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こんばんは。
なぜ草というのは、あんなに生長が早いのでしょうか。一生懸命草取りしたのに、もう鬼のように生えていました。・゚・(*ノД`*)・゚・。 母と午前中いっぱいかけて抜きましたとも!その元気を、枯れそうなオクラに分けてくれ・・・。
さて、今日はキリ番32323、ぼいじゃ様のリクエスト。「綿貫家マスミクで甘いの」です。初のマスミク!
・・・なんでこんなに難しかったんだorz タヌキか、タヌキのせいか!?(笑)
小説は続き~からどうぞ。
なぜ草というのは、あんなに生長が早いのでしょうか。一生懸命草取りしたのに、もう鬼のように生えていました。・゚・(*ノД`*)・゚・。 母と午前中いっぱいかけて抜きましたとも!その元気を、枯れそうなオクラに分けてくれ・・・。
さて、今日はキリ番32323、ぼいじゃ様のリクエスト。「綿貫家マスミクで甘いの」です。初のマスミク!
・・・なんでこんなに難しかったんだorz タヌキか、タヌキのせいか!?(笑)
小説は続き~からどうぞ。
*************
《私の旦那さま》
「あー、涼しーい!」
お仕事から戻って来たマスターと、近くのスーパーまでお買い物に行った帰り道。髪を揺らして通り過ぎていく風に、思わず声を上げる。
今歩いてるこの道は両脇に大きな家があって、広いお庭にたくさん木が植えてあるから、真夏でも他の場所より涼しく感じるの。
「夕方だから、水撒きでもしたのかもね」
隣を歩くマスターが、垣根越しの家を見上げて言う。マスターの実家も大きな家だったらしいから、何か思い出したのかな?
「どうして夕方にするの?暑い時に水かけた方が、お花も気持ちいいんじゃない?」
「暑い時だと、撒いた水が地面でお湯になったり、葉っぱについた水滴がレンズになって光を集めたりして植物が傷むんだって。学校で水撒きする時は気をつけろって、コッカが言ってた」
「ふぅん」
今は“夏休み”でマスターの帰りが早いから、一緒にお買い物に行けるんだ。だから私、一年で一番夏が好き。“冬休み”の時も帰ってくるのは早いけど、冬はすぐ暗くなっちゃうから、あんまり外に行けないし。
「あ、影が出来てる」
「ほんとだ。あははっ、ミクが長ーい」
後ろから照らしてくるオレンジの光で、二人の影が道路に長く伸びる。立ち止まってそれを指さすと、同じように影も動いた。
「見て見て、マスター。ほら、手をつないでるみたい!」
マスターの手の影に重なるように腕の位置を調節すると、ほんとは繋いでない手が影では繋がる。それが面白くて、隣に立つマスターを見上げると
「おれは、こっちの方がいいな」
そう言って、不自然な位置で止まっていた私の手を軽く握った。男の人の割には細い指をしてるけど、それでもやっぱり大きくて、筋っぽい手。
「・・・えへへ。私も、こっちの方が好き」
影の形は変わらないけど、今度はちゃんと私とマスターが繋がってる。嬉しくて握った手を揺らすと
「手を繋いで買い物とか、チャー〇ーグリーンのCMみたいだね」
「CM?」
「あ、ミクは見たこと無いか。おれが子供の頃やってたやつだし」
「どんなの?」
「食器洗い洗剤のCMなんだけどね、CMソングとか、結構印象的だったんだ」
「どんな歌?」
私が訊くとマスターは口を開きかけたけど、結局その口はすぐ閉じちゃって
「ミクの声で聴きたいから、家に帰ったら入力してあげる。すぐ出来る、簡単な歌だよ」
マスターは、歌があんまり・・・ううん、だいぶ上手じゃない。本人も気にしてるのか、ほんの少しのフレーズでも滅多に歌ってくれないんだ。確かに音程とかは全然合ってないけど、マスターの歌う声、好きなのになぁ。
「その歌をバックにして、仲良し夫婦が買い物袋持って、よく晴れた道を手をつないで歩くんだよ。・・・そんな夫婦、いるはず無いって思ってたけど」
ご両親と、年の離れたお兄さんとお姉さんがいるマスターは、兄姉の家族とは仲が良い。私も紹介されて良くしてもらってるけど、ご両親とは一度も会ったことが無いの。すごく仲が悪くて、家を出てから一度も会って無いって言ってたけど、話に出ると表情が強張るから、ご両親のことは訊けないでいる。
「・・・今も、そう思うの?」
手を握る力が少し強くなった気がして、そぉっとマスターの顔を見上げると、一瞬驚いたように目を見開いたマスターは
「ううん。だって今のおれ、正にそんな感じじゃない?」
片手に持ったスーパーの袋と、反対の手で握った私の手。その両方を肩の辺りまで持ち上げて見せた。
「・・・だって、“仲良し夫婦”でしょ?私、ボーカロイドなのに」
「だって、ミクはおれの“お嫁さん”でしょ?」
「そ、そうだよ!それに、マスターは私の旦那さんだもん!!」
私の口調を真似してみせたマスターに、慌てて答える。だって、これはとっても大事なこと。
今までは、あんまり“お嫁さん”らしい事できなかったけど、数ヶ月前に出来た“兄”に色々教えてもらって、少しずつ出来る事も増えてきたんだから。
「そう。だからおれたち、仲良し夫婦。何かおかしい?」
「おかしくないっ!・・・ね、マスター。お腹すいたでしょ?早くお家に帰ろっ」
「そうだねぇ。ミク、料理上手になったから今晩も楽しみだ」
がさりと鳴るビニール袋の中身は、マスターの好きなハンバーグの材料。今までは出来たのを買ってきてたけど、お兄ちゃんに美味しい作り方を教えてもらったから、これからはずっと私の手作りだよ。
「あのね、マスター・・・私、いいお嫁さん?」
アパートの入口でそう訊くと、マスターはニッコリ笑って私の頬にキスしながら言ってくれた。
「うん。世界で最高の、可愛いおれのお嫁さん!」
**************
チャーミー〇リーンのCMを御存じない方は、ようつべで検索!92年版のイメージです(笑)
っつか、とんだバカップルになった! タヌキには照れが無いので、始末に負えませんねww
ぼいじゃ様、どれだけ御要望に添えたか分かりませんが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。リクエスト、有難うございましたvv
「あー、涼しーい!」
お仕事から戻って来たマスターと、近くのスーパーまでお買い物に行った帰り道。髪を揺らして通り過ぎていく風に、思わず声を上げる。
今歩いてるこの道は両脇に大きな家があって、広いお庭にたくさん木が植えてあるから、真夏でも他の場所より涼しく感じるの。
「夕方だから、水撒きでもしたのかもね」
隣を歩くマスターが、垣根越しの家を見上げて言う。マスターの実家も大きな家だったらしいから、何か思い出したのかな?
「どうして夕方にするの?暑い時に水かけた方が、お花も気持ちいいんじゃない?」
「暑い時だと、撒いた水が地面でお湯になったり、葉っぱについた水滴がレンズになって光を集めたりして植物が傷むんだって。学校で水撒きする時は気をつけろって、コッカが言ってた」
「ふぅん」
今は“夏休み”でマスターの帰りが早いから、一緒にお買い物に行けるんだ。だから私、一年で一番夏が好き。“冬休み”の時も帰ってくるのは早いけど、冬はすぐ暗くなっちゃうから、あんまり外に行けないし。
「あ、影が出来てる」
「ほんとだ。あははっ、ミクが長ーい」
後ろから照らしてくるオレンジの光で、二人の影が道路に長く伸びる。立ち止まってそれを指さすと、同じように影も動いた。
「見て見て、マスター。ほら、手をつないでるみたい!」
マスターの手の影に重なるように腕の位置を調節すると、ほんとは繋いでない手が影では繋がる。それが面白くて、隣に立つマスターを見上げると
「おれは、こっちの方がいいな」
そう言って、不自然な位置で止まっていた私の手を軽く握った。男の人の割には細い指をしてるけど、それでもやっぱり大きくて、筋っぽい手。
「・・・えへへ。私も、こっちの方が好き」
影の形は変わらないけど、今度はちゃんと私とマスターが繋がってる。嬉しくて握った手を揺らすと
「手を繋いで買い物とか、チャー〇ーグリーンのCMみたいだね」
「CM?」
「あ、ミクは見たこと無いか。おれが子供の頃やってたやつだし」
「どんなの?」
「食器洗い洗剤のCMなんだけどね、CMソングとか、結構印象的だったんだ」
「どんな歌?」
私が訊くとマスターは口を開きかけたけど、結局その口はすぐ閉じちゃって
「ミクの声で聴きたいから、家に帰ったら入力してあげる。すぐ出来る、簡単な歌だよ」
マスターは、歌があんまり・・・ううん、だいぶ上手じゃない。本人も気にしてるのか、ほんの少しのフレーズでも滅多に歌ってくれないんだ。確かに音程とかは全然合ってないけど、マスターの歌う声、好きなのになぁ。
「その歌をバックにして、仲良し夫婦が買い物袋持って、よく晴れた道を手をつないで歩くんだよ。・・・そんな夫婦、いるはず無いって思ってたけど」
ご両親と、年の離れたお兄さんとお姉さんがいるマスターは、兄姉の家族とは仲が良い。私も紹介されて良くしてもらってるけど、ご両親とは一度も会ったことが無いの。すごく仲が悪くて、家を出てから一度も会って無いって言ってたけど、話に出ると表情が強張るから、ご両親のことは訊けないでいる。
「・・・今も、そう思うの?」
手を握る力が少し強くなった気がして、そぉっとマスターの顔を見上げると、一瞬驚いたように目を見開いたマスターは
「ううん。だって今のおれ、正にそんな感じじゃない?」
片手に持ったスーパーの袋と、反対の手で握った私の手。その両方を肩の辺りまで持ち上げて見せた。
「・・・だって、“仲良し夫婦”でしょ?私、ボーカロイドなのに」
「だって、ミクはおれの“お嫁さん”でしょ?」
「そ、そうだよ!それに、マスターは私の旦那さんだもん!!」
私の口調を真似してみせたマスターに、慌てて答える。だって、これはとっても大事なこと。
今までは、あんまり“お嫁さん”らしい事できなかったけど、数ヶ月前に出来た“兄”に色々教えてもらって、少しずつ出来る事も増えてきたんだから。
「そう。だからおれたち、仲良し夫婦。何かおかしい?」
「おかしくないっ!・・・ね、マスター。お腹すいたでしょ?早くお家に帰ろっ」
「そうだねぇ。ミク、料理上手になったから今晩も楽しみだ」
がさりと鳴るビニール袋の中身は、マスターの好きなハンバーグの材料。今までは出来たのを買ってきてたけど、お兄ちゃんに美味しい作り方を教えてもらったから、これからはずっと私の手作りだよ。
「あのね、マスター・・・私、いいお嫁さん?」
アパートの入口でそう訊くと、マスターはニッコリ笑って私の頬にキスしながら言ってくれた。
「うん。世界で最高の、可愛いおれのお嫁さん!」
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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