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こんばんは。
今日は新婚の友人の家に行ってきました。お家の中も可愛くしてて、旦那さま(お昼御飯ご一緒したんです)とも仲良く、とても幸せそうでした。・・・・う、羨ましくなんかないんだからねっ!
・・・私が一人寂しい老後を迎えるまでに、“ボーカロイド”を開発して欲しいものです。孫みたいに可愛がるんだ(笑)
今日で運動会編おしまいです。小説は続き~からどうぞ。
今日は新婚の友人の家に行ってきました。お家の中も可愛くしてて、旦那さま(お昼御飯ご一緒したんです)とも仲良く、とても幸せそうでした。・・・・う、羨ましくなんかないんだからねっ!
・・・私が一人寂しい老後を迎えるまでに、“ボーカロイド”を開発して欲しいものです。孫みたいに可愛がるんだ(笑)
今日で運動会編おしまいです。小説は続き~からどうぞ。
*****************
《カイトとマスターと秋の行事・6 》
「運動会史上初の、同率1位オメデトウ」
マスターは結局、ゴールの所で最後の一人に追いついた。判定の人もどっちが先だったか分からなくて、来賓の偉い人の判断で2チームとも1位になったんだって。
「お前・・・それ、本気で祝ってんのか?」
次の競技一回分のお休みをもらってオレたちのところに来たマスターが、タヌキさんの言葉に疑わしそうな目を向けた。話すとまだ少し、息が弾んでる。
「本気だよー。っていうか、コッカがあんなにやる気出すと思わなかったし」
「あー・・・・校長先生にも言われた。覇気が無いと思ってたけど、考え直したって」
「あんまり覇気のある事務職員もどうかと思うけど、一応褒められたんだ。良かったね」
「まぁな。っつか、こんな全力で走ったの、いつ以来だよ。・・・明日、絶対筋肉痛になる」
「あははっ、年寄りー」
「煩いっ、お前の方が年上だろ!」
校舎裏のあまり人の居ない場所に移動したからか、大きな声でタヌキさんにそう言ったマスターと視線が合う。すると、ふいっと目を逸らされてしまった。どうして?
・・・あれかな、お仕事先なのに大きい声でマスターって言っちゃったのが、ダメだったのかな?
「ますた・・・」
「・・・あ、そうだミク。カキ氷食べない?」
言いかけた言葉を遮るように、タヌキさんがオレ越しにミクへ声をかける。一瞬きょとんとしたミクも、次の瞬間にはニコーッと笑い
「うんっ、食べたい!じゃあお兄ちゃん、私マスターと買ってくるね。待ってて」
「じゃ、そういう訳で」
「ちょっ、お前ら!?」
慌てた声を上げるマスターを無視して、二人は人波に消えていった。
「あの、マスター・・・ごめんなさい」
今言わないと機会が無くなっちゃうと思って、まだこっちを向いてくれないマスターに声をかけると
「は?何が?」
「オレ、おっきい声でマスターって言っちゃったから・・・ここ、マスターのお仕事先なのに、迷惑でしたよね」
「・・・なんで、そう思った?」
「だってマスター、さっき思いっきり目を逸らしました、よ?」
思い出したら悲しくなってきた。今日はなんだか、泣きそうになってばっかり。やっぱり来ない方が良かったかなぁ・・・
「・・ったく、お前は!」
ちょっと苛立ったような声に思わず目を閉じて身を竦めると、次の瞬間には抱き締められていた。触れた耳に伝わるマスターの心臓の音が、いつもより少し早い。
「マスター?」
「全然迷惑じゃない!あー・・・のな、その・・・恥ずかしかったんだよ、色々と」
「何がですか?」
今日のマスターのどこに、恥ずかしいところがあったんだろう。全然思い当たらなくて、学校に来てからのメモリを見直そうかと思っていると
「何って・・・お前がタヌキのものかって言われて、独占欲丸出しで俺のだって宣言したり・・・お前の一声で、まともに走る気無かった癖に死ぬ気で走ったり、とか・・・」
「オレの声、聞こえてました?」
あんなにたくさんの音の中で、オレの声、ちゃんと届いてた?
「・・・他の音が聞こえないくらい、良く聞こえた。カイトに頑張れって言われなきゃ、誰があんな状況で1位狙ったりするか」
抱き込まれたままボソボソと頭上から聞こえる声に、悲しくてぺしゃんこになっていた気持ちが、だんだん嬉しさに膨らんできて、頬が緩む。
「さっきのマスター、すごく・・・すごーく、カッコ良かったです。オレ本当は周りの人たちに、あれがオレのマスターですって自慢したかったんですよ?」
迷惑になるだろうから黙っていたけど、言って良いって言われてたら叫び出したいくらい・・・ええと、なんて言うか・・・誇らしい?気持ちだった。オレのマスターはあの、すごくカッコいい人なんですって。
「カイト・・・本当、も、無理だから・・・」
「無理?」
「だから、今言ったばっかりだろっ。あんまそういう事言われると、恥ずかしいんだよ!」
低い声でそう言われて顔を上げると、怒ってるみたいに眉間に皺を寄せて・・・でも真っ赤な顔をしているマスター。
「もしかして・・・照れて、ます?」
「・・・今照れないで、いつ照れるってんだ」
開き直ったようにオレの頭を抱え込んで、ぎゅうぎゅう抱き締める。ちょっと苦しいけど、なんだか楽しくて、とっても嬉しい。
「マスター」
「なに」
オレのマスターは、優しくてカッコ良くて背が高くて、歌も上手いし走るのも速い人。そして・・・
「なんか、今のマスター・・・すごく・・」
「・・・凄く?」
前にミクが、男も可愛い時は可愛いって言っていたのを思い出した。
あの時はそんなこと無いって思ったけど・・・女の子や、小さい子や動物に感じるのと似てるけど少し違う、今はじめて知った、オレの言葉に顔を赤くするマスターにだけ感じるこの気持ちを伝えたくて。
でも表すのはやっぱり、この言葉が一番近いと思う。
「すごく“かわいい”って、思いました」
そう言ったらポカンとした顔になったマスターが、戻ってきたミクたちに大慌てで『カイトがおかしくなった!』と叫んだのだけは、未だに納得出来ないんだけど。
***************
という訳で運動会編終了です。別名、マスター照れる編(笑)
男の人っていくつになっても可愛いなぁと思う事ありますよね。いや、むしろ微笑ましいなぁ、かなww
目次に戻る
「運動会史上初の、同率1位オメデトウ」
マスターは結局、ゴールの所で最後の一人に追いついた。判定の人もどっちが先だったか分からなくて、来賓の偉い人の判断で2チームとも1位になったんだって。
「お前・・・それ、本気で祝ってんのか?」
次の競技一回分のお休みをもらってオレたちのところに来たマスターが、タヌキさんの言葉に疑わしそうな目を向けた。話すとまだ少し、息が弾んでる。
「本気だよー。っていうか、コッカがあんなにやる気出すと思わなかったし」
「あー・・・・校長先生にも言われた。覇気が無いと思ってたけど、考え直したって」
「あんまり覇気のある事務職員もどうかと思うけど、一応褒められたんだ。良かったね」
「まぁな。っつか、こんな全力で走ったの、いつ以来だよ。・・・明日、絶対筋肉痛になる」
「あははっ、年寄りー」
「煩いっ、お前の方が年上だろ!」
校舎裏のあまり人の居ない場所に移動したからか、大きな声でタヌキさんにそう言ったマスターと視線が合う。すると、ふいっと目を逸らされてしまった。どうして?
・・・あれかな、お仕事先なのに大きい声でマスターって言っちゃったのが、ダメだったのかな?
「ますた・・・」
「・・・あ、そうだミク。カキ氷食べない?」
言いかけた言葉を遮るように、タヌキさんがオレ越しにミクへ声をかける。一瞬きょとんとしたミクも、次の瞬間にはニコーッと笑い
「うんっ、食べたい!じゃあお兄ちゃん、私マスターと買ってくるね。待ってて」
「じゃ、そういう訳で」
「ちょっ、お前ら!?」
慌てた声を上げるマスターを無視して、二人は人波に消えていった。
「あの、マスター・・・ごめんなさい」
今言わないと機会が無くなっちゃうと思って、まだこっちを向いてくれないマスターに声をかけると
「は?何が?」
「オレ、おっきい声でマスターって言っちゃったから・・・ここ、マスターのお仕事先なのに、迷惑でしたよね」
「・・・なんで、そう思った?」
「だってマスター、さっき思いっきり目を逸らしました、よ?」
思い出したら悲しくなってきた。今日はなんだか、泣きそうになってばっかり。やっぱり来ない方が良かったかなぁ・・・
「・・ったく、お前は!」
ちょっと苛立ったような声に思わず目を閉じて身を竦めると、次の瞬間には抱き締められていた。触れた耳に伝わるマスターの心臓の音が、いつもより少し早い。
「マスター?」
「全然迷惑じゃない!あー・・・のな、その・・・恥ずかしかったんだよ、色々と」
「何がですか?」
今日のマスターのどこに、恥ずかしいところがあったんだろう。全然思い当たらなくて、学校に来てからのメモリを見直そうかと思っていると
「何って・・・お前がタヌキのものかって言われて、独占欲丸出しで俺のだって宣言したり・・・お前の一声で、まともに走る気無かった癖に死ぬ気で走ったり、とか・・・」
「オレの声、聞こえてました?」
あんなにたくさんの音の中で、オレの声、ちゃんと届いてた?
「・・・他の音が聞こえないくらい、良く聞こえた。カイトに頑張れって言われなきゃ、誰があんな状況で1位狙ったりするか」
抱き込まれたままボソボソと頭上から聞こえる声に、悲しくてぺしゃんこになっていた気持ちが、だんだん嬉しさに膨らんできて、頬が緩む。
「さっきのマスター、すごく・・・すごーく、カッコ良かったです。オレ本当は周りの人たちに、あれがオレのマスターですって自慢したかったんですよ?」
迷惑になるだろうから黙っていたけど、言って良いって言われてたら叫び出したいくらい・・・ええと、なんて言うか・・・誇らしい?気持ちだった。オレのマスターはあの、すごくカッコいい人なんですって。
「カイト・・・本当、も、無理だから・・・」
「無理?」
「だから、今言ったばっかりだろっ。あんまそういう事言われると、恥ずかしいんだよ!」
低い声でそう言われて顔を上げると、怒ってるみたいに眉間に皺を寄せて・・・でも真っ赤な顔をしているマスター。
「もしかして・・・照れて、ます?」
「・・・今照れないで、いつ照れるってんだ」
開き直ったようにオレの頭を抱え込んで、ぎゅうぎゅう抱き締める。ちょっと苦しいけど、なんだか楽しくて、とっても嬉しい。
「マスター」
「なに」
オレのマスターは、優しくてカッコ良くて背が高くて、歌も上手いし走るのも速い人。そして・・・
「なんか、今のマスター・・・すごく・・」
「・・・凄く?」
前にミクが、男も可愛い時は可愛いって言っていたのを思い出した。
あの時はそんなこと無いって思ったけど・・・女の子や、小さい子や動物に感じるのと似てるけど少し違う、今はじめて知った、オレの言葉に顔を赤くするマスターにだけ感じるこの気持ちを伝えたくて。
でも表すのはやっぱり、この言葉が一番近いと思う。
「すごく“かわいい”って、思いました」
そう言ったらポカンとした顔になったマスターが、戻ってきたミクたちに大慌てで『カイトがおかしくなった!』と叫んだのだけは、未だに納得出来ないんだけど。
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男の人っていくつになっても可愛いなぁと思う事ありますよね。いや、むしろ微笑ましいなぁ、かなww
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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