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こんばんは。
今日で今年度もおしまいですね。明日から21年度か・・・・はぁ、めんどくせぇ・・・。
さてさて、今日はキリ番15000(推定)のリクエストです。
ユキト 様で、「マスターがカイトに歌ってあげたい曲、またはその逆」
すいません、逆(カイト→マスター)になりました。いずれ、マスター→カイトでもやってみたいです。
・・・というか、ホント良いもんゴチでした!詳しくは明日辺り、拍手お礼で(笑)
小説は続き~からどうぞ。
今日で今年度もおしまいですね。明日から21年度か・・・・はぁ、めんどくせぇ・・・。
さてさて、今日はキリ番15000(推定)のリクエストです。
ユキト 様で、「マスターがカイトに歌ってあげたい曲、またはその逆」
すいません、逆(カイト→マスター)になりました。いずれ、マスター→カイトでもやってみたいです。
・・・というか、ホント良いもんゴチでした!詳しくは明日辺り、拍手お礼で(笑)
小説は続き~からどうぞ。
****************
≪マスターがお疲れ≫
『これから帰る』
いつもよりずいぶん低い声が、それだけ言って電話は切れた。
オレは晩ご飯のメニューを急きょ変更して、温め直してすぐ食べられる煮物と、焼くだけで良いように豚肉を生姜だれに漬けてマスターの帰りを待つ。今日は多分、帰ってきてもすぐにはご飯に出来ないから。
「・・・ただいま」
「おかえりなさい、マス・・・」
いつも跳ねている髪の毛も元気無く見えるほど疲れた様子のマスターは、出迎えの言葉を言いきる前にオレの腕を引いてぎゅうっと抱き締めた。いつもは、オレが抱きつく方なのに。
しばらく動かずに、大きな大きなため息を一つ吐くと、そのまま何も言わないマスターに手を引かれて二階へ上がる。オレも、黙ってついていった。
「カイト。何か歌って」
「何が良いですか?」
明かりの無い部屋に入り、スーツの上着だけ脱いで放り投げると、ここに座れと言うようにベッドの端にぽんぽんと手をつく。
指示通りに座ると、ことんと腿に乗るマスターの頭。ベッドに横になって・・ええと、膝枕?みたいな格好になると、腕をオレの腰に巻きつけながら言った。
「お前が歌いたいので良いから」
「分かりました」
一度大きく息を吸って整え、教わったたくさんの歌の中から選んだのは女性歌手が歌っていた、春を待つ歌。季節には合わないんだけど、穏やかなメロディーのこの歌を教えてくれた時、珍しく『俺、この歌好きなんだ』って言ってたから。
そして歌いながら、癖のあるマスターの髪をそっと撫でた。いつもは撫でてもらうばっかりだけど、今だけは逆なの。
「・・・今日は、碌な日じゃなかった」
歌い終わると、低い声が呟く。そしてそのまま、オレのお腹に向かって今日あったことを吐き出していった。
「朝は猫の死体見かけるし、仕事行けば二週間も前に出した書類が、今になって間違い有りで返ってくるし。学校に来てなかった文書、ある筈だからって言われて2時間も探す羽目になるし、印刷機とコピーとプリンターが続けてぶっ壊れた挙句、硝子2枚も割られた!修繕費もそんなに無いっつーのに本当、何なんだよ。勘弁してくれ・・・」
「大変でしたね」
たまーにこういうふうになるマスター。それはお仕事で何か大変なことや嫌なことがあった時で、最初は見たことがない姿にすごくびっくりしたけど・・・
「・・・カイト。歌、もう一回歌って」
お腹に押しつけられた顔の隙間から、くぐもった声がねだる。最初は苦しいくらいにきつくオレを抱き締めていた腕も、脚を曲げて丸まっていた強張った身体も、力が抜けて伸びてきた。オレがベッドに座っているせいで、長い足の先がベッドから少しはみ出している。
いつもは、マスターに嬉しくしてもらうばかりだけど。今はオレが、マスターのお願いなんでも聞いて、うーんと優しくしてあげて・・・甘やかしてあげたいって、こんな感じかな?
「同じ歌で良いですか?」
「ん」
跳ねる癖っ毛を指で遊ばせながら、オレはマスターのお腹が空腹を訴えて鳴き出すまで、言われるままに何度も春を呼び続けた。
****************
カイトが歌ったのは「春よ、来い」です。芋屋さんちのじゃなくて、低音の方をイメージしてます。明日あたりご紹介しますね。
ユキト 様。何か頂いた本題からずれてる気がするんですが・・・素敵リクエスト、有難うございましたvv
『これから帰る』
いつもよりずいぶん低い声が、それだけ言って電話は切れた。
オレは晩ご飯のメニューを急きょ変更して、温め直してすぐ食べられる煮物と、焼くだけで良いように豚肉を生姜だれに漬けてマスターの帰りを待つ。今日は多分、帰ってきてもすぐにはご飯に出来ないから。
「・・・ただいま」
「おかえりなさい、マス・・・」
いつも跳ねている髪の毛も元気無く見えるほど疲れた様子のマスターは、出迎えの言葉を言いきる前にオレの腕を引いてぎゅうっと抱き締めた。いつもは、オレが抱きつく方なのに。
しばらく動かずに、大きな大きなため息を一つ吐くと、そのまま何も言わないマスターに手を引かれて二階へ上がる。オレも、黙ってついていった。
「カイト。何か歌って」
「何が良いですか?」
明かりの無い部屋に入り、スーツの上着だけ脱いで放り投げると、ここに座れと言うようにベッドの端にぽんぽんと手をつく。
指示通りに座ると、ことんと腿に乗るマスターの頭。ベッドに横になって・・ええと、膝枕?みたいな格好になると、腕をオレの腰に巻きつけながら言った。
「お前が歌いたいので良いから」
「分かりました」
一度大きく息を吸って整え、教わったたくさんの歌の中から選んだのは女性歌手が歌っていた、春を待つ歌。季節には合わないんだけど、穏やかなメロディーのこの歌を教えてくれた時、珍しく『俺、この歌好きなんだ』って言ってたから。
そして歌いながら、癖のあるマスターの髪をそっと撫でた。いつもは撫でてもらうばっかりだけど、今だけは逆なの。
「・・・今日は、碌な日じゃなかった」
歌い終わると、低い声が呟く。そしてそのまま、オレのお腹に向かって今日あったことを吐き出していった。
「朝は猫の死体見かけるし、仕事行けば二週間も前に出した書類が、今になって間違い有りで返ってくるし。学校に来てなかった文書、ある筈だからって言われて2時間も探す羽目になるし、印刷機とコピーとプリンターが続けてぶっ壊れた挙句、硝子2枚も割られた!修繕費もそんなに無いっつーのに本当、何なんだよ。勘弁してくれ・・・」
「大変でしたね」
たまーにこういうふうになるマスター。それはお仕事で何か大変なことや嫌なことがあった時で、最初は見たことがない姿にすごくびっくりしたけど・・・
「・・・カイト。歌、もう一回歌って」
お腹に押しつけられた顔の隙間から、くぐもった声がねだる。最初は苦しいくらいにきつくオレを抱き締めていた腕も、脚を曲げて丸まっていた強張った身体も、力が抜けて伸びてきた。オレがベッドに座っているせいで、長い足の先がベッドから少しはみ出している。
いつもは、マスターに嬉しくしてもらうばかりだけど。今はオレが、マスターのお願いなんでも聞いて、うーんと優しくしてあげて・・・甘やかしてあげたいって、こんな感じかな?
「同じ歌で良いですか?」
「ん」
跳ねる癖っ毛を指で遊ばせながら、オレはマスターのお腹が空腹を訴えて鳴き出すまで、言われるままに何度も春を呼び続けた。
****************
カイトが歌ったのは「春よ、来い」です。芋屋さんちのじゃなくて、低音の方をイメージしてます。明日あたりご紹介しますね。
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HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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