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こんばんは。
忙しくなる、と言った翌日からいきなり忙しくなる必要は無いと思います。・・・疲れた。
今日は、キリ番10000でリクエスト頂いた話になります。
紗栖 様で「カイトとミク、デュエットのオリ曲の話」
かなり時間がかかった上、なんとも言えない話になってしまった気が・・・しかも1話で終わらないとか、どうしようもないorz。更に、明日は確実に更新出来ないので、続きは明後日になります。本当にすみません!!
小説は続き~からどうぞ。
忙しくなる、と言った翌日からいきなり忙しくなる必要は無いと思います。・・・疲れた。
今日は、キリ番10000でリクエスト頂いた話になります。
紗栖 様で「カイトとミク、デュエットのオリ曲の話」
かなり時間がかかった上、なんとも言えない話になってしまった気が・・・しかも1話で終わらないとか、どうしようもないorz。更に、明日は確実に更新出来ないので、続きは明後日になります。本当にすみません!!
小説は続き~からどうぞ。
***************
《カイトとミクと歌うたいの幸せ・上》
「ねぇミク、カイト君、二人でデュエットしてみない?」
『へ?』
ミクのマスター・・・タヌキさん(と呼ぶように、この間マスターに言われた)が突然出した提案に、おやつのアイスを食べていたオレもミクも、同時に首を傾げてしまう。
「デュエットって、どういう事?お兄ちゃんと一緒に歌うんなら、いつもしてるよ?」
ミクが不思議そうに聞き返すとおり、タヌキさんとミクの二人が遊びに来る時は、殆ど毎回一緒に歌ってるから、別に改めて確認する事じゃないと思うんだけど。
「それは、同じ歌を一緒に歌ってるだけでしょ。そうじゃなくて、ちゃんとパート分けして歌うの」
「でも前に、〈初音ミク〉と〈カイト〉のデュエット曲は別れの歌とかネタ系ばっかりだから、あんまり歌わせたくないって言ってたじゃない」
知らなかった、そうなんだ。マスターと一緒に動画見る時、そういうのはあんまり見ないから。
オレが『それってどんな歌なのかなぁ』と思っていると、ミクのマスターさんは口の両端を持ち上げるようにして笑いながら
「無いなら、作ればいいと思わない?」
「あっ!もしかして新曲!?なに、今度はお兄ちゃんと一緒の歌、ニコに投稿するの?」
「あー、そういうのじゃなくて頼まれたんだよ。先輩の結婚パーティーで、何か余興をして欲しいって」
「マスター」
オレたちが話す後ろからゆっくり階段を降りてきたマスターが、なんだかあんまり気が乗らないような声で教えてくれる。
「最初は俺たちで歌をって言われたんだけどな・・・こいつ、音痴だから」
「ちょっ、そういう言い方止めてくれる!?ちょっと自分が上手いからって」
タヌキさんが、ちょっと怒ったような言い方でマスターを振り返るけど・・・そんな、まさか。
「本当なの?だって、あんなにステキな歌、たくさん作ってるのに・・・」
「うん。あんまり・・・っていうか、だいぶ下手」
こっそり訊くと、隣のミクもこっそり教えてくれる。でも、まだ信じられない。音痴な人が、あんなにステキな歌を作れるのかなぁ?
そんなオレたちの話が聞こえたのか、いつの間にかミクの後ろに立っていたタヌキさんが、緑の頭をこつんと叩きながら
「あのねぇ、カイト君。おれも頭の中では普通なんだよ。ただ、声にすると思った通りの音程が出せないだけで。だから・・・まぁ、あの頃はVOCALOIDだったけど、ミクに初めて歌わせた時は、頭の中の歌がそのまま音になって凄く感動したなぁ。それで、本当に目の前で〈初音ミク〉が歌ってくれたらもっと素敵だろうなぁって思ったのが、ミクを買おうと思ったきっかけ」
「そうだったんですかぁ・・・」
それじゃ、今ミクがここに居るのも、タヌキさんが音痴だったからなんだ。そう思うと、なんだかタヌキさんが音痴で良かったような気がしてくる。
「あれ、ミク。なんか赤くなってない?」
緑の髪の間から覗く耳がいつもより赤く見えて訊くと、今度は間違いなく顔を赤くしたミクは、それでも大きく首を振って
「ないよっ!んもう、それよりもう出来てるの?その歌」
「ねぇミク、カイト君、二人でデュエットしてみない?」
『へ?』
ミクのマスター・・・タヌキさん(と呼ぶように、この間マスターに言われた)が突然出した提案に、おやつのアイスを食べていたオレもミクも、同時に首を傾げてしまう。
「デュエットって、どういう事?お兄ちゃんと一緒に歌うんなら、いつもしてるよ?」
ミクが不思議そうに聞き返すとおり、タヌキさんとミクの二人が遊びに来る時は、殆ど毎回一緒に歌ってるから、別に改めて確認する事じゃないと思うんだけど。
「それは、同じ歌を一緒に歌ってるだけでしょ。そうじゃなくて、ちゃんとパート分けして歌うの」
「でも前に、〈初音ミク〉と〈カイト〉のデュエット曲は別れの歌とかネタ系ばっかりだから、あんまり歌わせたくないって言ってたじゃない」
知らなかった、そうなんだ。マスターと一緒に動画見る時、そういうのはあんまり見ないから。
オレが『それってどんな歌なのかなぁ』と思っていると、ミクのマスターさんは口の両端を持ち上げるようにして笑いながら
「無いなら、作ればいいと思わない?」
「あっ!もしかして新曲!?なに、今度はお兄ちゃんと一緒の歌、ニコに投稿するの?」
「あー、そういうのじゃなくて頼まれたんだよ。先輩の結婚パーティーで、何か余興をして欲しいって」
「マスター」
オレたちが話す後ろからゆっくり階段を降りてきたマスターが、なんだかあんまり気が乗らないような声で教えてくれる。
「最初は俺たちで歌をって言われたんだけどな・・・こいつ、音痴だから」
「ちょっ、そういう言い方止めてくれる!?ちょっと自分が上手いからって」
タヌキさんが、ちょっと怒ったような言い方でマスターを振り返るけど・・・そんな、まさか。
「本当なの?だって、あんなにステキな歌、たくさん作ってるのに・・・」
「うん。あんまり・・・っていうか、だいぶ下手」
こっそり訊くと、隣のミクもこっそり教えてくれる。でも、まだ信じられない。音痴な人が、あんなにステキな歌を作れるのかなぁ?
そんなオレたちの話が聞こえたのか、いつの間にかミクの後ろに立っていたタヌキさんが、緑の頭をこつんと叩きながら
「あのねぇ、カイト君。おれも頭の中では普通なんだよ。ただ、声にすると思った通りの音程が出せないだけで。だから・・・まぁ、あの頃はVOCALOIDだったけど、ミクに初めて歌わせた時は、頭の中の歌がそのまま音になって凄く感動したなぁ。それで、本当に目の前で〈初音ミク〉が歌ってくれたらもっと素敵だろうなぁって思ったのが、ミクを買おうと思ったきっかけ」
「そうだったんですかぁ・・・」
それじゃ、今ミクがここに居るのも、タヌキさんが音痴だったからなんだ。そう思うと、なんだかタヌキさんが音痴で良かったような気がしてくる。
「あれ、ミク。なんか赤くなってない?」
緑の髪の間から覗く耳がいつもより赤く見えて訊くと、今度は間違いなく顔を赤くしたミクは、それでも大きく首を振って
「ないよっ!んもう、それよりもう出来てるの?その歌」
「ううん、全然。こないだ話を聞いたばっかりだし、作詞も作曲も全部これから。・・・ちなみに、カイト君のパートはコッカにお願いするよ」
「マスターが!?」
「悪かったな」
「えっ、いえ、そんなっ!でもあの、あの、マスター・・・・音楽関係は・・・」
驚いて大きな声で聞き返したので、ちょっと不機嫌になっちゃったみたい。だけど本当に、音符もよく読めないくらいだもの。そんなマスターが、歌を作るって言ったって、どうやって?
「楽譜に起こしたりとか、そういうのはおれがやるから大丈夫。コッカは、歌以外は音楽関係てんでダメだけど、音楽センス自体はあるから期待してるんだ」
オレの疑問に、タヌキさんが笑いながら答えてくれる。
「それじゃほんとに、マスターが・・・作って、くれるんですか?」
「だからくどい・・・・って、ちょっ、カイト!なんで泣く!?」
慌てたようなマスターの声に、やっと視界がぼやけているのに気付いた。あれ、オレ・・・
「ないて、ないですっ!」
ミクもタヌキさんもいるのに、こんなところで泣いたらマスターが困る。潤んできた目を慌てて服の袖で目を擦るけど、でもやっぱり、嬉しくて涙が止まらない。
だって、マスターが作った歌が歌えるなんて、考えたもしなかったもの。それは最初に言われていたから不満に思ったことも無いし、カバー曲だって全然平気だった。マスターに教えてもらうなら、どんな歌でも楽しかった。だけど・・・
「良かったね、お兄ちゃん。あのね、私も初めて自分用の歌もらった時、すごく嬉しくていっぱい泣いちゃったんだ」
「そうなの?」
「だって私もボーカロイドだもん。やっぱりマスターが作ってくれた歌って、特別だよ」
小さな声でそう言いながら、華奢な手がオレの背中を軽く叩いた。“妹”に泣いてる所を見られるのは恥ずかしかったけど、あんなにたくさんのオリジナル曲を歌っているミクも同じだったって聞いて、とても安心する。
「うん。ほんとに・・・すごく嬉しいんだね」
まだ濡れてる目元を擦って頷くと、ミクはもう一度『良かったね』と言って、優しく笑った。
******************
兄妹だと“マスター”の単語が多いので、今回から互いのマスターの事はあだ名呼びにします(笑)。
ミクとKAITOの別れやネタ系ソングの動画は、後日ご紹介しますね。
続き
「マスターが!?」
「悪かったな」
「えっ、いえ、そんなっ!でもあの、あの、マスター・・・・音楽関係は・・・」
驚いて大きな声で聞き返したので、ちょっと不機嫌になっちゃったみたい。だけど本当に、音符もよく読めないくらいだもの。そんなマスターが、歌を作るって言ったって、どうやって?
「楽譜に起こしたりとか、そういうのはおれがやるから大丈夫。コッカは、歌以外は音楽関係てんでダメだけど、音楽センス自体はあるから期待してるんだ」
オレの疑問に、タヌキさんが笑いながら答えてくれる。
「それじゃほんとに、マスターが・・・作って、くれるんですか?」
「だからくどい・・・・って、ちょっ、カイト!なんで泣く!?」
慌てたようなマスターの声に、やっと視界がぼやけているのに気付いた。あれ、オレ・・・
「ないて、ないですっ!」
ミクもタヌキさんもいるのに、こんなところで泣いたらマスターが困る。潤んできた目を慌てて服の袖で目を擦るけど、でもやっぱり、嬉しくて涙が止まらない。
だって、マスターが作った歌が歌えるなんて、考えたもしなかったもの。それは最初に言われていたから不満に思ったことも無いし、カバー曲だって全然平気だった。マスターに教えてもらうなら、どんな歌でも楽しかった。だけど・・・
「良かったね、お兄ちゃん。あのね、私も初めて自分用の歌もらった時、すごく嬉しくていっぱい泣いちゃったんだ」
「そうなの?」
「だって私もボーカロイドだもん。やっぱりマスターが作ってくれた歌って、特別だよ」
小さな声でそう言いながら、華奢な手がオレの背中を軽く叩いた。“妹”に泣いてる所を見られるのは恥ずかしかったけど、あんなにたくさんのオリジナル曲を歌っているミクも同じだったって聞いて、とても安心する。
「うん。ほんとに・・・すごく嬉しいんだね」
まだ濡れてる目元を擦って頷くと、ミクはもう一度『良かったね』と言って、優しく笑った。
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兄妹だと“マスター”の単語が多いので、今回から互いのマスターの事はあだ名呼びにします(笑)。
ミクとKAITOの別れやネタ系ソングの動画は、後日ご紹介しますね。
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南浪(ななみ)
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性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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