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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

今日はホワイトデーでしたね。明日の春コミの事で頭がいっぱいで、危うくスルーするところでした。
というか、ブログ内まだ全然3月じゃないんですが・・・バレンタインと同様、食べ物だけでもイベント感を出したかったんです。
・・・でもホワイトデーのお返しって、飴だのマシュマロだのクッキーだの、色々ありますよね。困るよ・・・
あ、関係無いですが、次のキリ番「13579」です。もうすぐっぽいので、一応お知らせしますね。


小説は続き~からどうぞ。

*******************

《マスターとカイトのふにふに》


「なんだ、これ」

 
ダイニングテーブルにぽつりと置かれた小皿に、思わず呟きが漏れた。ちょうど親指くらいの大きさの、白にオレンジをほんの少し混ぜたような色のものが、山盛りになっている。

「ごめんなさい、マスター。晩ご飯出来るまでもう少し・・・あっ、マシュマロ出しっぱなしだった」
「ああ、マシュマロか」

 
日常的に見るもんじゃないから分からなかった。一つ摘んでみると、フニャフニャ・・・いや、フニフニ?まぁとにかく柔らかくて弾力のある感触。

「どうしたんだ?こんなの」
「ミクが、焼いたマシュマロが食べたいって言って持ってきたんです。ビスケットに挟んでチョコレートでコーティングしたりもしましたよ。美味しかったです」

 
・・・それはもうエン〇ルパイじゃないか。と思ったが、カイトが知っているかどうか分からないので突っ込まないでおいた。

「オレ、マシュマロって初めて食べました。ふわふわして、面白い食感ですね」
「んー、まあ、そうだなぁ」

 
ガキの頃は食ったような気もするが、最近は見掛けもしないその菓子を、尚もフニフニと摘まんで押す。っつか、何かこんな感じの感触のもの、凄く知ってる気がするんだけど・・・

「マスター、お腹空いてるんですか?」
「いや、そういう訳じゃなくて・・・」
「・・・えと、オレ、台所にいますね?」

 
俺の生返事が分かったのか、首を傾げるようにして言い残すと立ち去ろうとするカイト。ちょっと可哀想な事をしたかもしれない。後で構ってやろう・・・あっ!

「カイト!」
「ふぇっ!?はいっ!」

 
びくりと大きく肩を跳ねたが、それに構わず細い腕を掴んで引き止めると

「マス、ター?」

 
青い目が問うように俺の顔を見上げ、けれどそっと頬に手を添えれば、微かに赤く染まる瞼に隠される。俺は手触りの良いその白い頬を親指の腹で一度撫でると・・・

「・・・あふひゃぁ!?」
「おーっ、このフニフニ感!やっぱりこれだっ!」

 
色といい質感といい、そして何よりこの柔らかさ!
 
何かに似てると思ったあのマシュマロの感触は、カイトの頬を摘まんだ時にそっくりだった。これは猫の肉球に通じるような、癒し系の気持ち良さだ。

 
やっと疑問が解決した俺が、痛さを感じさせない程度にその感触を堪能していると

「あうー、やーえふ!あにひゅるんえふはっ、はやひへふやはいっ!」
「あ、悪い悪い。いや、これ凄い気持ち良いのな」

 
そんなに力は入れていないので自分から身を引けば良いんだが、それは悪い事だと思っているのか、頬を摘ままれたままのカイトが必死に解放をせがむ。
 
俺は最後にもう一度ふにっとした感触を楽しんでから、手を離してやった。

「なっ、なんであんな事するんですっ!?」
「いや、何かマシュマロが、前にカイトのほっぺた摘まんだ時の感じと似てたから。本当、気持ち良い」
「・・・そうですか?」

 
確認するように自分の頬を摘まむカイト。その顔が、心なし赤いような・・・

「ごめんな。そんなに力入れなかったつもりだけど、やっぱり痛かったか?」
「え?いえ、全然痛くはなかったです。なんでですか?」
「赤い顔してる」

 
言った瞬間、頬を摘まんでいた手で顔を隠したカイトの耳の端までが、一気に赤くなる。この反応の速さは、一発芸にしてもいい域じゃないだろうか。

「どうした?」
「なっ、なんでもないです!」
「何でも無いって言える顔じゃないぞ、それ・・・ん?」

 
あ、もしかして・・・。俺は、今までの一連の流れを思い出して浮かんだ仮定を検証すべく

「カイト。手、退かしてみろ」
「・・・また、ふにふにするんですか?」
しないから」

 
警戒を滲ませるカイトに笑い掛けてやると、上目遣いにこっちを窺いながらゆっくりと両手が離れた。まだ赤みを残すそこに手を当てると、熱を持って温かい。さっきと同じように指を滑らせると、そのまま右手も頬に添えて、薄い唇を軽く啄んだ。
 
間近に見える青い目が真ん丸になっていて、小さな口も同じようにぽかんと開いているのが面白い。

「さっき、こうされると思った?」

 
笑いたいのを堪えて耳元で訊くと、せっかく引きかけた赤みが戻って耳どころか首まで赤くなり

「あ・・・あっ、その・・・・だってっ!いつもマスター、キスする時、ああやって触るから!」
「そうだよなぁ。よく覚えてた、えらいなカイト」
「えっ?あ、えと・・・ありがとう、ございます?」

 
腑に落ちない、と赤い顔全体で表現しながら、それでも律儀に礼を言うのが可愛くて可愛くて・・・

「どういたしまして」

 
カイトの身体を引き寄せて抱き締めると、そのマシュマロのような頬に柔く歯を立てた。

*****************


肉の薄い人って、ほっぺたとか凄い柔らかいですよねぇ。カイトのほっぺた、触りたいなぁ~♪
ちなみに私はエ〇ゼルパイよりチョコ〇イ派です!(聞いてない)
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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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