可愛がりたい。だけど、俺以外を見るあいつを憎らしくも思う。これが恋愛感情でなくて何だって言うんだ。
今まで散々悩んだ癖に、認めてしまえば案外すっきりした。大体、俺があいつを好きだって事以外、今までと変わるところも無いし。まぁオリジナル曲は無理でも、パソコンでのデータの直し方くらい、習ってみようかと思うようにはなったが。
「・・・って、こんな時間かよ!?」
気がつけば、時計の針が驚くほど進んでいた。仕事以外でカイトをこんなに放っておいたのは初めてじゃないか?まずい!絶対なんか誤解してそうだ・・・
階下へ降りようと慌ててドアを開けると、“ゴツッ!”という鈍い音と、重い手応え。
「・・?ぅわっ、カイト!大丈夫か!?」
「はうぅ・・」
見事にドアが直撃した顔を押さえ、廊下にカイトがしゃがみこんでいる。かなり勢い良くぶつかったので、絶対痛かった筈だ。
「ちょ、おい、手ぇどけて見せてみろ!どこぶつけた!?」
「っ、やです!大丈夫だから・・・」
「あんな音して大丈夫な訳あるか!ほら!!」
細い手首を掴んで強引に手をどけると、赤くなった額と鼻先。そして・・・
「お前・・・ずっと、泣いてたのか?」
涙でべたべたに濡れた顔。思わず手首を掴んでいた力が抜けると、またパッと顔を隠して
「ちがっ、違いますっ。今です!今、痛かったからです!!」
「あー、今のもごめんな、俺が急にドア開けたから。痛かったよなぁ」
「ぇ、あ、その・・やっぱり、違います!ドアのせいじゃなくて、その・・・」
俯いた頭を撫でて謝ると、慌てて顔を上げたカイトが涙の言い訳を探す。・・・でも、何にしても全部俺のせいだもんなぁ。
「えと、本当に違うんです。マスターのせいじゃなくて、オレが・・・下で待つように言われたのに、待てなくて・・・。マスター、オレ、オリジナルの歌じゃなくていいんです。ミクの歌も歌えなくていいです。調整も今までと同じがいいです!だからごめんなさい、ごめんなさ・・・!」
俺に縋り、言わなくて良い謝罪の言葉を必死に紡ぐ震えた声を聞きたくなくて。俺は濡れた頬に手を添えると、思わずその口を塞いだ。
「・・・ます・・た・・?」
数秒にも満たない、ほんの僅かな重なり。離れたそれを確かめるように唇に触れ、目をまんまるにしたカイトが、音にもならないような小さな囁きを零す。
「・・・・・カイト!」
「ゎあっ、はい!!」
「さっきは、変な事言って不安にさせて悪かった」
「あ、あの、マスター、もう怒ってませんか?オレが何かいけない事したなら、すぐ直しますから言って下さい!」
「お前は何も悪い事なんかしてないし、俺も怒ってた訳じゃないよ。あー・・・俺の、気持ちの問題だ。ごめん、また泣かせちゃったな」
他に何もないので服の袖でカイトの顔を軽く拭って、ついでにぶつけて赤くなってしまった額をそっと撫でると、カイトはブンブンと首を横に振り
「マスターが怒ってないなら、良いんです!あの、これから晩ご飯の用意しますね」
「あー、いいよ。これから作るの大変だろ、どっか食いに行こう」
「じゃ、支度してきます!」
パタパタとスリッパの音も軽く下に降りていくカイトの背を見送り、俺はそのままドアに背を凭れて座り込む。
「やばい・・・どうしよう」
ぐしゃぐしゃに髪を掻き回し、それでも足りずに頭を抱えて呟いた。今頃になって、身体中の血が好き勝手な方向に動き出す。
「あんな、柔らかくなくても良いだろうが・・・!」
触れた唇に残る、涙味のその感触がなかなか消えなくて、俺は真っ赤な顔から火照りが引くまでそこから動けなかった。
***************
これでマスカイに・・・なってねぇ!棒が足りませんよー。これじゃマス→カイだよー!
という訳で、このまま第3話(章)に続きます。すいません、本当・・・。
目次に戻る
そもそも、ロイドとはいえ成人男性に可愛いって感覚を抱く事が既におかしかったんだ。薄々感じていた事実をそれでも認めなかったのは、カイトが男性型だという事と、“家族”として迎えたという事。
時代は変わり、最近は同性愛もそんな特異な事ではない。好きなら何でも良いんじゃないか、という風潮だ。
俺もそう思うが、それでも今まで男を好きになった事はなかった。付き合ったのも全て女性。実際に自分が男(厳密に言うと男性“型”なんだが)を好きになるという現実が受け入れ難かったのが一つ。
そして、カイトを“家族”として迎えた事。具体的にどのポジションと決めていた訳ではないが、“家族”を恋愛感情で好きになるのはまずいんじゃないかという思いが、カイトへの気持ちを考える俺の中でずっと引っ掛かっていた。
「けど、もう無理だ・・・」
感情が、誤魔化しきれない。男性型だろうがボーカロイドだろうが、誰よりもカイトが愛しくて、優しくしてやりたいし可愛がりたい。だけど、俺以外を見るあいつを憎らしくも思う。これが恋愛感情でなくて何だって言うんだ。
今まで散々悩んだ癖に、認めてしまえば案外すっきりした。大体、俺があいつを好きだって事以外、今までと変わるところも無いし。まぁオリジナル曲は無理でも、パソコンでのデータの直し方くらい、習ってみようかと思うようにはなったが。
「・・・って、こんな時間かよ!?」
気がつけば、時計の針が驚くほど進んでいた。仕事以外でカイトをこんなに放っておいたのは初めてじゃないか?まずい!絶対なんか誤解してそうだ・・・
階下へ降りようと慌ててドアを開けると、“ゴツッ!”という鈍い音と、重い手応え。
「・・?ぅわっ、カイト!大丈夫か!?」
「はうぅ・・」
見事にドアが直撃した顔を押さえ、廊下にカイトがしゃがみこんでいる。かなり勢い良くぶつかったので、絶対痛かった筈だ。
「ちょ、おい、手ぇどけて見せてみろ!どこぶつけた!?」
「っ、やです!大丈夫だから・・・」
「あんな音して大丈夫な訳あるか!ほら!!」
細い手首を掴んで強引に手をどけると、赤くなった額と鼻先。そして・・・
「お前・・・ずっと、泣いてたのか?」
涙でべたべたに濡れた顔。思わず手首を掴んでいた力が抜けると、またパッと顔を隠して
「ちがっ、違いますっ。今です!今、痛かったからです!!」
「あー、今のもごめんな、俺が急にドア開けたから。痛かったよなぁ」
「ぇ、あ、その・・やっぱり、違います!ドアのせいじゃなくて、その・・・」
俯いた頭を撫でて謝ると、慌てて顔を上げたカイトが涙の言い訳を探す。・・・でも、何にしても全部俺のせいだもんなぁ。
「えと、本当に違うんです。マスターのせいじゃなくて、オレが・・・下で待つように言われたのに、待てなくて・・・。マスター、オレ、オリジナルの歌じゃなくていいんです。ミクの歌も歌えなくていいです。調整も今までと同じがいいです!だからごめんなさい、ごめんなさ・・・!」
俺に縋り、言わなくて良い謝罪の言葉を必死に紡ぐ震えた声を聞きたくなくて。俺は濡れた頬に手を添えると、思わずその口を塞いだ。
「・・・ます・・た・・?」
数秒にも満たない、ほんの僅かな重なり。離れたそれを確かめるように唇に触れ、目をまんまるにしたカイトが、音にもならないような小さな囁きを零す。
「・・・・・カイト!」
「ゎあっ、はい!!」
「さっきは、変な事言って不安にさせて悪かった」
「あ、あの、マスター、もう怒ってませんか?オレが何かいけない事したなら、すぐ直しますから言って下さい!」
「お前は何も悪い事なんかしてないし、俺も怒ってた訳じゃないよ。あー・・・俺の、気持ちの問題だ。ごめん、また泣かせちゃったな」
他に何もないので服の袖でカイトの顔を軽く拭って、ついでにぶつけて赤くなってしまった額をそっと撫でると、カイトはブンブンと首を横に振り
「マスターが怒ってないなら、良いんです!あの、これから晩ご飯の用意しますね」
「あー、いいよ。これから作るの大変だろ、どっか食いに行こう」
「じゃ、支度してきます!」
パタパタとスリッパの音も軽く下に降りていくカイトの背を見送り、俺はそのままドアに背を凭れて座り込む。
「やばい・・・どうしよう」
ぐしゃぐしゃに髪を掻き回し、それでも足りずに頭を抱えて呟いた。今頃になって、身体中の血が好き勝手な方向に動き出す。
「あんな、柔らかくなくても良いだろうが・・・!」
触れた唇に残る、涙味のその感触がなかなか消えなくて、俺は真っ赤な顔から火照りが引くまでそこから動けなかった。
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という訳で、このまま第3話(章)に続きます。すいません、本当・・・。
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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