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こんばんは。
昨日は半日、キリリクの話を打ってました・・・が、長っ!キリリクなのに5話以上って!?
これから短縮するために、推敲作業です・・・。
小説は続き~からどうぞ。
昨日は半日、キリリクの話を打ってました・・・が、長っ!キリリクなのに5話以上って!?
これから短縮するために、推敲作業です・・・。
小説は続き~からどうぞ。
***************
《マスターとカイトとカイコ・下》
「オレも、女性型の方が良かったですか?」
ぽしょりと、危うく聞き逃すくらい小さく呟かれた言葉。
一瞬意味を取り損ね、それからそんな事を言い出した理由が分かって、悪いと思ったがつい笑ってしまった。本当に可愛いな、こいつは。・・・勿論、恋人って意味で。
「マスター!なんで笑うんですっ!!」
「・・っく・・ははっ・・や、悪い悪い。でもな、もし女性型だったらきっと、今頃カイトはここにいないぞ」
「えっ!?そんなの嫌ですっ!」
「いや、男性型だろ、お前。だから今、ここにいるんだろが」
言って抱き締めた腕の力を強くすると、安心したように青い目を細めながら
「あ、そっか、よかったぁ。・・・なんで女性型じゃ、ダメなんですか?」
綿貫のように女声を望んでいたなら話は別だが、男の一人暮らしで女性型のロイドというのは、何か落ち着かない。今は有り得ない話だが、彼女を家に呼んだ時とか居た堪れないしな。
カイトを迎えたあの日も、最初は家政婦ロイドの〈悦子ちゃん〉を勧められてはいたが、全然買う気は無かったし、それがボーカロイドでも女性型だったら、詳しい話を聞く前に売場を去っていただろう。
「別に駄目って訳じゃないけど、買う気がなかっただけだ。今のお前だったら、男女どっちでも良いし」
「オレ?オレは男性型です」
「今からどうしても女性型になりたいって言うなら、新しい身体を買ってやるよ。身体が変わっても、中身はお前なんだろ?」
「それは、そうですけど・・・高いですよ?」
気にするところが違うだろ、それ。・・・だが、気持ちは分かった。
ボーカロイドは元々安価じゃないが、公式の姿から離れれば離れるほど改造費が掛かる。公式の身体をちょっと変えるだけの、身長や設定年齢の変更はそうでもないが、髪や瞳の色の特別指定だったり、性別を反転したりという大幅変更は、特に金額が大きくなる原因の一つだ。
しかし金に関してはカイトがこの先、俺が日本人の平均寿命まで生きるのに付き合っても余りあるくらい有る。いや、貧乏公務員の稼ぎでそんな余裕は無いが・・・両親の、保険金と賠償金が、な。
こんな金、他に身内の居ない俺が残したってしょうがないだろ?
「その位の金、あるよ。で、どうする?変えるか?まぁ俺は、今のお前に何一つ不満は無いし、その声も好きなんだけど?」
俺より少し高めの、耳に優しい温かみのある声。ボーカロイドだから歌えば高いも低いも自在だが、普段カイトが話す時のこの声を、俺はとても気に入っている。
傍から見れば美形と称されるであろう左右対称の整った容貌は、ふにゃっとした全開の笑みを見慣れているせいで可愛らしく見えるが、顔に関しては男女の差より好みの問題だ。細身の身体は女性と比べれば柔らかさや丸みにはやや欠けるが、しなやかで肌もきめ細かく触り心地が良いし、夜の事もセクサロイド機能のせいか、人間の男と違ってそんなに面倒は・・・ゲフゲフッ。
とにかく、カイトが男性型だからといって困る事は一切無い。
「オレの声・・・好きですか?」
「声“も”好き、だ。間違えるな」
たった一文字で大違い。そこんとこはしっかり訂正すると、きょとんとした表情で俺を見つめるカイトは、しばらくしてボッと顔を赤く染め
「あ、あの、オレ、やっぱり身体、このままがいいです。あと、その・・・オレもマスターの声、も、好きです」
わざわざ“も”と区切ったのだから、俺の言った意味は通じたんだろう。
恥ずかしそうに俯く顔を上げさせて軽くキスをすると、ますます赤くなった顔を隠すように額を俺の胸に擦りつけて、ぎゅうっと抱き締めてきた。
「オレ、ますたー、が、だいすきです!」
あぁ、確かに〈カイコ〉も可愛いと思ったけど・・・やっぱり、うちのカイトが世界で一番可愛い!!
***************
結局、ただのバカップルで終わりましたww
ボカロの身体は、メモリとかをそのまま引き継いで変えられるようになっています。本人が拒否を示さなければ、性別の変更も可能。・・・まだボカロ自体が世に出てそんなに経っていないので、そんなの殆どいないけど。
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「オレも、女性型の方が良かったですか?」
ぽしょりと、危うく聞き逃すくらい小さく呟かれた言葉。
一瞬意味を取り損ね、それからそんな事を言い出した理由が分かって、悪いと思ったがつい笑ってしまった。本当に可愛いな、こいつは。・・・勿論、恋人って意味で。
「マスター!なんで笑うんですっ!!」
「・・っく・・ははっ・・や、悪い悪い。でもな、もし女性型だったらきっと、今頃カイトはここにいないぞ」
「えっ!?そんなの嫌ですっ!」
「いや、男性型だろ、お前。だから今、ここにいるんだろが」
言って抱き締めた腕の力を強くすると、安心したように青い目を細めながら
「あ、そっか、よかったぁ。・・・なんで女性型じゃ、ダメなんですか?」
綿貫のように女声を望んでいたなら話は別だが、男の一人暮らしで女性型のロイドというのは、何か落ち着かない。今は有り得ない話だが、彼女を家に呼んだ時とか居た堪れないしな。
カイトを迎えたあの日も、最初は家政婦ロイドの〈悦子ちゃん〉を勧められてはいたが、全然買う気は無かったし、それがボーカロイドでも女性型だったら、詳しい話を聞く前に売場を去っていただろう。
「別に駄目って訳じゃないけど、買う気がなかっただけだ。今のお前だったら、男女どっちでも良いし」
「オレ?オレは男性型です」
「今からどうしても女性型になりたいって言うなら、新しい身体を買ってやるよ。身体が変わっても、中身はお前なんだろ?」
「それは、そうですけど・・・高いですよ?」
気にするところが違うだろ、それ。・・・だが、気持ちは分かった。
ボーカロイドは元々安価じゃないが、公式の姿から離れれば離れるほど改造費が掛かる。公式の身体をちょっと変えるだけの、身長や設定年齢の変更はそうでもないが、髪や瞳の色の特別指定だったり、性別を反転したりという大幅変更は、特に金額が大きくなる原因の一つだ。
しかし金に関してはカイトがこの先、俺が日本人の平均寿命まで生きるのに付き合っても余りあるくらい有る。いや、貧乏公務員の稼ぎでそんな余裕は無いが・・・両親の、保険金と賠償金が、な。
こんな金、他に身内の居ない俺が残したってしょうがないだろ?
「その位の金、あるよ。で、どうする?変えるか?まぁ俺は、今のお前に何一つ不満は無いし、その声も好きなんだけど?」
俺より少し高めの、耳に優しい温かみのある声。ボーカロイドだから歌えば高いも低いも自在だが、普段カイトが話す時のこの声を、俺はとても気に入っている。
傍から見れば美形と称されるであろう左右対称の整った容貌は、ふにゃっとした全開の笑みを見慣れているせいで可愛らしく見えるが、顔に関しては男女の差より好みの問題だ。細身の身体は女性と比べれば柔らかさや丸みにはやや欠けるが、しなやかで肌もきめ細かく触り心地が良いし、夜の事もセクサロイド機能のせいか、人間の男と違ってそんなに面倒は・・・ゲフゲフッ。
とにかく、カイトが男性型だからといって困る事は一切無い。
「オレの声・・・好きですか?」
「声“も”好き、だ。間違えるな」
たった一文字で大違い。そこんとこはしっかり訂正すると、きょとんとした表情で俺を見つめるカイトは、しばらくしてボッと顔を赤く染め
「あ、あの、オレ、やっぱり身体、このままがいいです。あと、その・・・オレもマスターの声、も、好きです」
わざわざ“も”と区切ったのだから、俺の言った意味は通じたんだろう。
恥ずかしそうに俯く顔を上げさせて軽くキスをすると、ますます赤くなった顔を隠すように額を俺の胸に擦りつけて、ぎゅうっと抱き締めてきた。
「オレ、ますたー、が、だいすきです!」
あぁ、確かに〈カイコ〉も可愛いと思ったけど・・・やっぱり、うちのカイトが世界で一番可愛い!!
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結局、ただのバカップルで終わりましたww
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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