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改めましてこんばんは。
という訳で小説です。本当、いつまで経っても夏から脱出できませんね、ここ。
けど夏って一番イベント多い時期なんですよねぇ。海とかお盆とか、そういうのは来年(設定上)回しにしないと、永遠に夏とかいう大変な状態になってしまいそう・・・。
小説は続き~からどうぞ。
という訳で小説です。本当、いつまで経っても夏から脱出できませんね、ここ。
けど夏って一番イベント多い時期なんですよねぇ。海とかお盆とか、そういうのは来年(設定上)回しにしないと、永遠に夏とかいう大変な状態になってしまいそう・・・。
小説は続き~からどうぞ。
***************
《カイトとマスターと夏祭り・4 》
「マスター!」
突然、隣にいたミクがマスターさんに駆け寄って、その腕に抱き付く。
「なに?ミク」
「あのね、私クレープ食べたい」
甘えるような声と全然別の動きをする、緑のマニキュアを塗った左手が、そっとオレに手招きした。何だろう?・・・・あっ!
「ま、マスター!オレも、オレも食べたいです!!」
「ああ、良いけど・・・珍しいな、食べ物なんか強請るの」
「だって美味しそうだったもん。ねぇ、お兄ちゃん」
「う、うん」
ミクの言葉に頷くけど、本当はオレ、クレープってどんなものだか良く知らないんだ。ただ、浴衣姿の若い女の人が2人、こっちに近づいてきてマスター達に声を掛けそうになったから、その前にオレも声を上げただけ。合図のお陰で気が付いた。
「・・・ぼんやりしてると誰かに取られちゃうよ、お兄ちゃん」
お互いのマスターの手を繋いでクレープのお店に向かう途中、小さな声でミクが言う。
「何を?」
「マスターだよ!もうっ、本当にお兄ちゃんは危機感薄いんだから。・・・まぁ、そこがお兄ちゃんらしいけど」
「取られちゃう・・・」
なんだか、前にマスターから女の人の匂いがした時と同じような感じがして、思わず握った手に力が入る。気づいたマスターが
「なんだ、そんなに食いたかったのか?」
なんて言って笑った。
あ
二人とは、クレープのお店の前で別れた。今度の休みには二人で遊びに来るって言ってたから、またすぐに会えるしね。
ミクおすすめの、生クリームと苺ジャムが入ったクレープを食べようと口を開いた時
「あー、チヨ先生だ!」
「っ!?・・・なんだ、お前たち。どうしてこんな所にいるんだ?」
振り返ったマスターが、少し驚いたような声を上げた。
「おばあちゃん家がこっちだから、このお祭り毎年来てるんです」
「あたしはアミちゃんに教えてもらったから」
「あたしもー。あ、チヨ先生、浴衣着てる」
マスターの陰からそっと覗くと、ミクよりもっと年下・・・中学生?位に見える浴衣の女の子が3人、並んでいる。
「先生、かっこいーですね」
「うん、浴衣似合うー」
「おー、ありがとな。でもこんな所で、デカい声で先生とか言うの本当、止めてくれよ」
大きな溜息と一緒にマスターがそう言うけど、女の子たちは高い声で笑って
「だって先生は先生だし。ねー先生、久し振りに会ったんだし、何か奢ってください!」
「何でそうなる。もう卒業したんだから、そういう事は自分の学校の先生に言いなさい」
「だっていないもーん。それにチヨ先生の方が中学の先生より優しいし」
「そんな事ないだろう?お前たち、中学校で何か悪さしてるんじゃないのか?」
「してないよー?ねぇ」
「してませんー」
知らない女の子たちと、楽しそうに話すマスター。オレがいる事、忘れちゃったのかな。この子たち、マスターの事が好きなのかな・・・
「・・・ますたー」
黒い浴衣の袖を軽く引っ張って声を掛けると、マスターと一緒に女の子たちもオレの方を見た。うわっ、どうしよう!?
***************
知ってる大人にこうやって強請れるのも、子供の特権ですよねぇ(笑)私は出来ませんでしたけど。
続き
「マスター!」
突然、隣にいたミクがマスターさんに駆け寄って、その腕に抱き付く。
「なに?ミク」
「あのね、私クレープ食べたい」
甘えるような声と全然別の動きをする、緑のマニキュアを塗った左手が、そっとオレに手招きした。何だろう?・・・・あっ!
「ま、マスター!オレも、オレも食べたいです!!」
「ああ、良いけど・・・珍しいな、食べ物なんか強請るの」
「だって美味しそうだったもん。ねぇ、お兄ちゃん」
「う、うん」
ミクの言葉に頷くけど、本当はオレ、クレープってどんなものだか良く知らないんだ。ただ、浴衣姿の若い女の人が2人、こっちに近づいてきてマスター達に声を掛けそうになったから、その前にオレも声を上げただけ。合図のお陰で気が付いた。
「・・・ぼんやりしてると誰かに取られちゃうよ、お兄ちゃん」
お互いのマスターの手を繋いでクレープのお店に向かう途中、小さな声でミクが言う。
「何を?」
「マスターだよ!もうっ、本当にお兄ちゃんは危機感薄いんだから。・・・まぁ、そこがお兄ちゃんらしいけど」
「取られちゃう・・・」
なんだか、前にマスターから女の人の匂いがした時と同じような感じがして、思わず握った手に力が入る。気づいたマスターが
「なんだ、そんなに食いたかったのか?」
なんて言って笑った。
二人とは、クレープのお店の前で別れた。今度の休みには二人で遊びに来るって言ってたから、またすぐに会えるしね。
ミクおすすめの、生クリームと苺ジャムが入ったクレープを食べようと口を開いた時
「あー、チヨ先生だ!」
「っ!?・・・なんだ、お前たち。どうしてこんな所にいるんだ?」
振り返ったマスターが、少し驚いたような声を上げた。
「おばあちゃん家がこっちだから、このお祭り毎年来てるんです」
「あたしはアミちゃんに教えてもらったから」
「あたしもー。あ、チヨ先生、浴衣着てる」
マスターの陰からそっと覗くと、ミクよりもっと年下・・・中学生?位に見える浴衣の女の子が3人、並んでいる。
「先生、かっこいーですね」
「うん、浴衣似合うー」
「おー、ありがとな。でもこんな所で、デカい声で先生とか言うの本当、止めてくれよ」
大きな溜息と一緒にマスターがそう言うけど、女の子たちは高い声で笑って
「だって先生は先生だし。ねー先生、久し振りに会ったんだし、何か奢ってください!」
「何でそうなる。もう卒業したんだから、そういう事は自分の学校の先生に言いなさい」
「だっていないもーん。それにチヨ先生の方が中学の先生より優しいし」
「そんな事ないだろう?お前たち、中学校で何か悪さしてるんじゃないのか?」
「してないよー?ねぇ」
「してませんー」
知らない女の子たちと、楽しそうに話すマスター。オレがいる事、忘れちゃったのかな。この子たち、マスターの事が好きなのかな・・・
「・・・ますたー」
黒い浴衣の袖を軽く引っ張って声を掛けると、マスターと一緒に女の子たちもオレの方を見た。うわっ、どうしよう!?
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知ってる大人にこうやって強請れるのも、子供の特権ですよねぇ(笑)私は出来ませんでしたけど。
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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