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あっついですね、いや本当・・・今までこんなに暑い事ってあったかしら?風が吹かないので、座ってるだけでジットリしてきます。
あと、相変わらず雨が全然降らないので、家の周りの畑がプッカプカです。先日、うっかり車の窓を少し開けたままにしておいたら、その日に豪風が吹いて翌日車の中がジョリジョリになってました(泣)
さて、遊園地の続きです。相変わらずのったりペースですww
小説は続き~からどうぞ。
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《マスターとボカロ兄妹と遊園地・2 》
「マスター、大きいカップがあります!」
隣を歩くカイトが繋いでいた手を引いて、人間が数人入っても余裕な馬鹿でかいカップを指す。
「ん?あれはコーヒーカップだな」
「コーヒーカップ?あの中にコーヒーを入れるんですか?コーヒーのお風呂?」
「違うよ、お兄ちゃん。あれはお風呂じゃなくて乗り物。人が乗るんだよ」
「前に来た時も乗ったっけ。おれやミクは好きなんだよね、あれ」
「マスターは好きですか?」
青い目に見上げられるが、正直好き嫌いを判じるほど乗っていないのでよく分からない。子供の頃に乗った時は、面白かったような気がするんだが・・・
「んー・・・ま、取り敢えず乗ってみるか?」
「はいっ」
幸い待ち時間は殆どなかったが、代わりに定員ギリギリだったようで、4人で一つのカップに詰め込まれた。座れない事はないが男が3人もいるんだぞ、ちょっと狭くないか?
「これ、テーブル?」
カップの真ん中に位置する、銀色の盆のようなものにカイトが訊くと、隣に座ったミクちゃんが首を振る。
「これはハンドル、これでこのカップを回すの。・・・そう言えばお兄ちゃん、ぐるぐる回るのとか大丈夫なほう?こう、洗濯機の中に入っちゃうような感じ」
「洗濯機に入ったことないから、よく分かんない。どうして?」
「これ、そういう動きするんだよ。私は平気なんだけど・・・あっ」
言いかけたところでブザーが鳴って、幾つかのカップが並んだ土台がゆっくりと回転を始めた。
「じゃあ、いっくよー」
「おまっ、何そんな生き生きした顔してるんだ!?」
嬉々としてハンドルを握った綿貫に嫌な予感がして止めようとしたが、こういう事ばかり素早い手は俺が阻止するより早く、勢い良くそれを回し始める。
「わぁっ!?」
「きゃー!あはははっ!!」
「ちょっ、ミクちゃん、これ笑い事じゃ・・・カイト、平気か!?」
「あ、はいっ!ぐるぐるするの楽しいです!!」
・・・そうか、カイトやミクちゃんにはこれが楽しいのか。
俺は、回転が速く遠心力が働いて碌に動けないし、少々低い背凭れのせいで背中が外側に折れそうだ。ミクちゃんが“洗濯機の中に入ったような動き”と表現していたが、正にその通り。でもミクちゃん、普通のコーヒーカップはこんな回転しないんだぞ?
「タヌキっ、てめぇ!少しは加減を・・・」
「えー、だってこのくらいしないと楽しくないじゃん!ミクもカイト君も喜んでるしー」
一つだけ馬鹿みたいな回転数の俺たちのカップを、他のカップの乗客や通行人たちが笑ったり驚いたりしているのが視界の端にチラチラ映るが、それより今は向かいでヘラヘラしてる童顔を殴らせてほしい。っつか何でこの回転の中、平気に喋ってられるんだよ!?
「それともコッカ~、まさかこのくらいでギブアップ?」
「・・・っ、別に平気だっ!」
畜生、こいつと一緒にこんなものに乗ったのが間違いだったんだ!
それからの3分間は、人生でも5本の指に入るほど長く感じた。
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コーヒーカップって一見するとのんびり優雅な感じですが、本気で回すとちょっとした絶叫マシーンですよね(笑)
続き
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