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今日は2話目ですが・・・すみません。前回言い忘れていたのですが、今回の話は一話ごとに視点が変わり、奇数はマスター、偶数はカイトの視点になります。今回はカイト視点ですので、気になるあの人の安否はまだ・・・ゲフンゴフンっ!
ええと、拍手やコメント、引き続き有難うございます!
ご新規様からコメント頂けると、ああ本当に見てくれてる人がいるんだなぁ・・・と実感できます。
以前から下さってる方のコメントだと、千代家を見守ってもらえている感じがしてとても嬉しいですねvv
頂いたコメントには、後日お返事いたしますね♪
小説は続き~からどうぞ。
*************
《マスターとカイトと“永遠の命”・2 》
“・・ルル・・プルルルルル・・プルルル・・”
マスターが出掛けてから1時間くらい過ぎた頃。そろそろ洗濯でもしようかと思っていると、電話が鳴った。
この電話は色んな着信音が選べて、オレはこの音の時だけ出るように言われているんだけど、ミクやリンちゃんが掛けてくるにはまだ早いし・・・またマスターが忘れ物したのかな?
「もしもし」
『・・・カイト君?』
「タヌキさん?」
窺うみたいにオレの名前を呼んだ声は、ミクじゃなくてそのマスターのタヌキさん。そう言えばこうやって電話越しにお話するのは初めてだ。
『良かった。おれのケータイも番号登録してくれてあったんだ、コッカ』
「あの、マスターに何かご用ですか?マスター、お仕事に行ってるんですけど」
マスターと同じ仕事をしてるから、知ってる筈だけど。でも、わざわざタヌキさんがオレに電話をしてくる必要も無い。もし用があるなら、ミクから伝えてくれるもの。
『あのね、カイト君。落ち着いて聞いてくれる?』
いつもの感じじゃない少し上ずった声に、作り物の心臓が大きく跳ねた。何だろう、なんか、すごく嫌な感じがする・・・この先を、聞きたくない。
『コッカが仕事に行く途中で、車に撥ねられたみたい』
「・・・え?」
なんでこんな言葉が、オレの耳に入ってくるんだろう。撥ねられるって・・・車にぶつかったって、ことだよね?
『コッカってカイト君以外は家族も、親戚もいないでしょ?だから居所が分かってて一番親しいおれのとこに、コッカの勤める学校から連絡が来たの。事故現場も学校の近くで、救急車で日赤・・・あー、あの、駅の先の大きい病院。あそこに運ばれたって』
「マスター・・・は?」
『詳しい状況は、まだ分からなくて・・・おれも病院に向かってるとこなんだ。カイト君、これから言うもの持って病院に来られる?』
「ハい」
タヌキさんのお話、ちゃんと聞かないといけないのに。指先が冷えて、力が入らなくて何度も受話器を落としそうになる。
『じゃ、気を付けて来てね』
「わカリマしタ」
カチャン、と受話器を下ろすと同時に、足から力が抜けて座り込んじゃった。どうしてだろう、身体中が冷たくて、手も足も全然動かない。でも、動かないと。届けなきゃいけないものがあるのに・・・病院に行かないと、いけないのに!
「クルま・・ぶツカった・・テ・・」
頭の中で、今朝聞いたばかりの言葉がぐるぐる回って止まらない。冷え切って動かない身体が、今度は勝手にガタガタ震え出した。
だって、マスター言ってたもの。
ほんの1時間前に、オレに気をつけろよって。車なんかぶつかったら・・・
「まスたァ・・・“死ぬ”、ノ?」
“ガシャン”
初めて知った恐怖の中で、世界の終わる音が聞こえた。
****************
マスターの職場には、マスターの前に綿貫が勤務していました。
マスターに親類がいないのも、綿貫と仲が良いのも知っている先生がいたので、今回は事故の連絡が綿貫に行ったようです。
別にマスターが緊急連絡先を綿貫にしていた訳ではありませんので、誤解しないで下さいねw
続き
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*12/6*
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