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これ(浮気騒動話)の、マスター視点(途中まで)です。
2週間くらい前から、カイトの様子がおかしかった。
最初にそれに気付いたのは、抱こうとしたその身体が、腕の中でギクリと震えて硬直した時。
今まで・・・初めての時でさえそんな反応を見せなかったから内心かなり焦ったんだが、俺以上にカイトの方がそんな自分に戸惑って泣きそうだったので、その時は軽く流した。いくら愛し合っていたって、たまには気が乗らない時もあるだろう・・・そう思って。
だけどそれ以降もおかしな行動は消えず、こちらの目を盗むように俺の顔を見ては、物憂げな溜息を吐いたりする。そんなカイトが変わらず楽しそうな顔をするのが、幼稚園に歌を歌いに行く時だ。
『今日は、めーとと一緒にアイスの歌を歌ったんです!途中でめーとがふざけて、めーちゃんに怒られて、でもそれで子供たちがすごく笑ってたんですよ』
それって歌うのが楽しかったのか?それとも、“めーと”と一緒なのが楽しかった?
あんなに一途に慕ってくれるカイトに限ってまさか、という思いは、だがそれ以外に異変の原因が見出せない俺の心の中で、どんどん小さくなっていく。
俺の前でどこか怯えたように、ぎこちなく笑う顔。
あいつの事を楽しそうに、無邪気に話す顔。
有り得ないと思いながらも、カイトに話を切り出されるのを避けるように、今やらなくてもいい仕事を遅くまでこなしていたが、とうとうそのネタも尽きてしまう。
それを機会と腹を括り、話し合うために早く帰宅する事を告げれば、一瞬きょとんと見開かれた青い瞳が俺を見つめてから、花が綻ぶように嬉しそうに笑って大きく頷いた。そう言えば、こんな顔も久しく見ていなかったな。
『いってらっしゃい!晩ご飯、美味しいの作って待ってますから!』
駅へ向かう一本道を、見えなくなるまで手を振って見送る姿に訳も無く安心する。これなら俺が考えていた事は全部、下らない杞憂だったんじゃないかって。
その日、早々に仕事を切り上げて帰ってきた俺が見たものは、何故か灯の無い我が家。門の前に停められた見慣れない赤い車と、俺に気付いてニヤリと笑うあいつ。そして・・・
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「ひぁっ!ますたっ・・・これ、や・・だぁ・・」
カーテンも引かず、外の街灯の明かりだけが薄く差し込む暗い部屋の中に、カイトの咽び泣く様な嬌声が落ちる。それに応える事もせず腰を引くと、今まで蹂躙されていた場所は急な喪失に口を閉じきれず、注がれたものをトロトロと伝い落とした。
その中に色の違う筋が混じっているのは、強引な挿入でどこかを傷つけたせいだろう。いつもの俺だったら大慌てで手当てをする筈のそれも、今は劣情を唆るものでしかない。
『ごめんなさい、ごめんなさいっ、マスター!』
あいつの服を着て、あいつの腕に縋ろうとした身体をベッドに組み伏せて問い詰めた俺への、悲壮な顔で叫ばれた謝罪を聞いた瞬間、“目の前が真っ赤になる”というのが比喩ではないのを知った。
あいつとの“過ち”の証拠を執拗に探し、『なにもしてない』と震える声が告げた通りそれが見つからなかった事に安堵するより先に、泣き叫ぶ身体を強引に貫いて繋ぎとめる。そうしないと、今度こそあいつの許へ行ってしまうんじゃないか・・・この手から居なくなってしまうんじゃないかって、そればかりが俺の頭をいっぱいに満たしていた。
「これって、腕?それともこの体位?」
うつ伏せになって膝を突き、腰だけを高く上げて俺の前に秘所を晒すカイトの両腕は、ネクタイで後ろ手に縛ってある。縋られて温もりを感じれば、失わないようにそのまま抱き壊してしまいたくなるから。
固く縛った結び目を軽く突いた指でそのまま腰を撫で下ろし、今まで自身を埋めていたそこに指を含ませると
「ぃあんっ!」
俺の注いだものとカイトの身体から滲み出したものとで既にぐしゃぐしゃになっていたそこは、くぷっ、と小さな音を立ててあっさりとそれを飲み込んだ。
「カイト、バック嫌いだもんなぁ。その割に、随分感じてるみたいだけど」
指を曲げて中を擽りながら残る白濁を掻き出すと、膝が震えて腰が下がったせいで、余計に深く指を含む事になった身体が引き攣る。
「ひぅっ、あっ、あっ・・・んっ、やぁっ!」
「ほら、こっちもイイんだろ?」
薄い胸を撫で回して芯の通った粒を押し潰せば、締め付けるように中が収縮して、含んだ指伝いにとろりと雫が落ちた。
「ぃっ!や・・うしろ、から・・もっ、やだぁ」
使えない腕の代わりに肩を突いて、青い瞳が必死に俺を見上げて訴える。言葉は無くても理不尽な暴力を責めているようで、目が合わせられない。
「じゃあ、腕はこのままで良いんだな?」
「やっ、やです!これ、痛い・・・」
「カイトは我が儘だなぁ、どっちも嫌なんて」
視線を逸らすように俯き、指を増やして挿入しながら呆れたように呟けば、ビクリと身体を強張らせた後、泣きそうな声で
「あ・・・ごめ、なさい・・ごめんなさい!でも・・・や、なんです」
「じゃあ、どっちか一つだけ選ばせてやる。腕を解くのと、前からと、どっちが良い?」
結んだネクタイの端を引いて訊くと、無理な方向に腕を動かされたカイトの細い喉から苦痛の呻きが漏れた。それでも・・・
「ま、え・・・まえ、向きた・・・マスターの顔、見たい・・」
「・・・っ、分かったよ」
雑に指を引き抜いて、その刺激に跳ねた身体をベッドに仰向けに転がす。腕が下敷きになって痛いだろうに、泣き濡れた顔は俺と目が合うと何故か、安堵の表情を浮かべた。
信じてた相手にいきなりこんな酷い事されて・・・何でまだそんな顔できるんだよ、お前は!
「ますたぁ・・・っ!?やっ、なんで?やめてっ!!」
それを見ていられなくて、ベッドの隅でくしゃくしゃになっていたマフラーをカイトの目に巻きつけると、碌に動けもしない癖にひどく暴れてそれを嫌がった。
「前からが、良いんだろ?」
「やだっ、こんなのいやですっ!おねがいマスター、これ、外してぇっ!!」
懇願、というのはこういう声で紡がれるんだろうか。
悲痛な叫びを上げるカイトの白い脚を大きく割り開き、指の痕が残るほどきつく押さえると、俺は再びその身体を深く貫いた。
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そして(ここ)の目隠しに続くという訳です。
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