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こんばんは。
夕飯にカボチャのサラダ食べたら、中に入っていたスライス玉ねぎのせいで、玉ねぎくさい・・・
でもこれから春になると、新タマネギだとか春キャベツだとか出てきますね。新タマはスライスしたのに鰹節と醤油とかけるととても美味しいと思います。・・・玉ねぎくさくなるけど(笑)
小説は続き~からどうぞ。
夕飯にカボチャのサラダ食べたら、中に入っていたスライス玉ねぎのせいで、玉ねぎくさい・・・
でもこれから春になると、新タマネギだとか春キャベツだとか出てきますね。新タマはスライスしたのに鰹節と醤油とかけるととても美味しいと思います。・・・玉ねぎくさくなるけど(笑)
小説は続き~からどうぞ。
***************
《カイトとマスターと秋の行事・3 》
「あ、コッカ。今“バカヌキ”って言おうとしたでしょ?」
声を掛けられるのが分かってたみたいに、タヌキさんは慌てる様子もなく走ってきたマスターに向かって笑う。
「分かってるなら話は早い。何しに来た!?」
歩いていた人がこっちを見ているのに気づいたマスターは、ちょっと声を潜めたけど、その代わり思いっきり低く訊いた。どうしよう、マスターも怒ってるみたい。来ちゃダメだったのかな?
「前任校の運動会に、差し入れ持って応援に来たんだよ。ほら」
証拠のように掲げられた紙袋。中身はゼリーの詰め合わせだって、来るとき言ってたけど・・・
「去年は来なかったろ。それに・・・何でカイトを連れてくる必要がある」
「・・・勝手に来ちゃってごめんなさい、マスター。すぐ、帰ります」
やっぱりオレ、来ちゃいけなかったんだ。今すぐ帰れば、お仕事の邪魔にならないよね?
これ以上怒られたら泣いちゃいそうで、でもこんな所で泣いたら、またマスターに迷惑がかかる。下を向いたまま、来た道を引き返そうと振り返ると
「なっ!?おい、ちょっ、待てカイト!」
後ろから聞こえる慌てた声。マスターは優しいから止めようとしてくれるけど、お仕事中に迷惑はかけたくない。思わず走り出そうとした時
「千代せんせー、何してんの。そろそろ次の競技が・・・おう、綿貫先生ひさしぶり!」
「あ、外山先生、お久しぶりです。ご無沙汰してます」
後ろから、男の人が声をかけてきた。マスターたちより10歳くらい年上に見えるけど、学校のセンセイ、なのかな?どんな人がマスターとお仕事してるのか気になってつい足を止めると、その男の人は日焼けした顔で笑いながら
「その子が、欲しがってた〈初音ミク〉ちゃんか。本当に買ったんだな」
「その為にあの頃から節約してたんで。可愛いでしょ?」
「やだ、マスターってば!」
タヌキさんの紹介に、ミクはちょっと照れたような声を上げてから、長い髪を大きく振ってお辞儀をした。
「こんにちは。えと、ここに勤めてる時は、マスターがお世話になりました!」
「いやいや、こちらこそ。うん、確かに可愛い。それで、そっちの青い・・・あー、確か〈カイト〉君も、綿貫先生の・・・」
「俺の、です」
急に、身体が傾く。いつの間にか隣に立っていたマスターが、オレの腰に腕を回して引き寄せたからだ。
「わぁ、大人気ない」
タヌキさんの小さな呟きは、マスターの耳には入らなかったみたいだけど。“オトナゲ”って何だろう。
「へー。千代先生もボーカロイド持ちなのか。流行ってるの?」
「・・・いや、そういう訳じゃないですけど」
「そう。最近は子供たちの中でも、家にいるって子が増えてきたしね。ちょっと興味があったんだけど・・・っと、そうじゃない。先生呼びに来たんだった。次の競技の用意しないと」
「あっ、すいません。すぐ行きます」
「じゃ、先に行ってるよ」
オレたちに軽く手を振ったその人は、また小走りに子供たちの中に戻っていった。
「あの・・・マスター。行かなくていいんですか?」
本当は、ずっとこうしていたいけど。お仕事があるみたいだから、腰に回されたままの腕をそっと掴んで訊くと
「へっ?あ、ああ、行く。・・・カイト」
「はい」
腕が離れただけで、すごく距離が開いた気がして寂しくて。代わりに肩から提げていたカバンの紐を握って、自分の手を見ながら返事をする。顔を見ちゃったら、帰りたくなくなるから。
「そこのバカヌキに、出店で林檎飴でも買ってもらえ。これから低学年のダンスがあるし、あの辺からなら、良く見えるから」
「マスター?」
「素直に言えば良いじゃない。見てって良いよって」
「やかましいっ、元はと言えばお前が!・・・あー、まあ、そういう事だ」
頭をくしゃくしゃと撫でられて、恐る恐るマスターの顔を見上げる。よそを向いて、まだちょっと不機嫌そうな顔をしているけど・・・その頬が、少し赤い。
「オレ、ここにいて、いいんですか?」
「・・・良いよ。終わったら、一緒に帰ろう」
「はいっ!」
マスターがいつも通う道、今日は一緒に帰れるって!
嬉しくて、さっきのこともメモリの隅に追いやって大きな声で返事をすると、マスターは寄せていた眉を少し下げて小さく笑い、もう一度オレの頭を撫でてくれた。
***************
綿貫がこの学校に勤めていたのは4年前まで。異動で違う学校に行った時、代わりに別の学校から八千代が入りました。同期だけど、事務職員は普通学校に一人なので、職場は別々です。
続き
「あ、コッカ。今“バカヌキ”って言おうとしたでしょ?」
声を掛けられるのが分かってたみたいに、タヌキさんは慌てる様子もなく走ってきたマスターに向かって笑う。
「分かってるなら話は早い。何しに来た!?」
歩いていた人がこっちを見ているのに気づいたマスターは、ちょっと声を潜めたけど、その代わり思いっきり低く訊いた。どうしよう、マスターも怒ってるみたい。来ちゃダメだったのかな?
「前任校の運動会に、差し入れ持って応援に来たんだよ。ほら」
証拠のように掲げられた紙袋。中身はゼリーの詰め合わせだって、来るとき言ってたけど・・・
「去年は来なかったろ。それに・・・何でカイトを連れてくる必要がある」
「・・・勝手に来ちゃってごめんなさい、マスター。すぐ、帰ります」
やっぱりオレ、来ちゃいけなかったんだ。今すぐ帰れば、お仕事の邪魔にならないよね?
これ以上怒られたら泣いちゃいそうで、でもこんな所で泣いたら、またマスターに迷惑がかかる。下を向いたまま、来た道を引き返そうと振り返ると
「なっ!?おい、ちょっ、待てカイト!」
後ろから聞こえる慌てた声。マスターは優しいから止めようとしてくれるけど、お仕事中に迷惑はかけたくない。思わず走り出そうとした時
「千代せんせー、何してんの。そろそろ次の競技が・・・おう、綿貫先生ひさしぶり!」
「あ、外山先生、お久しぶりです。ご無沙汰してます」
後ろから、男の人が声をかけてきた。マスターたちより10歳くらい年上に見えるけど、学校のセンセイ、なのかな?どんな人がマスターとお仕事してるのか気になってつい足を止めると、その男の人は日焼けした顔で笑いながら
「その子が、欲しがってた〈初音ミク〉ちゃんか。本当に買ったんだな」
「その為にあの頃から節約してたんで。可愛いでしょ?」
「やだ、マスターってば!」
タヌキさんの紹介に、ミクはちょっと照れたような声を上げてから、長い髪を大きく振ってお辞儀をした。
「こんにちは。えと、ここに勤めてる時は、マスターがお世話になりました!」
「いやいや、こちらこそ。うん、確かに可愛い。それで、そっちの青い・・・あー、確か〈カイト〉君も、綿貫先生の・・・」
「俺の、です」
急に、身体が傾く。いつの間にか隣に立っていたマスターが、オレの腰に腕を回して引き寄せたからだ。
「わぁ、大人気ない」
タヌキさんの小さな呟きは、マスターの耳には入らなかったみたいだけど。“オトナゲ”って何だろう。
「へー。千代先生もボーカロイド持ちなのか。流行ってるの?」
「・・・いや、そういう訳じゃないですけど」
「そう。最近は子供たちの中でも、家にいるって子が増えてきたしね。ちょっと興味があったんだけど・・・っと、そうじゃない。先生呼びに来たんだった。次の競技の用意しないと」
「あっ、すいません。すぐ行きます」
「じゃ、先に行ってるよ」
オレたちに軽く手を振ったその人は、また小走りに子供たちの中に戻っていった。
「あの・・・マスター。行かなくていいんですか?」
本当は、ずっとこうしていたいけど。お仕事があるみたいだから、腰に回されたままの腕をそっと掴んで訊くと
「へっ?あ、ああ、行く。・・・カイト」
「はい」
腕が離れただけで、すごく距離が開いた気がして寂しくて。代わりに肩から提げていたカバンの紐を握って、自分の手を見ながら返事をする。顔を見ちゃったら、帰りたくなくなるから。
「そこのバカヌキに、出店で林檎飴でも買ってもらえ。これから低学年のダンスがあるし、あの辺からなら、良く見えるから」
「マスター?」
「素直に言えば良いじゃない。見てって良いよって」
「やかましいっ、元はと言えばお前が!・・・あー、まあ、そういう事だ」
頭をくしゃくしゃと撫でられて、恐る恐るマスターの顔を見上げる。よそを向いて、まだちょっと不機嫌そうな顔をしているけど・・・その頬が、少し赤い。
「オレ、ここにいて、いいんですか?」
「・・・良いよ。終わったら、一緒に帰ろう」
「はいっ!」
マスターがいつも通う道、今日は一緒に帰れるって!
嬉しくて、さっきのこともメモリの隅に追いやって大きな声で返事をすると、マスターは寄せていた眉を少し下げて小さく笑い、もう一度オレの頭を撫でてくれた。
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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