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こんばんは。
こないだ御紹介した某国擬人化動画のタグから、つい北欧夫婦動画巡りをしてしまいました(笑)
こうやって探すと、案外多いんですね。個人的に好きなCPなので嬉しいんですけど、こういうマスカイも有りだなぁ(マスターを怖がりつつ慕うカイトww)とか思うあたり駄目だ・・・orz
さて、遅くなってすみません、後編です。
小説は続き~からどうぞ。
こないだ御紹介した某国擬人化動画のタグから、つい北欧夫婦動画巡りをしてしまいました(笑)
こうやって探すと、案外多いんですね。個人的に好きなCPなので嬉しいんですけど、こういうマスカイも有りだなぁ(マスターを怖がりつつ慕うカイトww)とか思うあたり駄目だ・・・orz
さて、遅くなってすみません、後編です。
小説は続き~からどうぞ。
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《ミクとカイトと“道具の意味”・下》
「そんな顔しないで、ミク」
同じボーカロイドだもん、私が何を考えたのか、お兄ちゃんに分からない筈がない。
私の表情を見て困ったように青い眉を下げたまま、それでも小さく笑うと、ナイショ話みたいに声をひそめて教えてくれた。
「オレは平気。だってマスター、オレがそれを知った時に言ってくれたんだ。オレを、望んだって」
「・・・本当?」
「本当。あのね、この姿も声も家事機能も・・・ううん、オレっていう存在自体、元々マスターが望んだものじゃない。でもマスター、自分が望んだんじゃないオレの声、良い声だって褒めてくれた。それに機能を使ってした家事を、すごく喜んでくれるんだ」
そして私が剥いた、いびつな形のジャガイモを指先で転がすと
「ミクもさ、こうやって頑張ってお料理とかするの、マスターさんに喜んでほしいからでしょ?」
「・・・うん」
「マスターさん、ミクが包丁使ってお料理しないと喜ばない?」
「ううん、そんな事ない!」
マスターは、私がするどんな些細な事だって喜んでくれる。朝、トースターにパンを入れて焼くだけだって、いつも優しく“ありがとう”って言ってくれるもの。
「じゃあやっぱり、これ使って。頑張るのは良いけど、それでミクが怪我したら、マスターさんもきっと悲しいよ。これも、ミクが使ってくれたら嬉しいと思うし」
「・・そうかな?」
「うん。だって、自分がしたことで誰か喜んでくれたら、それってすごく嬉しいでしょ?」
「・・・じゃあ、使う」
頷いてピーラーを受け取った私に笑顔を見せるお兄ちゃんは、優しい“兄”の顔をしていた。
あ
「そろそろ良いかなぁ?」
茶色に赤を足したような色(飴色って言うんだって)に変わって、しんなりしてきたリンゴを見て、お兄ちゃんが呟く。
「わー、良い匂いだねー」
「上手く出来たか?」
ちょうどそこに、マスターとコッカさんが二階から降りてきた。
「こんな感じなんですけど、どうですか?」
「あー、そうそう、こんな感じだったよね、小母さんが作ってくれたの」
「ああ、そうだな。もう良いんじゃねーの?」
今作ってるお菓子(って言うのかな?)は、コッカさんの亡くなったお母さんがよく作ってくれたもので、マスターも遊びに来た時に食べた事あるって言ってた。
「じゃ、今盛りつけますから、マスターたちは向こうで待ってて下さい。ミク、アイス出してくれる?」
「うん」
真っ白いお皿に、花びらみたいに並べられたリンゴと、バニラアイス。こういう盛りつけ方も、お兄ちゃんは上手なんだよね。まだまだ教わる事がいっぱいあるなぁ・・・
「お皿、二つ持てる?」
「大丈夫だよ。わぁ、美味しそう♪」
「じゃ、行こうか。マスターたち待ってるよ」
ニコリと笑う、優しい青い目。あの頃とは少し違う関係になってるみたいだけど、やっぱりお兄ちゃんにとってコッカさんは、私にとってのマスターみたいに・・・自分の持つ全部を捧げたいほど、世界で一番大好きな人。
私たちは、多分マスターが思うよりもずっと“ツクリモノ”としての自分を良く知っているけれど、それでもこうやって、好きな人のために何でもしたいって気持ちは、人間と何も変わらないはず。
願いはただ一つだけ。
『どうかこれからもマスターの隣で、マスターを喜ばせる事が出来ますように』
************
ミクは、しょっちゅうカイトから相談(という名のノロケもあり)を受けているので、この二人がどんな関係か大体わかってます。兄の恋愛話にのってくれる妹・・・本当、いい妹や(笑)
「そんな顔しないで、ミク」
同じボーカロイドだもん、私が何を考えたのか、お兄ちゃんに分からない筈がない。
私の表情を見て困ったように青い眉を下げたまま、それでも小さく笑うと、ナイショ話みたいに声をひそめて教えてくれた。
「オレは平気。だってマスター、オレがそれを知った時に言ってくれたんだ。オレを、望んだって」
「・・・本当?」
「本当。あのね、この姿も声も家事機能も・・・ううん、オレっていう存在自体、元々マスターが望んだものじゃない。でもマスター、自分が望んだんじゃないオレの声、良い声だって褒めてくれた。それに機能を使ってした家事を、すごく喜んでくれるんだ」
そして私が剥いた、いびつな形のジャガイモを指先で転がすと
「ミクもさ、こうやって頑張ってお料理とかするの、マスターさんに喜んでほしいからでしょ?」
「・・・うん」
「マスターさん、ミクが包丁使ってお料理しないと喜ばない?」
「ううん、そんな事ない!」
マスターは、私がするどんな些細な事だって喜んでくれる。朝、トースターにパンを入れて焼くだけだって、いつも優しく“ありがとう”って言ってくれるもの。
「じゃあやっぱり、これ使って。頑張るのは良いけど、それでミクが怪我したら、マスターさんもきっと悲しいよ。これも、ミクが使ってくれたら嬉しいと思うし」
「・・そうかな?」
「うん。だって、自分がしたことで誰か喜んでくれたら、それってすごく嬉しいでしょ?」
「・・・じゃあ、使う」
頷いてピーラーを受け取った私に笑顔を見せるお兄ちゃんは、優しい“兄”の顔をしていた。
茶色に赤を足したような色(飴色って言うんだって)に変わって、しんなりしてきたリンゴを見て、お兄ちゃんが呟く。
「わー、良い匂いだねー」
「上手く出来たか?」
ちょうどそこに、マスターとコッカさんが二階から降りてきた。
「こんな感じなんですけど、どうですか?」
「あー、そうそう、こんな感じだったよね、小母さんが作ってくれたの」
「ああ、そうだな。もう良いんじゃねーの?」
今作ってるお菓子(って言うのかな?)は、コッカさんの亡くなったお母さんがよく作ってくれたもので、マスターも遊びに来た時に食べた事あるって言ってた。
「じゃ、今盛りつけますから、マスターたちは向こうで待ってて下さい。ミク、アイス出してくれる?」
「うん」
真っ白いお皿に、花びらみたいに並べられたリンゴと、バニラアイス。こういう盛りつけ方も、お兄ちゃんは上手なんだよね。まだまだ教わる事がいっぱいあるなぁ・・・
「お皿、二つ持てる?」
「大丈夫だよ。わぁ、美味しそう♪」
「じゃ、行こうか。マスターたち待ってるよ」
ニコリと笑う、優しい青い目。あの頃とは少し違う関係になってるみたいだけど、やっぱりお兄ちゃんにとってコッカさんは、私にとってのマスターみたいに・・・自分の持つ全部を捧げたいほど、世界で一番大好きな人。
私たちは、多分マスターが思うよりもずっと“ツクリモノ”としての自分を良く知っているけれど、それでもこうやって、好きな人のために何でもしたいって気持ちは、人間と何も変わらないはず。
願いはただ一つだけ。
『どうかこれからもマスターの隣で、マスターを喜ばせる事が出来ますように』
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ミクは、しょっちゅうカイトから相談(という名のノロケもあり)を受けているので、この二人がどんな関係か大体わかってます。兄の恋愛話にのってくれる妹・・・本当、いい妹や(笑)
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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