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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

職場の運動会も無事に終わり、今日は母と成田山に行ってきました。参道で可愛いピアスもゲット出来たし、美味しいお寿司も食べましたよ(*´∀`*)
これで昨日、来たばかりの新車に全治二週間以上の傷を付けてしまったガッカリ感も払拭・・・いや、さすがにそれは無理orz

さて、遂に北上家お初話がスタートです。ようやくマスターの我慢が報われる時が来ましたね(笑)
今回はR18に至りませんでしたが、次回からは赤字に突入いたしますので!

小説は続き~からどうぞ。

**********

《あなたの微笑みは薔薇色の鎖・17 》


 お風呂上がりにふと顔を上げると、洗面台の鏡の向こうからこっちを見つめる青紫と目が合った。
 
『こんなで、いいのかなぁ・・・』

 普通の青じゃないこの瞳以外は殆どデフォルトに見える僕だけど、実はちょこちょこ変更点があるんだ。少し低い身長もそうだし、筋肉がそんなに付いていない癖にちょっと多めに肉付けされた、日に焼けない白い身体も普通の〈カイト〉とは違う。
 一緒にいてむさ苦しいのは嫌。かと言ってあんまり細いと貧相に見えるっていうお爺ちゃんの希望でこうなったらしいけど、男性型らしい逞しさの無い、かと言って女性型ほど柔らかい訳でもない、こんな中途半端な身体ってどうなんだろう。

「この前は・・・全部は見てないもんね」

 数日前、朝からマスターに縁側でされそうになった事を思い出すと、それだけで恥ずかしさに顔が赤くなる。真白が来なかったら、僕はあの場所で最後まで・・・

「って別に、あんな所でされたかった訳じゃないけど!」

 経験と想像を混ぜ込んだ妄想が頭の中でいっぱいになって、声を上げながら慌てて自分の頬をパチンと叩くと、僕は溜息を吐きながらパジャマに袖を通した。

***************************

 部屋に戻って布団を敷き終えると、待ってましたとばかりに真白が潜り込んでいく。中が温かいって覚えたようで、毎晩入ってくるんだ。時々来ないなって思う時はマスターの所に行ってるみたい。僕は殆ど寝返りとか打たないから真白も寝やすいだろうけど、マスターも寝る時あんまり動かないのかな?

「真白、僕より先に入っても温かくないよ・・・って、あれ?」

 枕が無い。そう言えば昼に布団と一緒に干したから、マスターの方に行ってるのかも。

 マスターがいつも寝ている南側の和室に行くと、まだ布団は敷いていなかった。マスターはお風呂に入ってるみたいだし、ついでだから敷いておこう。

「あ、あった」

 お日様の匂いがするフカフカの掛け布団を脇に避けて畳んだ敷き布団を広げれば、コロリと枕が二つ転がり出てくる。一つは僕のだ。
 シーツを綺麗に敷いて大きく息を吐くと、部屋の中の微かなマスターの匂いに気付いた。

「・・・どう言えばいいんだろう・・・」

 あの時『決心出来るまで待って下さい』なんて、言わなきゃ良かったなぁ。

 僕が言い出さない限り本当に何もしないつもりなのか、あれ以降マスターは殆ど今までと変わらなくて、キスの一つもしてくれない。特別ああいう、その・・・セックスとかがしたいっていうんじゃないけど、こうも何も無しだと、もうそれ込みで良いからもっとマスターに触れて欲しかった。

「だからって・・・抱いてください、とか?そんな!」

 自分の恥ずかしい呟きに、敷いたばかりの布団に座り込んだまま掴んだ枕に顔を埋めた瞬間、裸の上半身にタオルを掛けたマスターが相変わらず気配もなく、いきなり襖を開く。
 前から思ってたけど、マスターって何か運動でもしてるのかな?筋肉隆々っていう訳じゃないけど、しっかり引き締まっていて僕のフニャフニャの身体と大違い。

「・・・・・・夜這い、か?」

 たっぷりの間が開いた後、眼鏡が無いから普段以上に良く見えないのか、眉間に皺を寄せた鋭い顔のマスターがボソリと呟く。ヨバイ?よばい・・・・夜這いっ!?

「へぁあっ!?ち、ちがっ!あの、その、布団で、枕が、寝ようとして!!」

 言われた言葉の意味を理解した瞬間、顔から火が出るかと思った。確かに、勝手に部屋に入った上に布団まで敷いて、そこに座り込んだりして・・・どうしよう、言い訳のしようが無い。

「・・・冗談だ」

 僕の慌てぶりに、部屋に入りながらニコリともせずに言うマスター。冗談なら、もっとそれらしく言って下さい!
 きっと恨みがましい顔になっていたんだろう僕を見て、いつもの無表情をほんのちょっとだけ困ったような、申し訳ないような表情に変えたかと思うと、通り過ぎざま軽く髪を梳くように撫でてくれて

「おかしな事を言って、悪かった。俺もそろそろ寝るから、お前も早く部屋に戻れ」

 そう言い残して、続きになっている洋間へ向かおうとした。

 ・・・まだ待っててくれるんですか?でも、僕の方がそろそろ限界です。本当に我儘で済みません。

「カイト?」

 離れていく指先を掴めば不思議そうに返されて、顔が上げられない。だって、これから言おうとしてるのは凄く恥ずかしい事で・・・
 それでも掴んだ手を離さないまま、緊張に乾いた唇を舐めると

「この間の、その・・・続きを。僕は可愛げもないし、身体だって、魅力のあるようなところが見当たらないんですけど。もし、まだ触れたいって思ってくれるならお願いです、触れて下さい。僕は・・・貴方に触れたい」

 全部本心だけど、やっぱり恥ずかしくて俯いたままでいると、視界の隅に大きな手が映る。

「本当に、いいのか?こんなところでそんな事を言って。もう、途中で止めてやれないぞ」
「ぅ・・・だ、大丈夫、です。その・・・できます、最後まで」

 知識としては知っているけど、実際にした事は無いんだから断言できる自信が無い。
 それでも、また途中で止められたりしたら二度と触れる事が出来なくなりそうで言いきると、隣に腰を下ろしたマスターは硬い顔で一言

「ん」

 いつものように頷いて、僕の身体を布団にそっと横たえた。

************


北上カイトは、モデル(花たま夫婦・嫁)に倣って千代カイトよりフニフニな身体です。いや、別に腹が出てるとかじゃなくて、スレンダーじゃない、くらいで(笑)
でも、触り心地はとても良いですよ!

続きR18

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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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