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こんばんは。
さ、寒いっ!昼間は暑いくらいだったのに、最近朝晩で気温が違い過ぎる!
今日は、先日のキリ番で最初に考えた話です。「猫っぽく甘える?なんか違う・・・」という事であの話を作ったんですが、今日の寒さでこっちも引っぱり出してきました。まぁ、秋じゃないけどな(笑)
小説は続き~からどうぞ。
さ、寒いっ!昼間は暑いくらいだったのに、最近朝晩で気温が違い過ぎる!
今日は、先日のキリ番で最初に考えた話です。「猫っぽく甘える?なんか違う・・・」という事であの話を作ったんですが、今日の寒さでこっちも引っぱり出してきました。まぁ、秋じゃないけどな(笑)
小説は続き~からどうぞ。
****************
《カイトと秋の夜》
今日は持ち帰りの仕事があるからって、マスターは夕ご飯を食べてからお部屋にいる。あんまりこういうこと無いから、ちょっと寂しいな。
「まだ終わらないのかなぁ・・・」
ご飯の片付けも終わっちゃったし、お風呂にはまだ早い時間。することがなくてテレビを点けたんだけど、一人のテレビって本当につまんない。特にバラエティは、なんだかオレだけ取り残されてるみたいで嫌いだけど、この時間って殆どそういう番組なんだ。仕方なく、旅番組をかけてぼんやり見ている。
「・・・熱い」
最近は夜になると冷えてくるから、ホットミルクを作ってみた。マスターにって思ったんだけど、眠くなると困るから今はいいって言われて、オレの分だけ。
作り過ぎて量の多いそれは、大きいマグカップになみなみと注がれていて。熱いのが苦手なオレにはまだちょっと飲むのに、ええと・・・勇気?がいる温度みたい。冷ますためにそっと息を吹きかけると、ほわんと白い湯気とハチミツの匂いが鼻を擽った。
「あー、疲れた」
「マスター。お仕事終わったんですか?」
「終わったっつーか・・・目途が付いたから終わり」
大きく伸びをしながらリビングに入ってきたマスターは、湯気を立てるカップに気づくと
「それ、貰って良いか?」
「あ、はい。でもまだ熱いですよ?」
「こういうのは熱くて普通だろ。まぁカイトは猫舌だからな」
少し笑って隣に座り、オレの手ごとカップを掴んで一口。
「美味い」
「あの、作ってきましょうか?まだ牛乳あるし」
「んー・・・お前これ、全部飲める?」
「えと、がんばれば」
元々そんなに食べないし、ご飯を食べた後だから余計に入らない。でも残したら勿体ないから、少しづつ飲むつもりだったんだけど・・・
「じゃ、俺もこれでいい。一緒に飲もう」
「はいっ」
マスターと一緒だって!普通に飲むより美味しそうに感じるのは、なんでだろう?
嬉しくて、早くオレが飲めるくらいに冷めないかなぁって思っていると、隣からゆっくりと体重がかけられる。
「マスター?」
「うん?」
「あと・・・いえ、なんでもないです」
「そうか」
肩に乗せられた頭が、丁度良い位置を探すみたいにスリッと動いて、耳に当たる癖のある髪が擽ったい。
「はい」
冷めてきたホットミルクを飲みながら頷くと、空いた手にそっと伸びてきたマスターの手が重なって、緩く握られた。隣に感じる温かさと預けられる身体の重みに、瞼が重くなってくる。
テレビ画面に映し出されるのは、赤や黄色に色付いた山の景色。
「・・・綺麗だな」
「・・・そう、ですね」
呟かれた言葉に小さく頷くと、マスターは大きなあくびを一つして、もう一度オレの肩に頭を擦り寄せた。
****************
あのノリ(笑)と比べると、しっとり系?でしょうか。たまにはこんな2人も。
今日は持ち帰りの仕事があるからって、マスターは夕ご飯を食べてからお部屋にいる。あんまりこういうこと無いから、ちょっと寂しいな。
「まだ終わらないのかなぁ・・・」
ご飯の片付けも終わっちゃったし、お風呂にはまだ早い時間。することがなくてテレビを点けたんだけど、一人のテレビって本当につまんない。特にバラエティは、なんだかオレだけ取り残されてるみたいで嫌いだけど、この時間って殆どそういう番組なんだ。仕方なく、旅番組をかけてぼんやり見ている。
「・・・熱い」
最近は夜になると冷えてくるから、ホットミルクを作ってみた。マスターにって思ったんだけど、眠くなると困るから今はいいって言われて、オレの分だけ。
作り過ぎて量の多いそれは、大きいマグカップになみなみと注がれていて。熱いのが苦手なオレにはまだちょっと飲むのに、ええと・・・勇気?がいる温度みたい。冷ますためにそっと息を吹きかけると、ほわんと白い湯気とハチミツの匂いが鼻を擽った。
「あー、疲れた」
「マスター。お仕事終わったんですか?」
「終わったっつーか・・・目途が付いたから終わり」
大きく伸びをしながらリビングに入ってきたマスターは、湯気を立てるカップに気づくと
「それ、貰って良いか?」
「あ、はい。でもまだ熱いですよ?」
「こういうのは熱くて普通だろ。まぁカイトは猫舌だからな」
少し笑って隣に座り、オレの手ごとカップを掴んで一口。
「美味い」
「あの、作ってきましょうか?まだ牛乳あるし」
「んー・・・お前これ、全部飲める?」
「えと、がんばれば」
元々そんなに食べないし、ご飯を食べた後だから余計に入らない。でも残したら勿体ないから、少しづつ飲むつもりだったんだけど・・・
「じゃ、俺もこれでいい。一緒に飲もう」
「はいっ」
マスターと一緒だって!普通に飲むより美味しそうに感じるのは、なんでだろう?
嬉しくて、早くオレが飲めるくらいに冷めないかなぁって思っていると、隣からゆっくりと体重がかけられる。
「マスター?」
「うん?」
「あと・・・いえ、なんでもないです」
「そうか」
肩に乗せられた頭が、丁度良い位置を探すみたいにスリッと動いて、耳に当たる癖のある髪が擽ったい。
「はい」
冷めてきたホットミルクを飲みながら頷くと、空いた手にそっと伸びてきたマスターの手が重なって、緩く握られた。隣に感じる温かさと預けられる身体の重みに、瞼が重くなってくる。
テレビ画面に映し出されるのは、赤や黄色に色付いた山の景色。
「・・・綺麗だな」
「・・・そう、ですね」
呟かれた言葉に小さく頷くと、マスターは大きなあくびを一つして、もう一度オレの肩に頭を擦り寄せた。
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あのノリ(笑)と比べると、しっとり系?でしょうか。たまにはこんな2人も。
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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