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めっきり秋めいてきましたね。我が家に残った栗の木も実を付けて、毎日闇の中(帰ると日が暮れてるから)の栗拾いをしていました。
あとで明るい場所に戻ると虫とかついててゾッとします。( ;゚皿゚)ノシΣギャー!!
さて、今回は久々にマスター登場(笑)です。
小説は続き~からどうぞ。
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《マスターの苦手なもの・上》
「あっ、歌ってる」
二階から聞こえてくる歌声に、ミクが天井を見上げた。
今日はマスターがタヌキさんから調教・・・じゃなくって、歌を教わってる。今度オレが歌う歌のパート分けが人間には難しいみたいで、ちょうどミクに両方のパートを歌わせていたタヌキさんが、教えてくれることになったんだ。
「コッカさん、本当に歌上手いよね」
「でしょ!」
「お兄ちゃんったら、そんな嬉しそうな顔して・・・。ねぇ、コッカさんってあんなに歌が上手くて顔も結構良いんだし、歌手とかでもイケたんじゃない?」
「そう言えば、そうだねぇ」
言われて、テレビで歌うマスターの姿を想像してみる。・・・どうしよう、すごくカッコいい!
「コッカが歌手?あー、残念。もしかしたら見られたかもしれないのにねぇ」
「どういうことですか?」
「あのね、コッカは有名なレコード会社の人にスカウトされた事があるんだよ」
『えぇっ!?』
それって、すごいことじゃない!?
オレとミクが声を揃えると、タヌキさんに続いて階段を降りてきたマスターは凄く不機嫌そうな顔で
「余計な事言うな」
「えー、すごーい!コッカさん、それ受けなかったの?」
「それがねぇ・・・っくく・・・」
言いかけたタヌキさんが、何か思い出したみたいに笑う。何でだろうってマスターに訊こうとしたら・・・あれ、いない。
「なに笑ってんだ、このバカヌキ!」
スパーン!と良い音をさせて、マスターが丸めた新聞でタヌキさんの後頭部を思い切り叩いた。片付けたのをわざわざ持って来たみたい。
でも音の割に痛くなかったのか、タヌキさんはとうとうお腹を抱えながら
「だ、だってあの時のコッカ思い出したら、おかしくて・・」
「俺はおかしいどころじゃなかった!」
「マスター、どうしたんですか?」
『歌手になりませんか』って声を掛けられたんでしょ?それでどうしてタヌキさんがこんなに笑ったり、マスターが怒ったりするの?
オレが訊くとすごく困ったような、でもちょっと恥ずかしそうな顔をしたマスターは
「別に・・・スカウトっつったって、名刺寄越されただけだし」
「嘘吐きー、貞操の危機だった癖に」
「おまっ、カイトの前でそれ言うか!?」
“貞操”っていうのはよく分かんないけど、とにかくマスターが危なかったってことだよね?なのにタヌキさんは相変わらず笑ってるし、ミクも意外そうな顔をしただけで
「コッカさんが?よっぽど積極的な人だったんだねー。あ、もしかして若いころの話?」
「そう言えば成人前だったよね。出張帰りにカラオケ行った時だっけ?・・・トイレに出たコッカが、真っ青な顔で逃げてきたの」
「そんなに?マスター、大丈夫だったんですか!?」
マスターは小さい頃から空手をやってるから、ちょっとくらい何かあったって平気な筈だもん。それなのに逃げてくるってことは、すごく怖い目に遭ったんだ。さっき危機って言ってたし、怪我とかしなかったのかな・・・
「ぶっ・・・ははっ!」
「ちょっ、マスター!お兄ちゃん真剣なのに、そんなに笑うなんてひどいよ!!」
「ご、ゴメ・・・っく、ははっ・・・あー、ほんとゴメン。いや、カイト君とかミクのイメージとだいぶ違うんだろうなって思ったらさ。別に、誰かに怪我をさせられそうになった訳じゃないんだ」
「じゃあどうして、マスターが怖い目に遭うんですか?お化けみたいな人だったとか?」
でも、マスターはテレビの心霊番組とか見ても怖がったりしないのに。マスターが怖がるって、どんな人だったんだろう。
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相変わらず弱点が多いですね、うちのマスターはww
続き
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