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こんばんは。
今日は「歌うお兄さん」に行ってきました。
諸事情で長居は出来なかったんですが、一通りチェックしたところは行けたかな?スタッフさんもキビキビしていたし、会場も広くてとても良いイベントでした。ただ、参加サークルさんが結構欠席(遅刻?私がいた間には殆ど空席は埋まりませんでしたが)していたのがとても残念です。欲しい本あったのになぁ・・・。
小説は続き~からどうぞ。
今日は「歌うお兄さん」に行ってきました。
諸事情で長居は出来なかったんですが、一通りチェックしたところは行けたかな?スタッフさんもキビキビしていたし、会場も広くてとても良いイベントでした。ただ、参加サークルさんが結構欠席(遅刻?私がいた間には殆ど空席は埋まりませんでしたが)していたのがとても残念です。欲しい本あったのになぁ・・・。
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトとマスターと夏祭り・6 》
着いたのは、境内の一番奥にある建物(ここに“神様”がいるんだって)の更に奥。たくさんの木が生えている細い坂道を少し上った先の、開けた場所だった。
「座るところが無いし、ちょっと足元悪いから殆ど人は来ないんだけどな。ここからだと花火、凄く綺麗に見えるんだ」
マスターが振り向いてそう言った時、聞いた事のない高い音が聞こえて、乾いた小さな破裂音の後
“ドンッ”
「うわぁ・・・!」
身体にぶつかるような低い大きな音と殆ど同時に、真っ暗な空に大きな花が咲いた。
「お、始まったか」
「すごいっ!ますたっ、はなび!!」
「おいおい、単語しか出てないぞ」
興奮したオレの言葉に、マスターは笑いながら頭を撫でてくれるけど、今はとても落ち着けそうにない。人より高性能に作られているボーカロイドの耳にこの音は強すぎる筈なのに、それも気にならないくらい、夜空に広がる色とりどりの光は鮮やかだった。
「すごく・・・きれいです」
初めてこの目で見た花火・・・赤い花びら、緑の花びら。青や黄色に輝く光の滝。一瞬で広がっては夜空に溶けるように消えていくのがとても不思議で、オレはそれだけ呟くと、瞼を閉じるのも惜しんで空を見つめる。
「カイト」
「ぇ?・・っ!」
不意に繋いでいた手を引かれ、空から視線を外せばそこにはマスターの顔。あ、と思った時にはもう、唇を塞がれていた。
「んんぅっ・・・ふぁ・・・っあ・・」
マスターの手はいつの間にかオレの腰と後頭部に回っていて、差し込まれた舌に口の中を擽られる度に、勝手に身体が震えて跳ねる。どうしてこれだけで、こんなに気持ち良いんだろ・・・
ふにゃふにゃに崩れそうな身体を打つ音に閉じていた目を薄く開くと、マスターの後ろに虹色の花がにじんでいた。
「・・ぁ・・・ますた・・・きゅうに、ど・・して?」
やっと解放してもらえた時には、いくつもの花火が競うように続けて上がっていたから、声は聞こえなかったかも知れない。でもマスターは訊きたい事が分かったのか、飲みきれなかった唾液で濡れたオレの唇を指で拭いながら
「・・・お前が花火ばっかり見てるから、俺の事忘れてんのかと思ったんだよ」
オレの頬に両手を添えて耳元に顔を近づけ、少し怒ったような声で言う。変なの、オレがマスターを忘れるなんて、ありえないのに。でも・・・
「マスターも、そんな風に思うんですか?」
「も?」
「・・・あっ!えと・・・何でも、ないです」
ごまかそうとしたけど、しっかり聞こえちゃったみたい。添えられていた手が形を変えて、両側から頬を引っ張られる。
「あふあー!?ひひゃいえふぅっ!」
「お前もどっかでそう、思ったのか?正直に言えば放してやるぞ」
『お、凄ぇやわけぇ』なんて言いながら、マスターの手が更に横に動こうとするので
「ひーあふ!ひーあふはや、はやひえぇ!」
「何言ってんだか分からん」
くすくす笑いながら、でも手は放してくれた。本当はあんまり痛くは無かったけど、何だか少し頬がじんじんする気がする。それに、絶対変な顔になってた!
「ひどいですよ、マスター!」
「お前が無駄に遠慮なんてするからだ。ほら、言ってみろ」
「ぁう・・・。さっきマスター、女の子たちと喋ってた時、楽しそうだったから。オレが後ろにいるの忘れちゃったのかなって・・・ちょっとだけ」
何だか言っちゃいけない事のような気がして、本当は黙っていたかったけど。仕方無く答えると、マスターが目を見開いてオレを見つめる。
どうしよう、ロイドの癖にとんでもない事考えてるって・・・鬱陶しいって思われちゃったかな?だってあの女の子たちの方がオレよりずっと可愛いし、マスターも遊んであげてたって言ってたし・・・
何も言ってくれないのが段々不安になってきて、何だか涙が出そうになった時
「ばぁか。一番大事なもん連れてんの、忘れる訳ないだろが」
しょうがないなぁって顔をしたマスターが、ぎゅうっと抱き締めてくれた。
「いちばん、だいじ?オレが?」
「そう。ったく、当たり前だろ。大体俺、ロリコンじゃないんだから・・・」
「ろり?」
「あー、いや、何でもない!とにかく、俺がカイトの事忘れるとか有り得ないから、そんな無駄な心配するな」
「・・・はいっ!」
嬉しくて広い胸に顔を擦ると、マスターの匂いに、今日はタンスの匂いが混じっていて・・・いつもと違う特別なそれがまた嬉しくて、顔が勝手に笑ってしまう。
えへへ、オレ、マスターの一番だって!
その言葉は花火みたいに心に広がって、眩しいくらいにキラキラと輝いた。
*****************
これにて夏祭り編終了です。これで夏から脱出できる!・・・と思いきや、蛇足エロがありますww
浴衣でエロが無いなんて、絶望した!!・・・という残念な同士の方は、今しばらくお付き合い下さい(笑)
目次に戻る 蛇足を見る (R18です!)
着いたのは、境内の一番奥にある建物(ここに“神様”がいるんだって)の更に奥。たくさんの木が生えている細い坂道を少し上った先の、開けた場所だった。
「座るところが無いし、ちょっと足元悪いから殆ど人は来ないんだけどな。ここからだと花火、凄く綺麗に見えるんだ」
マスターが振り向いてそう言った時、聞いた事のない高い音が聞こえて、乾いた小さな破裂音の後
“ドンッ”
「うわぁ・・・!」
身体にぶつかるような低い大きな音と殆ど同時に、真っ暗な空に大きな花が咲いた。
「お、始まったか」
「すごいっ!ますたっ、はなび!!」
「おいおい、単語しか出てないぞ」
興奮したオレの言葉に、マスターは笑いながら頭を撫でてくれるけど、今はとても落ち着けそうにない。人より高性能に作られているボーカロイドの耳にこの音は強すぎる筈なのに、それも気にならないくらい、夜空に広がる色とりどりの光は鮮やかだった。
「すごく・・・きれいです」
初めてこの目で見た花火・・・赤い花びら、緑の花びら。青や黄色に輝く光の滝。一瞬で広がっては夜空に溶けるように消えていくのがとても不思議で、オレはそれだけ呟くと、瞼を閉じるのも惜しんで空を見つめる。
「カイト」
「ぇ?・・っ!」
不意に繋いでいた手を引かれ、空から視線を外せばそこにはマスターの顔。あ、と思った時にはもう、唇を塞がれていた。
「んんぅっ・・・ふぁ・・・っあ・・」
マスターの手はいつの間にかオレの腰と後頭部に回っていて、差し込まれた舌に口の中を擽られる度に、勝手に身体が震えて跳ねる。どうしてこれだけで、こんなに気持ち良いんだろ・・・
ふにゃふにゃに崩れそうな身体を打つ音に閉じていた目を薄く開くと、マスターの後ろに虹色の花がにじんでいた。
「・・ぁ・・・ますた・・・きゅうに、ど・・して?」
やっと解放してもらえた時には、いくつもの花火が競うように続けて上がっていたから、声は聞こえなかったかも知れない。でもマスターは訊きたい事が分かったのか、飲みきれなかった唾液で濡れたオレの唇を指で拭いながら
「・・・お前が花火ばっかり見てるから、俺の事忘れてんのかと思ったんだよ」
オレの頬に両手を添えて耳元に顔を近づけ、少し怒ったような声で言う。変なの、オレがマスターを忘れるなんて、ありえないのに。でも・・・
「マスターも、そんな風に思うんですか?」
「も?」
「・・・あっ!えと・・・何でも、ないです」
ごまかそうとしたけど、しっかり聞こえちゃったみたい。添えられていた手が形を変えて、両側から頬を引っ張られる。
「あふあー!?ひひゃいえふぅっ!」
「お前もどっかでそう、思ったのか?正直に言えば放してやるぞ」
『お、凄ぇやわけぇ』なんて言いながら、マスターの手が更に横に動こうとするので
「ひーあふ!ひーあふはや、はやひえぇ!」
「何言ってんだか分からん」
くすくす笑いながら、でも手は放してくれた。本当はあんまり痛くは無かったけど、何だか少し頬がじんじんする気がする。それに、絶対変な顔になってた!
「ひどいですよ、マスター!」
「お前が無駄に遠慮なんてするからだ。ほら、言ってみろ」
「ぁう・・・。さっきマスター、女の子たちと喋ってた時、楽しそうだったから。オレが後ろにいるの忘れちゃったのかなって・・・ちょっとだけ」
何だか言っちゃいけない事のような気がして、本当は黙っていたかったけど。仕方無く答えると、マスターが目を見開いてオレを見つめる。
どうしよう、ロイドの癖にとんでもない事考えてるって・・・鬱陶しいって思われちゃったかな?だってあの女の子たちの方がオレよりずっと可愛いし、マスターも遊んであげてたって言ってたし・・・
何も言ってくれないのが段々不安になってきて、何だか涙が出そうになった時
「ばぁか。一番大事なもん連れてんの、忘れる訳ないだろが」
しょうがないなぁって顔をしたマスターが、ぎゅうっと抱き締めてくれた。
「いちばん、だいじ?オレが?」
「そう。ったく、当たり前だろ。大体俺、ロリコンじゃないんだから・・・」
「ろり?」
「あー、いや、何でもない!とにかく、俺がカイトの事忘れるとか有り得ないから、そんな無駄な心配するな」
「・・・はいっ!」
嬉しくて広い胸に顔を擦ると、マスターの匂いに、今日はタンスの匂いが混じっていて・・・いつもと違う特別なそれがまた嬉しくて、顔が勝手に笑ってしまう。
えへへ、オレ、マスターの一番だって!
その言葉は花火みたいに心に広がって、眩しいくらいにキラキラと輝いた。
*****************
これにて夏祭り編終了です。これで夏から脱出できる!・・・と思いきや、蛇足エロがありますww
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*12/6*
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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