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昨夜~今朝は凄い風でしたね。家が崩壊するかと思った。
春コミ行けなくてがっかりでしたが、そもそも電車止まってたら行けねぇよ・・・orz 行かれた皆さん、御無事で何よりです。(ここ見てるって事は、無事だったんですよね?)
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトとマスターと冬の嵐・7 》
もう外は暗いからって、家までめーとが車で送ってくれた。
疲れた身体に車の振動とエアコンの温かさが気持ち良くて、まだ少し湿ったままのマフラーを鼻先まで上げながら、つい目が閉じちゃう。道は教えてあるから、このまま寝ちゃっても大丈夫かな?
『おいカイト、着いたぞー・・・って、寝てるし。・・・ん?』
声が聞こえて、一瞬ひやっとした後バタンって音がしたから、運転席のめーとが外に出たみたい。起きなくちゃいけないんだけど、眠くて身体が動かないよ。
『おかえり、センセイ』
『お前・・・。家に何か用か?』
『お届け物でーす』
『・・・カイトっ!?どうして・・・お前のところに?』
『おれの家の前ずぶ濡れで歩いてたから、拾っちゃった。・・・ボーカロイドにだって悩みはあるんでね、たまには人間抜きで話したいって訳。まっ、人間に話したって仕方ない事かもしれないし?』
笑いを含んだめーとの声がそう言うと、オレの座っていた助手席側のドアが開く。
「ほら起きろ。愛しのマスターがお帰りだぞ」
「んみゅ・・・ます、たー?」
眠い目を擦って縋った相手は、マスターじゃなくてめーとだった。冷たい空気で目が覚めてそれに気付いた瞬間、強く腕を引っ張られてマスターの胸に閉じ込められる。
「引き渡し完了。じゃあな、カイト」
「あっ、ありがとう、めーと!」
寝起きの頭で、それでもお礼は言わなくちゃって声を上げると、車に乗り込んだめーとはひらひら手を振って、帰って行った。
「明かりが点いてないからおかしいと思ったら・・・今まであいつのとこにいたのか」
「・・・はい。その・・・お帰りなさい、マスター。帰りが遅くなってごめんなさい!」
そうだ、せっかくマスターが早く帰ってきてくれるって言ってたのにオレ、何も用意してない!
慌てて謝りながら顔を上げようとしたら、足が宙に浮いた。いつもの抱っこじゃなくて、荷物みたいにマスターの肩に担がれるとて、そのまま部屋に連れて行かれる。
「わっ!・・・マスター?」
勢い良くベッドに落とされて、驚いて身体を起こそうとすると、大きな手で肩を押されてシーツに留め付けられた。
「なぁ、カイト。あいつとも、こういう事した?」
「え?・・んぅっ!?」
突然、前触れのない深いキス。
差し込まれた舌を噛まないように自分から大きく口を開くと、それを待ってたみたいにあちこちを荒く探られて、強引に引き出されたオレの舌が時々強く吸われる。いきなり、どうして?
「ん・・・ふぁっ・・ます・・た・・」
「前にあいつにキスされた時は、あんなに泣いてた癖に」
唇を離したマスターは、オレの着ていた服を雑に脱がせながら吐き捨てるみたいに呟いた。明かりも点けてない部屋だし顔が近すぎて、今どんな表情をしてるのかよく見えない。
「もうすっかり仲良くなったみたいじゃないか。そうだよな、俺と違ってあいつは、お前と同じボーカロイドだ。ああ、声の相性も良いって言ってたっけ」
「ます、た?それ、どういう意味ですか?」
「最近どうも様子がおかしいと思ったら・・・あいつから誘ってきたのか?それとも、カイトから?」
オレの顔を撫でながら、意地悪く歪む口元。あいつって、めーとのこと?オレが、めーとを、誘う・・・?
「・・・そ・・な・・・」
マスター、オレとめーとがこういうことしたって・・・オレが、マスターじゃない人と身体を重ねたって、思ってるんだ。
それが分かった途端、ぎゅうっと胸の真ん中を冷たい手で握り締められたみたいになって、息が止まるほど苦しくて、悲しくて、涙が滲む。大好きな人に疑われるのがこんなに辛いものだなんて、初めて知った。
「ごめ・・・なさ・・」
マスターがあの人にキスしていたことも、あの人とよりを戻すってことも、オレはマスターの口からは何も聞いていない。
だから、それが本当のことだって言われるまで・・・マスターがオレを好きじゃないって言うまでは、どんなに怖くたって、オレのことを好きだって言ってくれた言葉を、他の何よりも絶対に信じていなきゃいけなかったのに!
「ごめんなさい、ごめんなさいっ、マスター!」
信じなかったことを・・・疑ってしまったことを謝りたくて目の前のシャツの胸元を握ると、一瞬大きく目を見開いたマスターはオレの手を振り払って、喉の奥で低く笑い出す。
「謝るって事は・・・俺の言った事、認めるんだ?」
「ちがっ・・・ひっ!?ああぁっ!」
伝える順番を、間違えた。
払われた手に呆然としていたオレがそれに気付いたのは、乱暴に開かれた脚の最奥に、一気に二本の指を押し込まれた時だった。
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次回はR18です。
ちょっと・・・いや、だいぶ無理やりなので、そういうのが苦手な方も、合わせてご注意下さい。
続き (R18) 第9話
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