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ケータイが予想外に早く直ってきました。基盤総とっかえだそうです。それもう、別物じゃねえかYO!という気もしますが、見た目が同じなので無問題ですね。
映らなかったディスプレイもちゃんと見えるし、買った時から変換が遅くててんで駄目だったメールも、快適に打てるようになりました。・・・あれ?それってじゃあ、最初から不良品だったってことじゃ・・・まあ、もういいや。
さて、浮気編第2話です。今回はあいつの出番を多くしてありますんでww
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトとマスターと冬の嵐・2 》
「元気無いな、おチビ共も心配してたぞ。どうした?」
コツン、とオレの頭にマグカップを当てながら、めーとが訊いた。今日は幼稚園に歌いに来る日だったんだけど・・・そういえば、子供たちがいつも以上にくっついて来たのは、もしかして心配してくれてたの?
「・・・ううん、なんでもない」
「何でもないって顔じゃないわよ。私たちにも、言えないような事?」
子供たちを送迎バスに乗せて戻ってきためーちゃんも、オレの顔を覗き込むようにして言いながら、頭を撫でてくれた。そんなにひどい顔してるのかなぁ、オレ。
「ねぇ・・・“恋人”って、一人じゃなくてもいいの?」
『はぁ?』
めーとからカップを受け取って訊くと、二人が声を揃える。やっぱり同じ音声エンジンだからか、こういう声はすごく似てた。
「どういう意味?それ」
「っつか何だ?その質問」
顔も似た二人に挟まれて、もう10日前になる、あの夜のことをポツポツと話す。
ミクは最近新しい歌を覚えてるみたいで忙しそうだし、リンちゃんやレン君には言いづらい話だったから、今まで誰にも言えなかったんだ。
マスターはあれからも別に普段と変わらなかったけど、この間のお休みも、オレの身体には触れてこなかった。たまたま金曜日がすごく忙しくて、日曜日は朝から用事があったからかもしれないのに、オレの知らない間にあの人に会ってるんじゃないかとか、そんなことを考えちゃって。そんな自分が、すごく嫌になる。
「あの先生が、浮気なんてするかしらねぇ?」
うまくまとまらない話をじっと聞いてくれためーちゃんは、一通り話し終わったところでそう呟いた。
“先生”っていうのは、マスターの事。めーちゃんもめーとも、幼稚園の隣の学校に勤めてるからって、本当は“先生”じゃないマスターのことを、“せんせい”って呼ぶ。
「ウワキって、どういうこと?」
「だから、もしカイトが言うようにその女とキスしてたって言うんなら・・・先生、挨拶でそんな事するようには到底見えないもの。その女が好きでキスしたって事よ。付き合ってる人がいるのに、他にも好きな人がいるっていうのが、浮気」
「・・・じゃあマスター、ウワキ、してるの?」
オレのこと好きだって・・・キスだって、それ以上だってしてくれるのに。あの人にも同じように言って、同じことしてるの?
考えただけで涙が出そうになって、慌てて目を擦ると
「ああっ、そんなに擦っちゃ駄目!・・・あのね、私はそう思えないの。カイトは知らないでしょうけど先生、時々明斗があんたにちょっかい出してるの見て、すっごく怖い顔でこいつの事見てるのよ。ねぇ?」
「案外心が狭いよな、あのセンセイ。ちょっと触ったり、からかったりするだけなのに。一応オトナの対応で会釈とかはしてくるけど、視線がビームだったら確実に壊されてるぜ、おれ」
「最初が悪すぎたのよ、あんたの場合。・・・まぁ、そのくらい焼き餅焼いてくれるって事は、カイトを凄く好きで、大事だって思ってる証拠でしょ?」
オレだって、そう信じたい。そう、信じてもいいのかな?あれは何かの間違いで、マスターの言う通り、ただのお友達なのかな?
分かりやすく理由を話してくれるめーちゃんの言葉に頷こうとした、その時
「けどまぁ人間の心っつーのは、おれたちボーカロイドと違って、結構都合よく出来てるんだぜ?」
からかうみたいな話し方は同じなのに、さっきの声と違う、ちょっと冷たい声でめーとが言った。
「明斗!」
「いいだろ。別にあのセンセイの事って訳じゃない、一般論だ。それにおれはカイトの事、割と気に入ってるし。何も知らないでいきなり辛い目に遭うよりマシだと思わないか?」
「それは・・・」
一瞬咎めるような声を上げためーちゃんだけど、めーとに言われると言葉が切れちゃう。めーちゃんがめーとに負けるなんて、初めて見た。
「カイト。お前、センセイの事がこの世で一番好きなんだよな?センセイと同じくらい好きな奴なんていないし、お前が機能停止するまで、ずっと好きだろ?」
「うん」
マスターは、オレの全て。
ミクもリンちゃんもレン君もめーちゃんも・・それに、一応めーとも好きだけど、マスターと同じ“好き”じゃない。あの“好き”は、マスターにだけ感じる特別の“好き”だもの。オレが機能停止するその日まで、マスターのことが特別に“好き”なのは、絶対変わらない。
「でもな、人間はそうじゃない。何人にも愛の言葉を吐けるし、おれたちボーカロイドと違って飽きがある。“ずっと”なんて言葉、そうそう守れる奴はいないんだ」
「そんなの・・・そんなこと、ないもん!」
マスターは、そんな人じゃない。だっていつも優しいし、オレのこと好きだって言ってくれて・・・でもそれって、“ずっと”?
「そんなこと・・・ない・・・」
もしマスターが、オレに“飽きた”ら。それを考えた瞬間、目の前が真っ暗になった。
飽きられたらオレ、廃棄されるのかな?でもボーカロイドっていうのはそれなりに高価だし、家事だけは、自分で言うのも何だけどそれなりに出来ると思う。
じゃあ飽きられて、好きって思ってもらえなくなってもオレは・・・“新しい恋人”の出来たマスターの隣で、ボーカロイドとして動き続けないといけないの?
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お姉さんとお兄さんの登場ですww
続き
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