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こんばんは。
連休が終わっちゃいますね。幾つか小話を打ったくらいで、何もしてないなぁ・・・まぁ良いか。
さて、今日で連載最終話です。なんか段々、小説が本来の季節に近づいてきたような気がしますが・・・微妙なズレをお楽しみ下さいww
小説は続き~からどうぞ。
連休が終わっちゃいますね。幾つか小話を打ったくらいで、何もしてないなぁ・・・まぁ良いか。
さて、今日で連載最終話です。なんか段々、小説が本来の季節に近づいてきたような気がしますが・・・微妙なズレをお楽しみ下さいww
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトと冬の風物詩・5 》
「落ち着いた?」
「はい・・・」
突然泣き出したオレに、きっと訳が分からなかったマスターは、それでも泣き止むまでずっと背中を撫でてくれた。
「これ、俺のために編んでくれた・・・んだよな?」
「そう、です」
「じゃ、なんでそんな泣くんだ?っていうか、なんで謝る?」
「・・・重く、ないですか?」
「重い?・・・いや、普通だろ」
確かめるみたいに、セーターを持ち上げかけた手が途中で止まって
「あ、もしかして誰かに、手編みは重いとか・・・言われたのか?」
「テレビで、手編みは気持ちが入ってて重いって・・・。編んでる間にずっとマスターのこと考えてたから、オレの気持ちがいっぱい入ったそのセーター、すごく重くなっちゃっただろうなって、思って」
上げかけた顔を、胸に当てられて押さえられる。耳を当ててる訳じゃないのに、マスターの心臓がすごくドキドキしてるのが、額からでも分かった。
「マスター?」
「っお前、本当・・・そういう可愛い事、前触れなしに言うの止めろよな」
両手を頬に添えられて上げた目の前には、マスターの赤い顔。どうして?と思う前に、そのまま唇が重なった。チュッと小さな音がしてすぐ離れると、もう一度ぎゅうっと抱きしめられて
「あー、やばい。こんなプレゼント、初めてかも」
「・・・ほんと、ですか?」
「本当。いつの間にこんなの編んでたんだ?大変だったろ、凄い良く出来てるし」
ガサリと音がするから、オレを抱いてない方の手でまたセーターを見てるみたい。さっきは怖くて嫌だったけど、マスターが喜んでくれたから、もう見られても怖くない。
「いえ、全然平気でした。マスターのこと考えながらだから、すごく楽しかったです。・・・でも本当に、重くないですか?大丈夫ですか?」
今まであんまり、ロイドと人間で違う感覚とか考えたこと無かったけど、やっぱりマスターに着てもらうのに、重いんじゃ困るもの。
そう思って訊くと、少し身体を離したマスターはまだ少し赤い頬をしながら
「あのな・・・多分だけど、手編みが重いっていうのは、恋人になってほしいって告白される時に渡されるのが重いんだよ。編んだそのものじゃなくて、それに込められてる気持ちが自分に受け止められなかったら、すごく重く感じる」
なんだか、妙に説得力がある気がするけど・・・もしかしてマスターも、そういうのをもらったことがあるのかな?それ、受け取ったのかな?それとも、やっぱり重くて受け取れなかったのかな?
本当にあったかも分からないのに、そんなことをぐるぐる考えていると
「だから、恋人から貰った物が重い筈が無い。重かったら、その気持ちが受け止めきれてないって事だろ?」
「じゃあ、あの、それ、どう・・・ですか?」
「そんなの決まってんだろが。こういうのは“重い”んじゃなくて、“温かい”んだよ」
すごく・・・すごく優しく笑って、それからもう一度ぎゅうっとオレを抱きしめながら、マスターは耳元で言ってくれた。
「すげぇ嬉しいクリスマスプレゼントだ。・・・ありがとう、カイト。大好きだよ」
*************
という訳で、編み物ネタでした。長々とお付き合いありがとうございましたvv
クリスマスっぽさが殆ど無いのが、じむじむクオリティww
目次へ戻る
「落ち着いた?」
「はい・・・」
突然泣き出したオレに、きっと訳が分からなかったマスターは、それでも泣き止むまでずっと背中を撫でてくれた。
「これ、俺のために編んでくれた・・・んだよな?」
「そう、です」
「じゃ、なんでそんな泣くんだ?っていうか、なんで謝る?」
「・・・重く、ないですか?」
「重い?・・・いや、普通だろ」
確かめるみたいに、セーターを持ち上げかけた手が途中で止まって
「あ、もしかして誰かに、手編みは重いとか・・・言われたのか?」
「テレビで、手編みは気持ちが入ってて重いって・・・。編んでる間にずっとマスターのこと考えてたから、オレの気持ちがいっぱい入ったそのセーター、すごく重くなっちゃっただろうなって、思って」
上げかけた顔を、胸に当てられて押さえられる。耳を当ててる訳じゃないのに、マスターの心臓がすごくドキドキしてるのが、額からでも分かった。
「マスター?」
「っお前、本当・・・そういう可愛い事、前触れなしに言うの止めろよな」
両手を頬に添えられて上げた目の前には、マスターの赤い顔。どうして?と思う前に、そのまま唇が重なった。チュッと小さな音がしてすぐ離れると、もう一度ぎゅうっと抱きしめられて
「あー、やばい。こんなプレゼント、初めてかも」
「・・・ほんと、ですか?」
「本当。いつの間にこんなの編んでたんだ?大変だったろ、凄い良く出来てるし」
ガサリと音がするから、オレを抱いてない方の手でまたセーターを見てるみたい。さっきは怖くて嫌だったけど、マスターが喜んでくれたから、もう見られても怖くない。
「いえ、全然平気でした。マスターのこと考えながらだから、すごく楽しかったです。・・・でも本当に、重くないですか?大丈夫ですか?」
今まであんまり、ロイドと人間で違う感覚とか考えたこと無かったけど、やっぱりマスターに着てもらうのに、重いんじゃ困るもの。
そう思って訊くと、少し身体を離したマスターはまだ少し赤い頬をしながら
「あのな・・・多分だけど、手編みが重いっていうのは、恋人になってほしいって告白される時に渡されるのが重いんだよ。編んだそのものじゃなくて、それに込められてる気持ちが自分に受け止められなかったら、すごく重く感じる」
なんだか、妙に説得力がある気がするけど・・・もしかしてマスターも、そういうのをもらったことがあるのかな?それ、受け取ったのかな?それとも、やっぱり重くて受け取れなかったのかな?
本当にあったかも分からないのに、そんなことをぐるぐる考えていると
「だから、恋人から貰った物が重い筈が無い。重かったら、その気持ちが受け止めきれてないって事だろ?」
「じゃあ、あの、それ、どう・・・ですか?」
「そんなの決まってんだろが。こういうのは“重い”んじゃなくて、“温かい”んだよ」
すごく・・・すごく優しく笑って、それからもう一度ぎゅうっとオレを抱きしめながら、マスターは耳元で言ってくれた。
「すげぇ嬉しいクリスマスプレゼントだ。・・・ありがとう、カイト。大好きだよ」
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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