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これの後の話(拍手お礼にあります)の、後の話です(笑)
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《マスターのチョコレート(食後)》
「大丈夫か?」
コトが終わった後特有の気だるい雰囲気が漂う、薄暗い部屋。
しばらく互いの荒い吐息を聞いていたが、やがて圧し掛かっていた身体の上から退くと、引き抜かれる感覚にさえ感じるのか、鼻にかかった甘い声が零れた。
「ふぅっ!・・ぁ、はい。今日は・・・だいじょぶ、です」
バレンタインをよく理解していなかったカイトが妹たちからその意味を聞き、チョコの代わりにと泣きながら俺に差し出したのは自分自身。
有難く頂戴して、蕩けるように甘い身体を昼間っから堪能したんだが、今後もチョコレートの代わりにこれでいいとさえ思ってしまった事は、『来年は絶対に渡します!』と意気込むカイトにはとても言えない。
「しかし、俺はカイトに何もあげてないんだよなぁ」
チョコの代わりを務めようと奮闘したカイトが、常に無いほど積極的にアレコレしてくれたお陰で、俺は心身ともに非常に満足している。
だが本来ならカイトだってもらう側だし、逆に言えばカイトがくれたのに俺は何もやらないというのも悪い気がして、隣にある青い頭を撫でながらそう呟くと
「そんなのいいんですっ!オレがマスターに、どうしても上げたかっただけですもん」
「でもなぁ・・・」
何となくすっきりしない。むしろこれからでもいいから、何か用意しようか・・・
「あっ・・・マスターにもらったもの、ありました」
「俺が?何かやったっけ?」
思い当たる節が無くて訊くと、一つ頷いたカイトは赤い花弁の散る自分の身体に手を這わせ、下腹部の辺りでそれを止めると、頬を染めて可愛らしくはにかみながら
「マスターのを、ここにいっぱい。・・・多すぎて、ちょっと溢れちゃいましたけど」
「ぶふっ!」
そんなんで良ければ、今後もいくらでも・・・って、違う!いつそんなエロい言葉を覚えたんだ、本気で鼻血噴き出したかと思ったぞ!?
「・・・マスター?鼻、擽ったいんですか?」
「あー、いや、その・・・ホワイトデーには、3倍にして返すからな」
「ほわいとでぇ?」
思わず鼻の下を擦って確認していると(良かった、出てなかった)、今のエロ発言が嘘のような、きょとんとしたあどけない顔がそんな事を訊く。ああそうか、バレンタインを知らないんじゃ、当然ホワイトデーも知らないよな。
「来月、バレンタインのお返しをする日があるんだよ。今日は沢山頑張ってくれたし、菓子でもアイスでも、カイトの好きなの買ってやるから」
「わぁっ、本当ですか!?楽しみだなぁ」
“何をお願いしよう”なんて嬉しそうに暢気な事を言っているが・・・勿論夜も同様に3倍にして返してやるから、そこんとこ忘れるなよ?
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