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《マスターとあだ名・カイト編》
「ミクのマスターさん。どうしてマスターの事、“コッカ”って呼ぶんですか?」
初めて会った時から疑問に思っていた事を、オレはミクのマスターさんに訊いた。マスターは“せんだい やちよ”という名前だから、どこにも“こ”も“か”も付かないのに。
「カイト君は、この国の歌を知ってる?」
パーツの整った綺麗な顔をしていて、マスターと比べると少し髪が長いミクのマスターさんは、背はオレよりちょっと高いくらいなので、話していても見上げないで済む。
同じ年だって言ってたけどマスターより年下に見えます、ってマスターに言ったら『あいつは“童顔”なんだ』って言ってた。・・・オレも、設定年齢を言うとみんな意外そうな顔するから、“童顔”なのかな?
「いいえ、知らないです」
「そっか、詳しい事はコッカに聞いたらいいよ。んーとね、ちょっと歌詞を書いてあげるから、見てごらん」
国の歌があるなんて考えた事も無かった。訊かれて首を横に振ると、ミクのマスターさんはそう言って、近くにあったメモ用紙に何か書き込むとオレに見せてくれる。
「・・あっ!マスターの名前です!」
『君が・・』から始まる歌詞の中に『千代に八千代に』という文字を見つけて思わず声を上げてしまった。マスターの名前は漢字で書くと“千代 八千代”だから、同じ字だもの。
「国の歌の事、国歌っていうんだよ。だからコッカって呼んでるの。分かった?」
「マスターの名前が国歌の中に入ってるからですね?」
「そう。カイト君は賢いなぁ」
ミクのマスターさんはそう言って褒めてくれたけど、オレはそれよりも、国の歌に名前が入ってるマスターって凄いなぁって、そればかりを考えてしまった。
「ミクのマスターさん。どうしてマスターの事、“コッカ”って呼ぶんですか?」
初めて会った時から疑問に思っていた事を、オレはミクのマスターさんに訊いた。マスターは“せんだい やちよ”という名前だから、どこにも“こ”も“か”も付かないのに。
「カイト君は、この国の歌を知ってる?」
パーツの整った綺麗な顔をしていて、マスターと比べると少し髪が長いミクのマスターさんは、背はオレよりちょっと高いくらいなので、話していても見上げないで済む。
同じ年だって言ってたけどマスターより年下に見えます、ってマスターに言ったら『あいつは“童顔”なんだ』って言ってた。・・・オレも、設定年齢を言うとみんな意外そうな顔するから、“童顔”なのかな?
「いいえ、知らないです」
「そっか、詳しい事はコッカに聞いたらいいよ。んーとね、ちょっと歌詞を書いてあげるから、見てごらん」
国の歌があるなんて考えた事も無かった。訊かれて首を横に振ると、ミクのマスターさんはそう言って、近くにあったメモ用紙に何か書き込むとオレに見せてくれる。
「・・あっ!マスターの名前です!」
『君が・・』から始まる歌詞の中に『千代に八千代に』という文字を見つけて思わず声を上げてしまった。マスターの名前は漢字で書くと“千代 八千代”だから、同じ字だもの。
「国の歌の事、国歌っていうんだよ。だからコッカって呼んでるの。分かった?」
「マスターの名前が国歌の中に入ってるからですね?」
「そう。カイト君は賢いなぁ」
ミクのマスターさんはそう言って褒めてくれたけど、オレはそれよりも、国の歌に名前が入ってるマスターって凄いなぁって、そればかりを考えてしまった。
********************
《マスターとあだ名・ミク編》
「お兄ちゃんのマスターは、どうしてマスターの事、“タヌキ”って呼ぶの?」
マスターと同じ年だというカイトお兄ちゃんのマスターは、とても背が高い。ひょろっとした感じじゃないけど、暑苦しいほどがっちりしてる訳でもなくて、均整がとれてるっていうのかな?運動とか得意そう。
ただ、同級生だって言ってたのに、絶対マスターより年上に見えるんだけど・・・。『コッカは“老け顔”だからね』ってマスターが言ってたけど、そうなのかなぁ?
そんなお兄ちゃんのマスターにそう訊くと、お兄ちゃんのマスターは酸っぱいものを食べたような表情で私を見下ろした。
「ミクちゃん、マスターの名前は?」
「“綿貫 諒一”・・・“わたぬき”だから“タヌキ”?」
「・・・単純だけど、他に思いつかなかったんだよ」
渋い顔になったお兄ちゃんのマスターはボソリと呟いて、その後『初対面でいきなり“コッカの人”はねーだろ』とかブツブツ文句を言っている。マスターって結構思った事をすぐ言っちゃう人だから、きっとお兄ちゃんのマスターにも何か言ったんだ。
「あー、もしかしてミクちゃん、マスターの事そんな風に呼んで、気ぃ悪くした?」
「ううん、平気。きっとマスターが何か変な事言ったんでしょう?」
「・・・ミクちゃんはマスターの事、よく分かってるね」
お兄ちゃんのマスターはそう言って、小さく笑った。黙っていると怒っているみたいに見えるけど、元はカッコいいので笑うと感じが全然変わって凄くモテそう。それに、マスターの事で私に気を遣ってくれたみたい。優しい人なんだ。お兄ちゃん、良いマスターで良かったね。
でも・・・私のマスターは、世界一カッコ良くて優しい、私の“旦那さま”なんだから!
*****************
《マスターとカイトと課題曲・2 》
うちのカイトは、早口が苦手だ。
以前、カイトの歌を聞いた綿貫にも指摘されたが(あれはそもそも練習自体が不足していたせいもあるが)、早口になるとどうも上手く言葉を紡げない。練習すればちゃんと歌えるようになるので、俺としては苦手という程じゃないと思うんだが
『今度はもっと練習しますから、何か早口な歌が歌いたいです!』
例の曲を歌えるようになったカイトは、そんな希望を出して来た。向上心があるのは良いが、変に燃えてしまっても困る。俺だって早口大得意って訳じゃないんだ、教える方の身にもなってくれ・・・。
「ま、探してみるか」
困った時の“KAITO用課題曲”検索を掛けると、コメント順トップに聞いた事の無い曲。本当、課題曲って色々あるなぁ。
淡い色合いで色付けされた可愛らしいイラストと、ピアノのイントロが流れ、出だしから台詞のように早口の〈KAITO〉の歌声が流れ始める。お、一曲目でビンゴか、ラッキーだ。PVになってるみたいだけど・・・え、ちょ、待て、この展開・・・
そう言うカイトの声が既に泣きそうになってきているが・・・うん、確かに自分でも凄い沈痛な表情になってる自覚ある。
「あー、カイト。お前しばらく、早口曲禁止」
「へ?どうして?」
突然の宣言に不思議そうな表情で聞き返すカイトだが・・・あんな歌カイトに歌われたら絶対泣く!っつか教える時点で泣いてしまいそうだ。
「Air…」というその課題曲を聞いた俺が、「恋のIT革命」という別の早口課題曲の存在を知るまで、カイトに早口曲禁止令を出したのも、まぁ今はいい思い出である。
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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