×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんばんは。
明日は台風が来るらしいですね。お子様は休みでも、大人は休めないんだぜ!(泣)
さて、今日は先日の続きです。やはりツッコミは苦労する運命なんですかねww
小説は続き~からどうぞ。
明日は台風が来るらしいですね。お子様は休みでも、大人は休めないんだぜ!(泣)
さて、今日は先日の続きです。やはりツッコミは苦労する運命なんですかねww
小説は続き~からどうぞ。
************
《レンの災難・下》
「うん、歌ってくれた。・・・マスター、すごーくカッコ良かったんだぁ・・・」
その時の事を思い出したのか、熱の籠もった溜息みたいな声で、何か妙に色っぽい顔をした兄さんが呟く。
人懐こいリンは“チヨ兄”って呼んで、兄さんに接するのと同じように纏わりついてるけど、俺は千代さんの事、ちょっと苦手だ。
最初の出会いが悪かったのもあるけど、普段はにこやかなのに、時々静かだなぁって思って見ると、怒っているような顔してて怖いんだよ。兄さんは、ぼーっとしてるだけだって言うけど。
「コッカさん、歌上手いもんねぇ。私たちが頼んでも歌ってくれるかな?」
「もう絶対歌わないって言ってたから、多分ムリ。それに・・・いくらミクたちでもオレ、あの歌は誰にも聴かせたくないな」
「なぁに、一人占めしたいから?ふふっ、お兄ちゃんってば本当にコッカさんのこと好きだねぇ」
「うん・・・大好き。ミクだって、タヌキさんのこと好きでしょ?」
「大好きだよ、もちろん!だって私の大事な旦那様だもん」
これは性格の違いなのかな?俺、絶対こんな話は人前で出来ない。
っていうか、リンの前であんまりそういう話しないでほしいんだけど。変に影響されて、どんな事言い出すか・・・
「・・・レンも歌って、あの歌」
「はぁっ!?」
ちょっ、悪影響がいきなり来た!
とんでもない事を言い出すリンに驚くと、タコみたいに唇を尖らせて俺の袖を引いたまま
「だって、カイ兄もミクちゃんもラブラブっス。あたしもラブラブしたい!」
「そういうのは、したいっつって出来るもんじゃないだろ」
「えー・・・じゃあレンは、あたしとラブラブするの嫌っスか?」
同じ黄色い髪と空色の瞳で顔立ちも似ているけれど、それでもやっぱり可愛いリン。
たまたま、いつもそばにいるのが俺だからこんな事を言い出しただけで、そのつもりはないんだろうけど・・・俺が一番好きなのは他の誰でもない、リンなんだぞ!
「レン?」
俺の顔を覗き込むリンの後ろで、兄さんは至ってのほほんと、ミクさんは妙に温かい眼差しでこっちを見ていて・・・ああもうっ、二人のせいで、こんなピンチになってるのに!!
「あ、あの、ちょっ、えと・・・すぐ戻るから!」
救いの無い部屋のあまりの居た堪れなさに、その場凌ぎだって分かってるけどリビングを飛び出す。そして
「・・・っ!?」
驚いて声を上げそうになった口を大きな手で塞がれて、そのまま身体が宙に浮いた。
「人攫いみだいだよ、コッカ」
「黙れアホ!・・・レン君、もう手を離してもいいか?」
軽々と俺を抱き上げた千代さんは、隣の高校生みたいな男の人に小声で怒鳴ってから訊くので、訳が分からないながらも頷くと床に下ろしてくれる。
「驚かせて悪かった・・・が、今ここにいるのがバレたら困る、俺の気持ちは察してくれ」
「その顔じゃまだ、みんなの前には出られないよねぇ」
「やかましい!っつか、なんでお前はあんな話されて、そんな平然としてるんだよ」
「本当の事だもん。良いでしょ?いつもラブラブで。あ、おれは綿貫、ミクの旦那さんだよ。よろしくね」
「あ・・・はい、レンです。よろしく」
いつから話を聞いていたんだろ。
普段の印象と全然違う、真っ赤な困り顔をした千代さんの隣で、同じようにミクさんの話を聞いていた筈の“おれ嫁P”こと綿貫さんは、涼しい顔で俺に挨拶してくる。凄いな、この人。
「なんか・・・大変だったな、レン君。妙な話してたもんだから、俺たちも入るに入れなくて」
「いや・・・こっちこそ、話を逸らせなくてすいません」
「一人でそりゃ無理だろ、カイトにそんな事は期待できないし・・・。なぁ、もしアレを歌うつもりなら、俺から一つだけアドバイスがある」
「何ですか?」
リビングから離れた玄関先に、男3人固まって(まぁ、綿貫さんは気にしてないみたいだけど)何やってんだろ。でも、仕事帰りの千代さんが部屋に入れなかった気持ちが、今は物凄く良く分かる。
「あの歌はな、心を無にして全力で歌え。じゃないと、途中で挫けて声が出なくなるから」
「・・・わかりました」
多分・・・いや、確実に歌う事になるだろう俺に、経験者の言葉は重い。
小声で言いながら、慰めるように俺の頭を軽く叩く手と大きな溜息に、心中密かに千代さんに対する認識を改めた。
************
すいません、なんか普段の方が惚気ていた気が・・・orz そして、レンにとばっちりが来ましたよww
sougyoku様、リクが叶えられているか激しく不安ですが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです!
「うん、歌ってくれた。・・・マスター、すごーくカッコ良かったんだぁ・・・」
その時の事を思い出したのか、熱の籠もった溜息みたいな声で、何か妙に色っぽい顔をした兄さんが呟く。
人懐こいリンは“チヨ兄”って呼んで、兄さんに接するのと同じように纏わりついてるけど、俺は千代さんの事、ちょっと苦手だ。
最初の出会いが悪かったのもあるけど、普段はにこやかなのに、時々静かだなぁって思って見ると、怒っているような顔してて怖いんだよ。兄さんは、ぼーっとしてるだけだって言うけど。
「コッカさん、歌上手いもんねぇ。私たちが頼んでも歌ってくれるかな?」
「もう絶対歌わないって言ってたから、多分ムリ。それに・・・いくらミクたちでもオレ、あの歌は誰にも聴かせたくないな」
「なぁに、一人占めしたいから?ふふっ、お兄ちゃんってば本当にコッカさんのこと好きだねぇ」
「うん・・・大好き。ミクだって、タヌキさんのこと好きでしょ?」
「大好きだよ、もちろん!だって私の大事な旦那様だもん」
これは性格の違いなのかな?俺、絶対こんな話は人前で出来ない。
っていうか、リンの前であんまりそういう話しないでほしいんだけど。変に影響されて、どんな事言い出すか・・・
「・・・レンも歌って、あの歌」
「はぁっ!?」
ちょっ、悪影響がいきなり来た!
とんでもない事を言い出すリンに驚くと、タコみたいに唇を尖らせて俺の袖を引いたまま
「だって、カイ兄もミクちゃんもラブラブっス。あたしもラブラブしたい!」
「そういうのは、したいっつって出来るもんじゃないだろ」
「えー・・・じゃあレンは、あたしとラブラブするの嫌っスか?」
同じ黄色い髪と空色の瞳で顔立ちも似ているけれど、それでもやっぱり可愛いリン。
たまたま、いつもそばにいるのが俺だからこんな事を言い出しただけで、そのつもりはないんだろうけど・・・俺が一番好きなのは他の誰でもない、リンなんだぞ!
「レン?」
俺の顔を覗き込むリンの後ろで、兄さんは至ってのほほんと、ミクさんは妙に温かい眼差しでこっちを見ていて・・・ああもうっ、二人のせいで、こんなピンチになってるのに!!
「あ、あの、ちょっ、えと・・・すぐ戻るから!」
救いの無い部屋のあまりの居た堪れなさに、その場凌ぎだって分かってるけどリビングを飛び出す。そして
「・・・っ!?」
驚いて声を上げそうになった口を大きな手で塞がれて、そのまま身体が宙に浮いた。
「人攫いみだいだよ、コッカ」
「黙れアホ!・・・レン君、もう手を離してもいいか?」
軽々と俺を抱き上げた千代さんは、隣の高校生みたいな男の人に小声で怒鳴ってから訊くので、訳が分からないながらも頷くと床に下ろしてくれる。
「驚かせて悪かった・・・が、今ここにいるのがバレたら困る、俺の気持ちは察してくれ」
「その顔じゃまだ、みんなの前には出られないよねぇ」
「やかましい!っつか、なんでお前はあんな話されて、そんな平然としてるんだよ」
「本当の事だもん。良いでしょ?いつもラブラブで。あ、おれは綿貫、ミクの旦那さんだよ。よろしくね」
「あ・・・はい、レンです。よろしく」
いつから話を聞いていたんだろ。
普段の印象と全然違う、真っ赤な困り顔をした千代さんの隣で、同じようにミクさんの話を聞いていた筈の“おれ嫁P”こと綿貫さんは、涼しい顔で俺に挨拶してくる。凄いな、この人。
「なんか・・・大変だったな、レン君。妙な話してたもんだから、俺たちも入るに入れなくて」
「いや・・・こっちこそ、話を逸らせなくてすいません」
「一人でそりゃ無理だろ、カイトにそんな事は期待できないし・・・。なぁ、もしアレを歌うつもりなら、俺から一つだけアドバイスがある」
「何ですか?」
リビングから離れた玄関先に、男3人固まって(まぁ、綿貫さんは気にしてないみたいだけど)何やってんだろ。でも、仕事帰りの千代さんが部屋に入れなかった気持ちが、今は物凄く良く分かる。
「あの歌はな、心を無にして全力で歌え。じゃないと、途中で挫けて声が出なくなるから」
「・・・わかりました」
多分・・・いや、確実に歌う事になるだろう俺に、経験者の言葉は重い。
小声で言いながら、慰めるように俺の頭を軽く叩く手と大きな溜息に、心中密かに千代さんに対する認識を改めた。
************
すいません、なんか普段の方が惚気ていた気が・・・orz そして、レンにとばっちりが来ましたよww
sougyoku様、リクが叶えられているか激しく不安ですが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです!
PR
この記事にコメントする
カレンダー
| 03 | 2026/04 | 05 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
よろしければ一押し。
*12/6*
お礼1つ追加,1つ倉庫
カウンター
プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
P R