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最近PC使っている時、キーボードと身体の間の隙間に さつき が侵入してきて腕に頭を載せて寝ます。可愛いし暖かいんだけど・・・腕が痺れるww
さて、今日は昨日の予告通り、北上家の話です。短めの話なので、サラっと読んで頂けると幸いです。
小説は続き~からどうぞ。
《あなたの微笑みは薔薇色の鎖・23 》
「ええ、はい。総一郎さんは・・・そうなんです。はい、じゃあ失礼します」
「爺さんあての電話?」
「ひぇっ!?」
受話器を下ろすと、いつの間にか後ろにいたマスターに声を掛けられてびっくりした。こんなに大きい人なのに、どうして足音一つしないんだろう、本当。
「あっ、えと、はい。でもセールスっぽかったんで、もう掛かってこないと思います」
この家はもうマスターの名義になっているけれど、元々電話の多い家じゃない事もあって電話番号は変えてない。だから今も時々こうやって、お爺ちゃん宛の電話もかかってくるんだ。
「・・・名前」
「へ?」
「爺さんの事、名前で呼んでたのか?」
「うーん・・・たまに、です。“お爺ちゃん”って呼ぶのがあまりそぐわない時にだけ呼んでました」
ボーカロイドが主を名前で呼ぶのって、やっぱりおかしかったのかな?何故かマスターが物言いたげに、じっと僕の顔を見つめてくる。
「あの、何か変でしたか?」
「俺の事は、名前で呼ばないのか?」
「マスターを?良いんですか?」
「ん」
そう言えば、マスターを名前で呼んだ事って無かったっけ。ええと・・・
「北上さん」
「違う」
あっ、即座に返された。いや、分かってるんだけど急に下の名前っていうのは呼びづらいよね。マスターがここへ来たばかりの頃に、僕の名前を呼ぶ練習をしてたって言ってたのも、ちょっと納得かも。
「あの、ええと・・・すおう、さん?」
「ん」
今度は満足そうに頷いてくれるマスター。でも言い慣れない名前を呼ぶのって、何か擽ったいっていうか、変な感じがする。
「どうした?」
「何です?」
「顔が、すごく赤い」
言われて慌てて手を当てると、押さえた頬が熱いし何だか動悸も激しい。なんで?だって、ただ名前を呼んだだけだよ?
「カイト」
「・・・はい?」
「もう一回」
「えぇっ!?」
ちょっ!何でこういう時にだけ積極的なんですか!?しかも、ただでさえ低くて良い声なのに、耳元で囁かないで下さい!!
珍しくちょっと楽しそうなのは良いけど、もしかしてこれって、からかわれてる?・・・何か悔しい!
「蘇芳さん、蘇芳さん、蘇芳さん!」
「何だ?カイト」
僕の事を初めて呼んでくれた時みたいに照れさせようと連呼してみても、むしろちょっと嬉しそうだし。ううっ、僕だけ恥ずかしい・・・
「・・・あの、その・・・努力はしますから。マスターをお名前で呼ぶの、もうちょっと待っててもらっても良いですか?」
僕も、練習しますから。
見上げて訊くと、微かに声を零す程楽しそうに表情を崩したマスターは、いつもの一声で頷いて僕の髪を軽く撫でた。
***********こっちのマスターは、名前で呼ばれるのも好きみたいですね。(千代家にverはこちら参照ww)
ちなみに、お爺ちゃん(前マスター)のお名前は、鷹ノ原 総一郎 と言います。一歩間違えば(養子になっていれば)北上マスターも、鷹ノ原 蘇芳 という、何か凄い名前になっているところでした(笑)
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