×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは。
先日一緒にカレーを食べに行った人に、北海道土産の「じゃがポッ〇ル」というお菓子を頂いたんですが・・・美味い!
ジャガイモのお菓子が好きなので、これは良いものを頂きました。写真見たらすごい景色綺麗だったし、一回行ってみたいもんです。でも、飛行機怖いんだよなぁ・・・(飛行機が信用できない人)
小説は続き~からどうぞ。
先日一緒にカレーを食べに行った人に、北海道土産の「じゃがポッ〇ル」というお菓子を頂いたんですが・・・美味い!
ジャガイモのお菓子が好きなので、これは良いものを頂きました。写真見たらすごい景色綺麗だったし、一回行ってみたいもんです。でも、飛行機怖いんだよなぁ・・・(飛行機が信用できない人)
小説は続き~からどうぞ。
************
《マスターとカイトと行楽の秋・下》
「うわぁ、すごいね」
「こりゃ本当、気合い入れたな・・・」
餌やりに夢中になったミクちゃんが池に落ちかけたり、それを助けたカイトが白鳥に襲われかけたりとアクシデントは色々あったが、何とか昼飯に漕ぎ付けた。
俺が持っていたカイト作の弁当は、重箱に綺麗に詰められた稲荷寿司と、野菜が沢山入った彩りの良い卵焼きを筆頭とした様々なおかずたち。綿貫のバスケットの中身は、ミクちゃん作の可愛らしいロールサンドと、季節の果物を使ったデザート。
まぁ、確かに内容物の分担は出来てるよな、量はともかく。
「あの、一応ミクに訊いたので、タヌキさんでも大丈夫な味付けだと思うんですけど・・・」
「コッカさん、甘いの大丈夫なんですよね?お兄ちゃんに確認はしたんだけど・・・」
真っ赤に染まった楓の木の下で、レジャーシートの上に並べられた弁当の作り手は、それぞれの作ったものを前に自信なさげに言うと、続けて
『マスターの好みに作っちゃったから』
と声を揃えた。お前たち・・・可愛すぎるだろう!
ちらっと横を見たら、緩みきった綿貫の表情もそう物語っている。こういうの、親馬鹿ならぬマスター馬鹿っつーんだろうか。
「二人が作ったもの、美味しくない訳ないじゃない。じゃ、いただきまーす」
「いただきます。二人とも朝から大変だったろ、ご苦労様」
言いながら綿貫が手を伸ばしたのはロールサンド、俺が取ったのは稲荷寿司。・・・結局、最初に食べるのは自分の相手が作ったやつなんだよな。
珍しくカイトとミクちゃんも良く食べたお陰で、豪勢な弁当も残らず無くなって、荷物が軽くなった。
腹いっぱいになったら眠くなるのは人もロイドも一緒なのか、ミクちゃんと綿貫は互いに寄り添うように、木に凭れかかってうつらうつらしている。
「ふぁ・・・」
隣のカイトが、小さな欠伸を漏らした。こいつもよっぽど眠いのか、俺の肩に乗せた頭を何度もずり落ちさせては乗せるを繰り返している。このまま放っといたら、そのうち倒れそうだ。
「カイト。頭ここ」
綿貫たちと同じように木の幹を背にした俺が、伸ばした脚を軽く叩いて示すと、言われた意味が分からなかったのか、肩から離れた頭がカクンと傾いだ。
「眠いんだろ?横になれよ。そのまま後ろにずっこけたら、頭ぶつけるぞ」
「でも、マスターは・・・」
「俺はこのままでいい。高い枕で悪いけどな」
そこまで言えば、やっと示された意味が分かったらしい。もそもそとシートに身を横たえたカイトが俺の脚に頭を乗せて、座りの良い位置を探す。上を向くには高すぎるが、横向きになるならまぁ、妥協できる高さだろう。
「まっか・・・キレイな色ですね」
「そうだなぁ。花見はよくするけど、紅葉狩りっつーのはあんまりしないから、こうやって見ると新鮮だ」
「はなみ?お花も見るんですか?」
「花見は春な」
「秋にも、お花はたくさんありますよ?」
楓の葉から俺の顔に視線を移し、不思議そうに言うカイトにちょっと笑って
「花っつーか、桜を見る事を花見っていうんだよ、普通は。今日みたいに弁当持って、桜の下にこうやってシート敷いて」
しかし考えてみれば、春先は年間で一番仕事が忙しい時期なんだよな。勤めを始めてからは通勤途中の桜並木を眺めるとか、職場の歓迎会の二次会でついでに・・・とか、そんなのばかり。まともな花見なんて、何年してないだろう。
「さくら・・・どんなお花ですか?」
「ん?んー、薄いピンク色で、一つ一つは小さいけど、それが木にいっぱい咲くんだ」
「小さい?いっぱい?」
想像がつかないのか、眠いせいで思考が働かないのか。むずがるように青い髪を揺らしながら、脚の上で動く小作りな頭に手を伸ばしてそっと撫でると
「実際見ないと、あれは伝わらないかもな。来年、春になったら一緒に見に行こう。人の少ない穴場、知ってるから」
「はい。カエデもすごくキレイだけど・・・次はサクラ、たのしみです」
カイトは再び落ち始めた瞼を瞬かせると、眠たげな顔を綻ばせて嬉しそうに笑った。
その後、気持ちの良い陽気に4人揃って寝こけてしまい、気がついたら日が暮れていたのは、まぁ仕方の無い話だという事で。
************
終始まったりムードな話になってしまいましたが・・・新葉 様、リクエスト有難うございました。少しでも楽しんで頂ければ良いんですけど。
目次に戻る
「うわぁ、すごいね」
「こりゃ本当、気合い入れたな・・・」
餌やりに夢中になったミクちゃんが池に落ちかけたり、それを助けたカイトが白鳥に襲われかけたりとアクシデントは色々あったが、何とか昼飯に漕ぎ付けた。
俺が持っていたカイト作の弁当は、重箱に綺麗に詰められた稲荷寿司と、野菜が沢山入った彩りの良い卵焼きを筆頭とした様々なおかずたち。綿貫のバスケットの中身は、ミクちゃん作の可愛らしいロールサンドと、季節の果物を使ったデザート。
まぁ、確かに内容物の分担は出来てるよな、量はともかく。
「あの、一応ミクに訊いたので、タヌキさんでも大丈夫な味付けだと思うんですけど・・・」
「コッカさん、甘いの大丈夫なんですよね?お兄ちゃんに確認はしたんだけど・・・」
真っ赤に染まった楓の木の下で、レジャーシートの上に並べられた弁当の作り手は、それぞれの作ったものを前に自信なさげに言うと、続けて
『マスターの好みに作っちゃったから』
と声を揃えた。お前たち・・・可愛すぎるだろう!
ちらっと横を見たら、緩みきった綿貫の表情もそう物語っている。こういうの、親馬鹿ならぬマスター馬鹿っつーんだろうか。
「二人が作ったもの、美味しくない訳ないじゃない。じゃ、いただきまーす」
「いただきます。二人とも朝から大変だったろ、ご苦労様」
言いながら綿貫が手を伸ばしたのはロールサンド、俺が取ったのは稲荷寿司。・・・結局、最初に食べるのは自分の相手が作ったやつなんだよな。
珍しくカイトとミクちゃんも良く食べたお陰で、豪勢な弁当も残らず無くなって、荷物が軽くなった。
腹いっぱいになったら眠くなるのは人もロイドも一緒なのか、ミクちゃんと綿貫は互いに寄り添うように、木に凭れかかってうつらうつらしている。
「ふぁ・・・」
隣のカイトが、小さな欠伸を漏らした。こいつもよっぽど眠いのか、俺の肩に乗せた頭を何度もずり落ちさせては乗せるを繰り返している。このまま放っといたら、そのうち倒れそうだ。
「カイト。頭ここ」
綿貫たちと同じように木の幹を背にした俺が、伸ばした脚を軽く叩いて示すと、言われた意味が分からなかったのか、肩から離れた頭がカクンと傾いだ。
「眠いんだろ?横になれよ。そのまま後ろにずっこけたら、頭ぶつけるぞ」
「でも、マスターは・・・」
「俺はこのままでいい。高い枕で悪いけどな」
そこまで言えば、やっと示された意味が分かったらしい。もそもそとシートに身を横たえたカイトが俺の脚に頭を乗せて、座りの良い位置を探す。上を向くには高すぎるが、横向きになるならまぁ、妥協できる高さだろう。
「まっか・・・キレイな色ですね」
「そうだなぁ。花見はよくするけど、紅葉狩りっつーのはあんまりしないから、こうやって見ると新鮮だ」
「はなみ?お花も見るんですか?」
「花見は春な」
「秋にも、お花はたくさんありますよ?」
楓の葉から俺の顔に視線を移し、不思議そうに言うカイトにちょっと笑って
「花っつーか、桜を見る事を花見っていうんだよ、普通は。今日みたいに弁当持って、桜の下にこうやってシート敷いて」
しかし考えてみれば、春先は年間で一番仕事が忙しい時期なんだよな。勤めを始めてからは通勤途中の桜並木を眺めるとか、職場の歓迎会の二次会でついでに・・・とか、そんなのばかり。まともな花見なんて、何年してないだろう。
「さくら・・・どんなお花ですか?」
「ん?んー、薄いピンク色で、一つ一つは小さいけど、それが木にいっぱい咲くんだ」
「小さい?いっぱい?」
想像がつかないのか、眠いせいで思考が働かないのか。むずがるように青い髪を揺らしながら、脚の上で動く小作りな頭に手を伸ばしてそっと撫でると
「実際見ないと、あれは伝わらないかもな。来年、春になったら一緒に見に行こう。人の少ない穴場、知ってるから」
「はい。カエデもすごくキレイだけど・・・次はサクラ、たのしみです」
カイトは再び落ち始めた瞼を瞬かせると、眠たげな顔を綻ばせて嬉しそうに笑った。
その後、気持ちの良い陽気に4人揃って寝こけてしまい、気がついたら日が暮れていたのは、まぁ仕方の無い話だという事で。
************
終始まったりムードな話になってしまいましたが・・・新葉 様、リクエスト有難うございました。少しでも楽しんで頂ければ良いんですけど。
目次に戻る
PR
この記事にコメントする
カレンダー
| 03 | 2026/04 | 05 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
よろしければ一押し。
*12/6*
お礼1つ追加,1つ倉庫
カウンター
プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
P R