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こんばんは。
本日2度目です。小説出来たのでうpしにきました。
今日のお昼にパスタが出たので思いついたんですが・・・実際に出たものはかなりのびのびの、ふやけたパスタでしたけどね☆副え物だったから、まあいいや。(安い味覚なのであまりこだわりはありません)
小説は続き~からどうぞ。
本日2度目です。小説出来たのでうpしにきました。
今日のお昼にパスタが出たので思いついたんですが・・・実際に出たものはかなりのびのびの、ふやけたパスタでしたけどね☆副え物だったから、まあいいや。(安い味覚なのであまりこだわりはありません)
小説は続き~からどうぞ。
***************
《 カイトと物知りマスター 》
最近、俺が仕事から帰るとカイトが率先して夕飯を作ってくれるようになった。
一緒に作るのもそれはそれで楽しいんだが、疲れてる時とか凄くありがたい。外で働いてる母親が、子供に夕飯作ってもらったらこんな感じだろうか?
そんな今晩のメニューはキノコがたくさん入った紫蘇風味の和風パスタと、ささ身と野菜のサラダ。それから具沢山のミネストローネ。初めて俺と一緒に作ったのは親子丼単品だったのに何か段々手が込んでくるな、カイトの作る食事は。
「どうですか?マスター」
「うん、美味いよ。さっぱりしてて食いやすい」
「良かった」
初めて作ったものを出す時は、必ず俺の顔を注視しながら感想を聞いて、それから食事に手を付けるカイト。
今日も俺の答えに安心したようにそう言ってからフォークを手に取ると
「・・・あれ?」
ミートソースなんかと違って麺が絡まない今日のスパゲティーを掬う度に、フォークの間からツルツルと麺を逃がしている。そういえばこういうの初めて食べるんだっけ。箸やスプーンは上手く使えるのになぁ?
「なんで笑うんですか?マスター」
麺が落ちる前に食べようとして、結局皿に逆戻りするのと格闘している姿が面白く、つい顔がニヤけてしまうと、カイトが不思議そうに見上げてくる。
みんなこうじゃないのか、と表情が物語っているのが、また可笑しい。
「・・・悪い。ほら、こうやって食うんだよ」
いつまでも食べられないのも可哀想なので、俺はまだ笑いそうになる口元を引き締めて、スパゲティーの間に挿したフォークをクルクルと回して麺を巻き取り、口に運ぶ。
うん、やっぱり美味い。レシピとかどこで調達してきたんだ、カイト。
「ぅわー・・・!」
こんな美味い飯を作った張本人が、たったこれだけの事に感動した顔でこちらを見つめている。以前、職場の子供に折り紙の手裏剣を作ってやった時とそっくりだ。本当、小学生みたいだな、こいつ。
「やってみろよ」
「はいっ」
俺の動作を忠実に再現してフォークを回し、巻きついた麺に驚きと感嘆の表情を浮かべたが、丁度良い硬さに茹でられたスパゲティーはすぐ元に戻ろうと緩みだす。それを見たカイトは慌ててフォークを口に運んだ。
「ほら、上手く食えたろ」
本当は、慌てて口に入れる姿がまた可笑しくて凄く笑いたかったんだが、そこはカイトの名誉の為に我慢してやった。ちゃんと食えたのに笑っちゃいけない。
カイトは行儀良く口の中のものを飲み込んでから
「はい、これなら落っこちないで食べられます。凄い事知ってるんですね、マスター!」
大抵の者なら知っている事を、ここまで真っ直ぐに褒められる機会もそうは無い。
こういう時、どんな顔をすればいいのかわからないんだが・・・
「ああ、そりゃありがとな」
結局俺は先人の教え通り、恥ずかしさと照れくささを堪えて笑ってやる事しか出来なかった。
**************
子供の頃、この食べ方を知った時、無駄にくるくるしませんでしたか?あれ?私だけ?
今でも何となく楽しい気分になるんですけど、これ。
最近、俺が仕事から帰るとカイトが率先して夕飯を作ってくれるようになった。
一緒に作るのもそれはそれで楽しいんだが、疲れてる時とか凄くありがたい。外で働いてる母親が、子供に夕飯作ってもらったらこんな感じだろうか?
そんな今晩のメニューはキノコがたくさん入った紫蘇風味の和風パスタと、ささ身と野菜のサラダ。それから具沢山のミネストローネ。初めて俺と一緒に作ったのは親子丼単品だったのに何か段々手が込んでくるな、カイトの作る食事は。
「どうですか?マスター」
「うん、美味いよ。さっぱりしてて食いやすい」
「良かった」
初めて作ったものを出す時は、必ず俺の顔を注視しながら感想を聞いて、それから食事に手を付けるカイト。
今日も俺の答えに安心したようにそう言ってからフォークを手に取ると
「・・・あれ?」
ミートソースなんかと違って麺が絡まない今日のスパゲティーを掬う度に、フォークの間からツルツルと麺を逃がしている。そういえばこういうの初めて食べるんだっけ。箸やスプーンは上手く使えるのになぁ?
「なんで笑うんですか?マスター」
麺が落ちる前に食べようとして、結局皿に逆戻りするのと格闘している姿が面白く、つい顔がニヤけてしまうと、カイトが不思議そうに見上げてくる。
みんなこうじゃないのか、と表情が物語っているのが、また可笑しい。
「・・・悪い。ほら、こうやって食うんだよ」
いつまでも食べられないのも可哀想なので、俺はまだ笑いそうになる口元を引き締めて、スパゲティーの間に挿したフォークをクルクルと回して麺を巻き取り、口に運ぶ。
うん、やっぱり美味い。レシピとかどこで調達してきたんだ、カイト。
「ぅわー・・・!」
こんな美味い飯を作った張本人が、たったこれだけの事に感動した顔でこちらを見つめている。以前、職場の子供に折り紙の手裏剣を作ってやった時とそっくりだ。本当、小学生みたいだな、こいつ。
「やってみろよ」
「はいっ」
俺の動作を忠実に再現してフォークを回し、巻きついた麺に驚きと感嘆の表情を浮かべたが、丁度良い硬さに茹でられたスパゲティーはすぐ元に戻ろうと緩みだす。それを見たカイトは慌ててフォークを口に運んだ。
「ほら、上手く食えたろ」
本当は、慌てて口に入れる姿がまた可笑しくて凄く笑いたかったんだが、そこはカイトの名誉の為に我慢してやった。ちゃんと食えたのに笑っちゃいけない。
カイトは行儀良く口の中のものを飲み込んでから
「はい、これなら落っこちないで食べられます。凄い事知ってるんですね、マスター!」
大抵の者なら知っている事を、ここまで真っ直ぐに褒められる機会もそうは無い。
こういう時、どんな顔をすればいいのかわからないんだが・・・
「ああ、そりゃありがとな」
結局俺は先人の教え通り、恥ずかしさと照れくささを堪えて笑ってやる事しか出来なかった。
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子供の頃、この食べ方を知った時、無駄にくるくるしませんでしたか?あれ?私だけ?
今でも何となく楽しい気分になるんですけど、これ。
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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