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明日は来るまで遠くに出張なのに、ガソリンがありません。明朝、入れてかないと駄目か・・・。
金曜日は特売の日なので、明日はちょっとだけ入れておこうかしら?面倒くさいけど、最近またガソリンが値上がりしたので仕方ない。ああ、電車でどこでも行けるところは羨ましいなぁ・・・
さて、先日予告したように、今日からちょっと続く話です。全部で5話くらい?になるので、しばらくお付き合い下さいませv
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトと赤い二人・1 》
「あ、これ・・・」
初めてのお遣いの帰り道。さっき学校の門のところでマスターと別れて、後は帰るだけだったんだけど・・・耳に届く歌声に、オレは足を止めた。
『~♪~~~♪』
聞こえてきたのは、オレが起動して初めて教えてもらった歌。子供向けの歌だけど、単純で明るいメロディが好きで、今でもよく家事をしてる時とかに歌ってるんだ。
「~~~♪~~♪」
元気のいい可愛い声に合わせて、同じ歌を小さく口ずさみながらその音の元を覗いてみた。
小学校とフェンスを挟んで隣り合うそこは、広いお庭のような場所と、一番道路側に幾つかの遊具。その奥にあるのが、歌声が聞こえる1階建ての建物。これ・・・小さい学校?
「貴方も歌っていく?」
「ふぇっ!?」
突然声をかけられて、驚いて歌を途切れさせると、建物から女の人が・・・・ううん、女性型のボーカロイドが出てきた。
ボーカロイドって言っても、その身に持つ色はオレやミクとは違って、人間とほぼ変わらない。
濃い茶色のボブカットと、同系色の大きな瞳。背はオレより低いけどミクよりは高い・・・160cmくらいかな?とてもキレイでスタイルも良いんだけど、何故かヒヨコのアップリケがついた可愛いエプロンを着けていた。
「こんにちは。貴方は〈カイト〉よね?この辺にはいなかったと思うんだけど」
オレが立っていたフェンス際まで来た彼女・・・〈メイコ〉は、首を傾げて訊く。
「え?あ、うん。今日はマスターのお遣いで来たから」
「そう、偉いのねぇ」
優しく笑いながら、小さい子を褒めるみたいに言われてちょっと恥ずかしい。この〈メイコ〉は、年上だと思っていた動画のイメージと違って、オレと同じくらいの年齢設定みたいなんだけど・・・やっぱり、年上なのかな?
「ありがと・・・そういえば、ここってお家?それとも小さい学校?」
「家・・・裏手にマスターの住んでいる家はあるけど。ここは幼稚園よ」
「よーちえん?」
「小学校に上がる前の子供を預かっているの。まぁ、確かに小さい学校って言えばそうだけど。うちには3歳から6歳までの子がいるわ」
人間って色んな学校に行かないといけないんだ、大変だなぁ。マスターも小さい時、行ったのかな?そんなことを考えていると
「めーちゃんせんせー!おうた、うたってー!!」
「あっ、分かったわ、今行くからねー」
「めーちゃん、せんせい?先生なの?」
ボーカロイドが、人間の“先生”?だって先生って、人間に色々教える人のことでしょ?人間がボーカロイドの先生ならわかるけど、逆なの?
オレが驚いた顔をしていたのか、彼女はちょっと笑いながら教えてくれた。
「私は資格を持っていて、特別にここの保育士・・・子供たちの先生をしてるのよ。マスターがこの園の園長だから、手伝いたくて機能を追加してもらったの」
「そうなんだ。すごいね、めーちゃん」
娯楽用として一般家庭に迎えられることの多いボーカロイドに、子供を育てる機能を搭載する人もいるっていうのは聞いたことあるけど、こんなたくさんの子供を面倒見るって大変だろうな。
「・・・私のこと?“めーちゃん”って」
気がつくと、焦げ茶色の目が真ん丸になってこっちを見てる。
「だって、さっきの子が“めーちゃん先生”って言ってたから。そういう登録名なんじゃないの?」
「違うわよ。私は“芽衣子”ってつけられてるの。マスター・・・園長が、付けてくれたんだから」
「じゃあ、なんで“めーちゃん”?オレ、めーちゃんって呼んじゃダメ?」
「母さん・・・副園長がそう呼ぶから、子供たちも真似するようになっちゃったんだけど・・・まぁいいわ。あなたはカイト、でいいの?」
足元の砂に人間みたいな漢字の名前を書いてくれた芽衣子・・・めーちゃんに訊かれて頷いた。そこへ なかなか戻らない“めーちゃん先生”を呼ぶ声がする。
「ごめん、今行くから!・・・ねぇ、時間あるならさっきの歌、一緒に歌ってくれない?」
「いいの?だってオレ、育児機能とか搭載してないよ?」
「そんなのいいわよ。育児機能もデリカシーもついてない奴だって、しょっちゅう出入りしてるし・・」
「え?」
「あー、なんでもない。じゃ、どうぞ」
何か言いかけためーちゃんは、けど大きく両手を振ってみせると、オレをフェンスの内側に入れてくれた。
**************
という訳で、遂にメイコさんが登場です。というか、私がめーちゃん呼びが好きなので強制的に“めーちゃん”です(笑)
続き
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