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今日は避妊手術を終えた さつき が病院から帰ってきました。どこも悪くないのに手術、というのも気がひけますが、悪い病気にかかって長く辛い思いをするのなら、少し我慢してもらって長生きしてもらいたいのでね。
一緒にウィルス性の病気の検査もしてもらったのですが、幸い陰性でした。良かった♪
さて、今日は北上家の短いお話です。出来あがって以降初めてのお話ですね。千代家で同じような話を書いたんですが、やっぱり家が違うと感じが変わるなぁww
小説は続き~からどうぞ。
《 あなたの微笑みは薔薇色の鎖・21 》
「カイトは・・・そんなにアイスが好きなのか?」
台所でアイスを食べていたら、通りかかったマスターが不思議そうに訊いた。
「え?あ、はい。そうですね・・・他の〈カイト〉よりは食べてないと思うんですけど、やっぱり一番好きな食べ物です。でも、何でですか?」
「幸せそうな顔をしている」
抑揚のあまり無い声で、でも表情はいつもより柔らかくそんな事を言われると、何だか凄く照れる。
「そ・・・そうですか?そういえばマスターは普段、甘いものとか食べませんね。お好きじゃないんですか?」
まぁ正直、この外見でケーキ食べ放題とか行ってたらかなり驚くけど。
想像したらちょっと笑ってしまって、怪訝そうに眉をひそめたマスターに慌てて手を振れば、いつものように『ん』と一つ頷いて
「好き嫌いと言うより・・・あまり食べる機会が無かったな」
「そう・・・ですか」
人間の子供はみんな甘いものが好きなんだと思ってたけど、マスターの生育環境ではそういうのに接する機会が無かったのかもしれない。
「あ、じゃあアイスいかがです?今日はスーパーで安売りしてたから、久し振りに買ってきたんですけど。まだ買い置きがありますし、良かったら持ってきますよ?」
何だか、どうしてもマスターに甘いものを食べてもらいたくて。そして出来れば、美味しいって思ってもらいたくて。
返事も聞かない内に立ち上がって冷蔵庫の方へ向かおうとすると、いつの間にか大きな手が僕の顔を包む。相変わらずひんやりして気持ち良いな・・・って!?
「んっ!・・・・ぁふ・・・む・・ぅん・・・」
何の前触れもなくキスされて、そのまま熱いものが僕の口内に侵入してきた。今までアイスを食べていた冷たい僕の口の中を温めるみたいに動き回って、絡んだ舌を啜り上げられるとその付け根がジンと痺れて足の力が抜けてくる。
「・・・ん、美味い」
「・・は・・ぁっ・・・なに・・・?」
「何の味だ?」
「えと・・・抹茶、です」
お爺ちゃんが、初めて食べさせてくれた味のアイス。僕の一番好きな味なんだけど。
キスで立てなくなってしまった僕を椅子に座り直させたマスターは、さっきと変わらない真顔のまま
「それ、まだ食うのか?」
「あ、いえ、もう・・・食べられません」
「じゃあ、もらう」
そう言って僕の向かいに座ると、カップに半分くらい残るアイスを食べ始めた。
マスターがアイスを気に入ってくれたのは良かったけど、言ってくれれば味見くらいちゃんとしてもらいましたから。・・・わざわざ僕で味見しなくても、良かったんですよ?
**********
マスター的にはあくまで“味見”だったので、全く動じません。が、後で冷静になってから自分のした事に気付いて一人赤くなっているかもしれませんねww
ちなみに、千代家のアイス話はこちらです→◎
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