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今日はボマスでしたね。メラリするだけなので今日の情報は入れていませんが、さぞ盛況だった事でしょう。前売りでパンフが売り切れるくらいですしね!(まだ言ってる・・・)
そんなメラリ気分を忘れようと、喪中はがきを作ったり部屋の掃除をしたり、今日も色々頑張りました!・・・明日の仕事めっちゃ忙しいのに、馬鹿だ、自分orz
だけど、綺麗になった部屋は気分がいいですね!まぁ、元々が汚すぎt(ry
ところで、11/3でうちのサイトが2周年を迎えておりました!気付かなかったYO☆(笑)
ここまで来れたのも偏に、うちに足を運んで下さった皆様のお陰です。本当に有難うございました!
更新のトロいサイトですが、これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて今日は(こちらも遅くなりましたが)先日MEIKOさんのお誕生日だったという事で、めーちゃんの話です。
小説は続き~からどうぞ。
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《キレイなお姉さんの、好きな人》
「あれ?誰だい?」
「ふぇっ!?」
オレが毎週歌いに来る、めーちゃんのいる幼稚園。
知らない声に驚いて振り向くと、マスターよりちょっと年上に見える、眼鏡をかけた優しそうな男の人が職員室の入口に立っていた。
「おっ、そーちゃん久し振りー。帰ってたんだ」
知ってる人なのか、奥の簡易キッチンにいためーとがニコニコしながら軽く手を振る。そーちゃん?
「久し振り、明斗。今来たんだよ。そっちの彼は?」
「毎週歌を歌いに来てる、カイト。芽衣子の彼氏」
『ええっ!?』
オレを指さしながら変なこと言うめーとに驚いて声を上げたら、その人もオレと同じ・・・ううん、もっと驚いて顔を引きつらせた。
「・・・だったら、どうする?」
「明斗・・・久々に会ったっていうのに、悪い冗談はやめてくれよ」
ボーカロイドは嘘を吐けないけど、今のは嘘にはならない。あのニンマリ顔は、きっと上手くいったって思ってるんだ。オレもびっくりしたもん、バカめーと!
そんなめーとに怒りもしないで、軽く拳を当てただけのその人は、オレの方を向いて
「ええと、僕は倉科 宗也。ここの園長の息子なんだ」
「あっ、えと、はじめまして!カイトです。いつも水曜日に歌いに来てます。あの、宗也さんは園長先生の息子さんなのに、ここに住んでないんですか?」
めーちゃんと園長先生たちは、幼稚園の裏にあるお家に住んでる。めーとは宗也さんに“久し振り”って言ってたから、いつもはいないのかなって思って訊くと
「ああ、一人暮らしをしながら他の幼稚園に勤めているんだ。今日はちょっと用があってね」
「先生修行に出てるんだよな」
幼稚園の先生なんだ、宗也さん。修行っていうことは、いつかこの幼稚園に戻ってくるのかな?
オレがそんなことを考えてると
「明斗ー、私にも何か温かいもの淹れて・・・宗也さん!?」
送迎バスの見送りが終わったのか、めーちゃんがいつもみたいに大きく伸びをしながら職員室に入ってきて、宗也さんを見た途端その手をバッと勢い良く下ろした。それからまたその手を上げて、今度は慌てて髪の毛を直す。サラサラなんだから、別にそんなことしなくても大丈夫なのに。
「お、おかえりなさい、宗也さん」
少し俯いて小さい声で言うめーちゃんは、人間の先生たちと違ってお化粧もしてないから、その頬が赤くなってるのもよく分かった。急におとなしくなっちゃって、どうしたの?
「うん、ただいま芽衣子。相変わらず元気そうで良かったよ」
「えっ?あっ!その、今のは・・・ちょっと、なに笑ってるの明斗!」
「べっつにー」
「別にって顔じゃないわよ、もうっ!・・・宗也さん、父さん達にはもう会った?」
「いや、まだ。・・・先に芽衣子の顔が見たかったから、こっち寄ったんだ」
優しく笑った宗也さんが言うと、めーちゃんの顔はとうとう真っ赤になって
「じゃ、じゃあ私、先に父さん達のところに行ってるわね!」
それだけ言うと、廊下を走って行っちゃった。いつも子供たちに、廊下は走っちゃダメだって言ってるのに。
「あーあ、また逃げられた」
「また?」
「うん、ちょっと話すとすぐ逃げちゃうんだよ。ここに住んでる頃は、よく笑ってくれたのになぁ」
めーちゃんの出て行った方を見て宗也さんは苦笑するけど、その背中がなんだかとっても寂しそう。
「これも渡しそびれたし。・・・いいや、後で母さん経由で渡してもらうとしよう」
「何それ。食い物?」
宗也さんの手にあった小さな可愛い紙袋にめーとが訊けば
「いくら明斗でも、これは食べられないだろう?」
袋から出して見せてくれたのは、模様入りの緑のガラス玉がついたヘアピンだった。
「芽衣子にそれは、ちょっと可愛すぎじゃね?」
「そんな事ないさ、よく似合うよ」
まるでそこにピンをつけためーちゃんがいるみたいに、眼鏡の奥の目を優しく細める宗也さん。オレ、こういう顔を見たことある・・・
「・・・宗也さんって、めーちゃんのこと好きなんですか?」
今のって、マスターやタヌキさんが、オレやミクを見る時の表情みたいだったもん。
訊くと、ちょっと驚いたような顔をした宗也さんは、それからオレの目を見てはっきり言った。
「そうだね・・・彼女以外を選ぶつもりが無い程度には、芽衣子の事が好きだよ」
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「めーちゃんせんせぇ、それカワイイね!」
宗也さんが来た、次の週。子供がそう言って、めーちゃんの頭を指さす。
「そう?ありがとう」
いつもの明るい笑顔じゃなくて、ちょっと照れくさそうに笑うめーちゃんを見て、隣のめーとにこっそり訊いてみた。
「ねぇめーと。めーちゃんって、宗也さんが好きなんじゃないの?・・・どうして好きな人から逃げちゃうのかは、分かんないけど」
「逃げちまうのは“乙女心”ってやつじゃねーの?・・・しかし流石のカイトも気づいたか。そーちゃんだけだぜ、本気で気付かないの。芽衣子は芽衣子で、そーちゃんの気持ちに全然気づいてねぇし。あいつら、変なとこで似てるよな」
「こら、二人とも!サボってるんじゃなーい!!」
オレたちが話してるのに気付いためーちゃんが大きな声で怒ると、その髪に飾られたヘアピンの緑のガラス玉が、冬の眩しいお日様にキラキラ光った。
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そーちゃんは、倉科宗也(くらしな そうや)と読みます。
園長夫婦の一人息子で、現在28歳。めーちゃんが好きなのは両親にもバレバレで、しかも公認(笑)なのに、本人たちだけは気付かないというww
明斗とも実家にいる頃からの付き合いです。ボカロ2人が来た当時は同じくらいの年齢だったので、仲良くなるのも早かったですね。
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