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すごく・・・長いですww
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〈姫はじめの話〉
「マスター。“ひめはじめ”は、しないんですか?」
正月特番など見る気も無く部屋でゴロゴロしていると、風呂から上がったカイトがそう言った。・・・聞き間違いか?
「カイト。今、なんつった?」
「“姫はじめ”、です。お正月の夜にすることなんですよね?」
「・・・どこ情報だ、それ」
「お菓子のレシピをよく載せてるブログの人が・・・多分、若い女の人だと思うんですけど。お正月は彼氏さんの家に泊まって、夜は“姫はじめ”かな?って。どういうことするのかは書いてなかったけど、オレには出来ないことなんですか?」
青い髪を揺らし、コトリと首を傾げて訊く。っつか最近は、ブログにそんな事まで書くのか。少しは見る奴の事も考えないと、子供が親に訊いたらどうするんだ?
・・・まぁ我が家の場合は飛んで火にいる何とやら、だけど。
「カイトにも出来るけど。したいのか?」
「はい!だって大晦日に“紅白”も観たし、今日は“初日の出”を拝んで“初詣”にも行きました。オレが出来るなら季節のこと、たくさんしたいです。それで“姫はじめ”って何ですか?」
「新年最初に、セックスする事」
実際、男同士でも適用される名称なのかは知らないが、一般的にこれで間違いは無いだろう。
オレがずばり言い切ると、一瞬きょとんとした後で顔を真っ赤にしたカイトは
「ふぇっ、あ、そういう意味の言葉なんですか!?・・・でもそれじゃ、やっぱりオレは出来ないですよ」
「は?なんで?」
「だって“姫”はじめ、でしょう?姫って女の子のことだから、女性型じゃないオレはダメです」
・・・そう来たか!
取り敢えず誤解を解こうと思ったところで、ふと思い出してクローゼットを開けると、奥へ突っ込んであった大きな包みを渡す。
「じゃあこれでも着て、してみるか?」
「お洋服?・・・って、マスター!これ、どうしたんですか!?」
「いや、前にミクちゃんが忘れてったカタログ見て買ったんだけど」
いくら酒に強いといっても、多少は酔いが回っていたんだろう。
先月の忘年会の帰宅後、見るでもなく眺めていた通販カタログに掲載されていた服が目に止まり、S~10L(下手したら俺も着られるんじゃねーのか?いや、着る気は全くないんだが)というサイズの豊富さに、ついカイトに合うのを選んでポチってしまった。だってこんな服、男も着られる大きさなんてそう売ってないだろ?
だが、実際にモノが届いたところで我に返って、今まで封印していたという次第だ。
「オレがこんなの着たって、可愛くないですよ!」
「そんな事ないって。きっと似合うぞ」
「・・・でも・・・」
自分で言い出したのに、という思いと、実物を目にしてやはり女の格好するのが嫌だという気持ちの間で揺れる、今にも泣き出しそうな顔に心の中で溜息を吐く。
そもそも着せる気も無かったし、ほんの冗談のつもりで出したのだ。こんな顔させてまで着せたい訳じゃない。そもそも、それしか無かったとはいえ・・・初心者がメイド服のフルセットは、ハードルが高いだろう。
「バカ、そんな顔するな。・・・別に良いんだよ、本当は。女の格好なんかしなくても、今日すれば“姫始め”だし」
「で、でも、これ、その・・・オレ用に、買ってくれたんですよね?」
「・・・まぁな。でも、酔った頭でちょっと見てみたいな、と思っただけで。着るの、嫌なんだろ?」
重ねて訊けば俯いて、包みを開いたメイド服一式をぎゅうっと抱き締める。と、そこから覗くものに気付いたらしいカイトが、それを引っ張った。
「これ、エプロン?」
「それとセットのやつ」
肩口や前掛け部分にたっぷり布を使った、純白のフリルエプロン。やはりこれが無いと、メイド服とは言い難いだろう。
「あの、その・・・お洋服は着られないけど、これなら着けます」
引き出したそれを広げたまま、そんな事を言ってくる。えっ、何だそれ。どういう妥協の仕方だよ?っつか・・・
「いや、本当に無理しなくて良いんだぞ?俺も気の迷いっつーか・・・カイトを困らせる為に買ったんじゃないんだから」
「だいじょぶ、です。エプロンだったら、いつもしてるから。このまますればいいですか?」
「んー・・・」
パジャマの上にエプロンじゃ、いくらヒラヒラしてるとはいえ普通だ。それに、このエプロンを着けてくれると言うなら男として見てみたい格好がある。
一応ダメ元でその希望を伝えると、真っ赤な顔をしたカイトはそれでも小さく頷いた。
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「あの・・・これ・・・」
普段は全然気にしない癖に、俺の前では着替えられないと部屋を出て行ってから15分。カイトがドアの隙間から真っ赤な顔を覗かせた。
「ちゃんと入って、よく見せて」
「あ・・・は、はい」
潤んだ青い目のまま、横にずれるようにして部屋へ入ってくるのは、剥き出しの肩にかかるフリルも目に眩しい裸エプロン姿。男性型ではどうかとも思ったが、いや、これは・・・
「・・・あ、あの・・・やっぱり、あんまり見ないでください!男性型なのにこんなカッコしても、変です」
部屋に入ってきたものの、俺の視線を受けてドアの前で立ち止まったまま、それ以上伸びる筈もない短い裾を何度も手で引っ張るカイト。辛うじて大事な部分を隠す前掛けの下は、すらりと伸びた柔らかい色の生足が眩しい。裸なんてしょっちゅう見てるのに、何で布一枚足した方がヤラシく見えるんだ?
「変じゃないって、予想外なくらい似合うよ。・・・なぁ、後ろは?」
「ふぇ?あ、やっ!後ろはダメです!!」
抵抗の声も聞かずにドアに向けるように裏返して、軽く肩を押さえる。
殆ど覆うものの無い後ろ姿は、綺麗に浮き出た肩甲骨もその下の白い双球も丸見えで、腰で結われた幅広のリボンが羞恥に震えていた。
「すっごいそそるな、これ」
「んっ!やぁ・・・そこ、ダメ・・・」
細い腰に腕を回して引き寄せながら、項の数字を舐め上げてきつく吸うと、ビクンッと大きく跳ねる身体。胸当ての隙間から芯を持った尖りを押し潰すように捏ねれば、ドアに突いた手が緩く丸められ、マニキュアの光る爪が見えなくなった。
「はっぅ・・あ、・・ゃん・・・」
甘い声をBGMに、恥ずかしさのせいかほんのり色付く背中に吸いついて幾つも印を残していくと、腰にあった手をゆっくりと下ろしてエプロンの前掛けに触れる。布を下から押し上げているそこは既にしっとりと濡れ始めていて、水染みの源を指先で撫でると
「ひぁっ・・ぅんっ!」
「気持ち良い?」
「ぁ・・は、い。でも、いつもと、ちが・・・ぁ、はぁっ」
そのまま布の上から包み込んで扱けば、濡れて張り付く生地の感触が慣れないらしく、戸惑ったような声が吐息混じりに呟いた。
力が抜けてしまうのか、与えられる快楽から逃れようというのか。腰を引くように少し膝を折って開かれた脚の間、慎ましく閉じた秘所に零れる蜜を絡めた指をそっと差し入れる。
「ふぁっ!ぁ・・く、んっ・・・マスター、このまま?」
姿勢のせいでいつも以上に狭いそこを、時々擽るように指を折りながらゆっくりと掻き混ぜていると、不安そうな顔が振り返った。濡れた唇に自分のそれを重ねれば、無理な姿勢のせいで深くは出来ないキスに、それでも必死に舌を伸ばす姿が健気で可愛らしい。
「してもいいけど、後ろからは嫌だろ?一回イけたら、ちゃんとベッドに連れてってやる」
「んんっ・・・苦し・・やっ、ますたっ・・・も、でちゃ・・・あっ、ぁああんっ!」
布越しに手の中で震える芯と、増やした指に絡みつく後口の奥を同時に刺激してやれば、ブルリと震える身体に合わせて、布の上まで染み出した白濁が手を濡らした。こりゃ、内側は結構凄い事になってそうだな。
「はふっ・・ぁ・・う・・・」
イった衝撃に息を乱しながら脚をぺたりと折って床に座り込み、潤む瞳がぼんやりと俺を見上げる。クシャクシャになったエプロンは前掛け部分がぐっしょりと濡れていて、青い色を薄く透かせているのに気付くと、自然に喉が鳴った。
「カイト・・・こっち」
熱を孕んだ身体を抱き抱えるようにして、ほんの数歩の距離で辿り着いたベッドに横たえる。
自分の服をさっさと脱ぎ捨て、ずり落ちた肩紐のせいで胸当てからチラチラ覗く赤い飾りに誘われるまま歯を立てて食むと、くったりしていた身体がピクンッと跳ねた。
隠されたもう片方を布の上から何度も舐め、唾液で濡れた布が張り付くそこを尖らせた舌先で擽ると、いつもと違う刺激に震えるカイトの腕が、縋るように俺の背に伸ばされる。
「ぅ・・も、やぁっ、そこばっかり」
「こっちにも、欲しい?」
トロトロになった秘所に、碌に触れもしないのにすっかり準備万端の調子の良い俺のモノの先をヒタリと当てると、コクコクと何度も頷きながら
「・・んっ・・・ますたー、くださ・・ぃっあ、あ、はぁっ!」
頬を染めたまま吐かれた言葉に導かれるように、汗にしっとり濡れる脚を抱えて一気に貫いた。
「ひぁあっ!やっ、いきなり・・おくに・・・」
「でも、ちゃんと飲み込んでる。カイトのここ」
行為にも慣れて多少の無理もしっかり受け止めてくれる甘い身体は、いきなりの深い侵入も拒む事無く根元まで一気に飲み込む。知らしめるように結合した縁に触れると、そんな刺激にも感じるのかナカがきゅうっと俺を締め付けた。
「ふぁっ、やぅ・・・んん・・」
「動いて、平気か?」
「んっ、へーきで、す。もっと、うごいて・・・ぁんっ!」
言葉に誘われるまま、跳ねる膝裏を押さえて秘所を犯すと、抜け出るのを引き留めるように絡み付くそこは、こっちが溶かされそうな程に熱い。
突き上げで段々と身体がずり上がるからか、とうとう両方落ちた肩紐に引かれて曝け出された乳首の先に、舌を伸ばして先端を擽るように舐めながら奥を抉ると
「ふぁ・・ぁ・・ます・・たぁ、ますたー!はっ、く・・・あっ、ひぁあっ!!」
「っぅ!」
汗で滑る俺の背に爪を立てて縋りながら、鼻にかかった甘い悲鳴を上げて身体を大きく震わせた。
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「あー、たまにはこういうのも良いな。カイト、可愛かったし」
「・・・オレは、恥ずかしかったです」
綺麗に身体を清めて敷き直したシーツに身を横たえながら、誰に聞かれるでもないのに声を潜めて話す。
あの白いエプロンは明日、同じくドロドロになって洗濯機行きになったシーツと共に、庭先で寒風に翻るんだろう。・・・うち、周りに家が無くて本当に良かった。
「でもこれで、その・・・“姫はじめ”も、できました。恥ずかしかったけど」
「ははっ、まだ言うか。じゃあ、やっぱり全部着てた方が良かったか?」
「・・・どっちが恥ずかしくなかったですかね?」
「別に恥ずかしくないだろ。どうせ見るのは俺だけだし。それに、カイトは何着てても可愛いよ」
「ぁう・・・ありがとう、ございます?」
ちょっと疑問形でそう言いながら、やはり恥ずかしいのか布団に潜って胸にくっついてくるサラサラした素肌は、じんわりと温かくて気持ち良い。さっきまでの疲労もあって眠気を誘う温度だ。
「さて、それじゃ寝るか。明日の朝はゆっくり寝てような」
「はい。おやすみなさい、ますたー・・」
ぼうっとした声がそう呟くと、そのまま小さな寝息が聞こえ始める。俺もカイトを軽く抱き直すと目を閉じた。
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