忍者ブログ
「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
[256]  [253]  [252]  [251]  [249]  [248]  [247]  [246]  [245]  [244]  [243
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんは。

紫芋をもらったので焼きイモにしてみたんですが、色が凄くてあまり美味しそうに見えないorz
味は、甘さアッサリな感じでサッパリと頂けました。うん、でもお菓子とかに加工した方が美味しいかも。


さて、お風呂後編です。せっかくの入浴シーン(笑)は入ってないですがww

小説は続き~からどうぞ。


****************

《鏡音と柚子湯・後 》


「なんか本当・・・リンがすいません」
「いや、良いんだ。レン君のせいじゃないし。・・・あー、やっぱこっち方面の知識が無いと、こういうトコまで影響あるのかぁ・・・」

 二人のいなくなった部屋に取り残されて、千代さんがガックリと項垂れる。
 兄さんって時々すごい無邪気っていうか、変なとこで子供みたいって感じるんだけど。あれって稼働期間のせいだけじゃなかったのか?

「その・・・俺たち、あんまり男の人と接する機会が無いんです。リンもそれで、余計にはしゃいじゃってると思うんですよ」
「そうなのか?」
「マスターは彼氏とかいないし、ママ・・・マスターの母親も離婚したから、家の中で男って俺だけなんで」
「へぇ・・・そりゃ、随分と肩身が狭いよなぁ」

 同情するように笑う千代さんとは、前に遊びに来た時に兄さん抜きで話す機会があって、それ以来ちょくちょく話をするようになった。
 気さくで優しいし面倒見も良くて、兄さんが好きになる筈だって、今はよく分かる。最初の頃は、表情とかがちょっと怖くて、近寄りがたかったんだけどな。

「じゃあレン君、俺と一緒に風呂入るか?」
「えっ!?あ、いえ、気を遣ってもらわなくても・・・迷惑じゃ、ないですか?」

 リンと同様に、俺にも兄さんたち以外の男と接する機会は少ないから、正直、少し興味があったりするんだよな。その・・・男同士でしか出来ない話とか、自分は持ってない、ちゃんとした男の身体っていうのとか。

「全然。それに、子供がそんなの気にしなくて良いよ。レン君がカイトの弟なら、俺にとっても弟みたいなもんだろ?」

 笑いながら俺の頭を軽く撫でた千代さんは、だけどその後大きく溜息を吐くと

「しかし、あの二人が一緒に風呂入ったからって、何を心配するって事も無いんだろうけど・・・兄妹だっつっても、世間的にはさすがにアウトだよな」

『“ダメ、絶対!”の世界だ・・・』なんて呟くから、思わず笑ってしまう。そういえば、そういう動画もあったっけ。まぁ兄さんは誘拐するより、される方っぽいけど。
 
 その後も、しばらく千代さんと話していると

「出たっスよー。お風呂、すごいイイ匂いだったっス!あと、カイ兄に頭洗ってもらっちゃった!!」
「リンちゃん、まだ髪が濡れてるよー」

 勢い良くドアを開けて戻ってきたリンが、俺たちの悩みを他所に上機嫌で報告する。その後ろを、タオルを持って追いかけてきた兄さんが続いた。

「よかったな、リン」
「うんっ!お風呂も広かったっス。レンも一緒に入れば良かったのに」
「いや、俺は・・・千代さんが、一緒に入ってくれるって」
「そうっスか!じゃあチヨ兄、レンの頭も洗ってあげてほしいっス!」
「ははっ、りょーかい」

 湯上りでホカホカの身体がそばに寄ると、確かに柑橘系の良い匂いがふわりと漂って、ちょっとドキッとする。そのリンの髪を、兄さんから受け取ったタオルで優しく拭く千代さんが、笑いながら答えると

「オレ、ドライヤー取ってきますね。リンちゃん、ちょっと待ってて」

 パタパタとスリッパを鳴らして、兄さんが部屋を出て行った。それを確認したリンは急に声を潜め

「チヨ兄、ちょっと話があるっス」
「ん、なに?」
「カイ兄には、言わないで欲しいんスけど・・・今度、バ○サンとか焚いた方が良いっすよ」
「バルサン?だって兄さん、こんなに綺麗にしてるのに」

 家事は万能な兄さんがいつも綺麗にしてるから、この家はいつ来てもピカピカだ。千代さんもそう思ったのか怪訝そうな顔で

「なんで?まぁ、未だに時々ゴキブリは出るけど。風呂場にも出たか?」
「ちょっ、その名前はNGで!そうじゃなくて・・・カイ兄の首の後ろとか背中とか、虫刺されみたいな赤い痕がいっぱいあったっスよ。別に、カイ兄の掃除が悪いんじゃないと思うけど、ボーカロイドが虫に刺されるなんて聞いたことないし。新種の虫だったら大変っス!」

 力説するリンだけど、確かにロイドが虫に刺されるなんて聞いた事無い。もし身体に影響があるようだったら、メーカーにも報告しないといけないんじゃ・・・

「・・・チヨ兄?どうしたんスか、顔が赤いっスよ?」
「いやっ!?何でも・・・」
「リンちゃーん、ドライヤー持って来たよー・・・あれ、どうしたんですか?マスター、なんか顔が赤いような・・・」
「何でもない!じゃあレン君、風呂入るか!」
「あ、え、はいっ」

 さっきの兄さんみたいに腕を引かれ、湯上りの二人に見送られて廊下に出る。うん、確かに顔どころか耳まで赤いよ、千代さん。

「あの・・・兄さんの背中の痕って、もしかして・・・」
「・・・分かっているなら、そのまま心に秘めておいてくれると、俺としては非常に助かる」

 どうやら、メーカーに報告しないといけないようなものじゃないらしい。
 
 俺は、恥ずかしそうにボソリと呟く“虫”の広い背中を追って、柚子とお湯の良い匂いを漂わせる風呂場へ向かった。

************


年下に気を遣わせてはいかんよ、マスターww

カイトがリンとお風呂入ったのは、リンを(世間の目はともかくw)子供と認識しているからです。さすがに、ミクや芽衣子と一緒には入らない(笑) でも、ミクと同じ部屋で着替えるのはおkなんだよな、この子ww

目次に戻る 

ちなみに、レンがマスターと話すようになった時の話はこちら

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
お久しぶりです元架宮です
レン可愛いよレン
レンとマスターが可愛くて仕方ないんですがなにこれうわあ
照れてるとか恥ずかしがってるとこが好きなだけですw
鏡歌水月 2009/12/13(Sun)10:30:50 編集
ありがとうございますvv
お久し振りです~v
レンは相変わらずの苦労性で済みませんww
拍手お礼に、今回の話のちょっとしたおまけを載せましたので、良かったら見てって下さい。
NONAME 2009/12/13(Sun)13:16:56 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

よろしければ一押し。

*12/6*
お礼1つ追加,1つ倉庫

カウンター
プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
 ☆→@にして下さい。

メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
リンクについて

同人系サイト様に限りリンクフリーです。
バナーは剥がしてお持ちください。
ご連絡は不要ですが、頂けると小躍りして喜びます。

 ちっちゃいの



 大きいの

最新記事
ブログ内検索
最新コメント
[07/31 南浪]
[07/30 らんこ]
[05/25 南浪]
[05/25 あづさ柾]
[02/05 南浪]
バーコード
P R
Copyright © じむじむ小屋 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]