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こんばんは。
雪積もらなくて良かったです。朝一番に部屋のカーテンを開けて、黒いアスファルトにほっと一息。やっぱ雪は子供の内しか楽しめないですね・・・。
しかし雪は良かったんですが、職場では相変わらずインフルが猛威を奮っております。むしろ月曜より増えてる・・・。なんか、いるだけで菌を吸い込んでる気がして(笑)、今日はほぼ定時で帰ってきました。今週はそうしよう。春コミ終わるまでは倒れられん・・・!
小説は続き~からどうぞ。
雪積もらなくて良かったです。朝一番に部屋のカーテンを開けて、黒いアスファルトにほっと一息。やっぱ雪は子供の内しか楽しめないですね・・・。
しかし雪は良かったんですが、職場では相変わらずインフルが猛威を奮っております。むしろ月曜より増えてる・・・。なんか、いるだけで菌を吸い込んでる気がして(笑)、今日はほぼ定時で帰ってきました。今週はそうしよう。春コミ終わるまでは倒れられん・・・!
小説は続き~からどうぞ。
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《カイトとマスターと夏祭り・2 》
夕暮れの道を歩くと、カラン、コロンと足元で音がする。
マスターがお仕事の帰りに買ってきてくれていた“下駄”の音。隣のマスターはあまり音のしない“雪駄”という平べったいのを履いている。どうして下駄じゃないんですか?って訊いたら
『これ以上でかくなっても、威圧感増すだけだろ』
と言っていた。確かにこの下駄というのは少し底が高くなっているので、俺もいつもよりちょっとだけ背が高い。
そのマスターは、黒地に白い菱模様の縦縞が入った浴衣に、暗い赤の帯。伸びた背筋と広い背中が強調されて、凄くカッコいい。なんかいつものマスターじゃないみたい。
「しかし、それはどうしても外せないんだな」
オレが歩くとひらひらと揺れるのは、首に巻いた薄青のロングスカーフ。ストールじゃさすがに暑苦しいからって、前にマスターが買ってくれたんだ。
「・・・すみません」
暑い季節にこんなの巻くのはおかしいっていうのは分かるけど、もしマスター以外に首を触られたら絶対嫌だし、知らない人に見られるのも落ち着かない。個体識別番号があるからだと思うんだけど、何で〈カイト〉だけこんな所なんだろう。他のボーカロイドは腕とか肩とかお腹の所とか、そういうあんまり見えない場所に印字されてるのに。
「別に、お前が暑くないんなら良いよ。そんなに合わない訳じゃないし・・・お、見えてきたぞ。あれだ」
長い指が示す先には、赤い大きな門のようなもの。その奥には、石畳の長い道の両側にずらりと並んだ丸い形の明かりと、簡素なつくりのお店たち。
「ぅわぁっ・・・凄い、お店がいっぱいあります!人もたくさんですね!!」
「この時期この辺で祭りやるの、ここだけだからな」
「そうなんですかぁ」
あまり明るくない、ぼんやりした赤い光の下で動く、たくさんの人。にぎやかな掛け声と笑い声。
初めて見た不思議な光景にオレが見とれていると
「口が開いてるぞ、カイト。・・・ほら」
隣で笑いながら、そう言って手を差し出してくれた。これが、繋いで良いって合図。
「えへへ、ありがとうございます」
その手をぎゅっと握ると、軽く握り返してくれたマスターは、浴衣の合わせ目に空いている方の手を入れて歩き出した。
「なんか食いたいものあるか?」
「食べる?金魚すくいだけじゃないんですか?」
前にマスターが、金太郎さんと金次郎さんをお祭りの金魚すくいで取ったと言っていたのを聞いてからずっと、お祭りのお店は全部金魚すくいなんだと思ってた。だから、お祭りっていうのは金魚すくいをやって、花火を見て帰るものだと思ってたんだけど・・・
「ぶふっ!」
何故か噴き出したマスターは、そのまま肩を震わせて笑っている。なんだろ、オレまた変な事言っちゃったのかな?
「金魚掬いだけって・・・どんな金魚祭りだよ・・・くくっ・・」
「そんなに、変でした?」
マスターはたまに、オレの言う事で笑う。言った事が面白い訳じゃなくて、それを聞いて考えた映像が面白いらしいけど・・・それって結局、マスターの考える事が面白いんだよね?
「っあー、悪い。ちょっと想像したらウケただけ。あのな、カイト。出店はむしろ食い物がメインだ。たこ焼きとか綿飴とかカキ氷とか、そういうものがあるんだよ」
「そうなんですか・・・。たこ焼きって、タコを焼くんですか?」
「いや、違う・・・ん?違くもないか。蛸も入ってるし・・・。よし、食うぞ」
そう言って辺りを見回したマスターは、目的のものが見つかったのか、オレの手を引いて歩き出した。
***************
浴衣に雪駄の人って、居ますよね?祭りなんてもう10年以上行ってないから、よく覚えてないよ・・・。
あ、ちなみにマスターは自分で浴衣を着ました。小さい頃は着せて貰っていて、中学の頃、面倒になった親に仕込まれた、という裏設定(笑)。だから自分視点じゃないと帯も結べないんです。
続き
夕暮れの道を歩くと、カラン、コロンと足元で音がする。
マスターがお仕事の帰りに買ってきてくれていた“下駄”の音。隣のマスターはあまり音のしない“雪駄”という平べったいのを履いている。どうして下駄じゃないんですか?って訊いたら
『これ以上でかくなっても、威圧感増すだけだろ』
と言っていた。確かにこの下駄というのは少し底が高くなっているので、俺もいつもよりちょっとだけ背が高い。
そのマスターは、黒地に白い菱模様の縦縞が入った浴衣に、暗い赤の帯。伸びた背筋と広い背中が強調されて、凄くカッコいい。なんかいつものマスターじゃないみたい。
「しかし、それはどうしても外せないんだな」
オレが歩くとひらひらと揺れるのは、首に巻いた薄青のロングスカーフ。ストールじゃさすがに暑苦しいからって、前にマスターが買ってくれたんだ。
「・・・すみません」
暑い季節にこんなの巻くのはおかしいっていうのは分かるけど、もしマスター以外に首を触られたら絶対嫌だし、知らない人に見られるのも落ち着かない。個体識別番号があるからだと思うんだけど、何で〈カイト〉だけこんな所なんだろう。他のボーカロイドは腕とか肩とかお腹の所とか、そういうあんまり見えない場所に印字されてるのに。
「別に、お前が暑くないんなら良いよ。そんなに合わない訳じゃないし・・・お、見えてきたぞ。あれだ」
長い指が示す先には、赤い大きな門のようなもの。その奥には、石畳の長い道の両側にずらりと並んだ丸い形の明かりと、簡素なつくりのお店たち。
「ぅわぁっ・・・凄い、お店がいっぱいあります!人もたくさんですね!!」
「この時期この辺で祭りやるの、ここだけだからな」
「そうなんですかぁ」
あまり明るくない、ぼんやりした赤い光の下で動く、たくさんの人。にぎやかな掛け声と笑い声。
初めて見た不思議な光景にオレが見とれていると
「口が開いてるぞ、カイト。・・・ほら」
隣で笑いながら、そう言って手を差し出してくれた。これが、繋いで良いって合図。
「えへへ、ありがとうございます」
その手をぎゅっと握ると、軽く握り返してくれたマスターは、浴衣の合わせ目に空いている方の手を入れて歩き出した。
「なんか食いたいものあるか?」
「食べる?金魚すくいだけじゃないんですか?」
前にマスターが、金太郎さんと金次郎さんをお祭りの金魚すくいで取ったと言っていたのを聞いてからずっと、お祭りのお店は全部金魚すくいなんだと思ってた。だから、お祭りっていうのは金魚すくいをやって、花火を見て帰るものだと思ってたんだけど・・・
「ぶふっ!」
何故か噴き出したマスターは、そのまま肩を震わせて笑っている。なんだろ、オレまた変な事言っちゃったのかな?
「金魚掬いだけって・・・どんな金魚祭りだよ・・・くくっ・・」
「そんなに、変でした?」
マスターはたまに、オレの言う事で笑う。言った事が面白い訳じゃなくて、それを聞いて考えた映像が面白いらしいけど・・・それって結局、マスターの考える事が面白いんだよね?
「っあー、悪い。ちょっと想像したらウケただけ。あのな、カイト。出店はむしろ食い物がメインだ。たこ焼きとか綿飴とかカキ氷とか、そういうものがあるんだよ」
「そうなんですか・・・。たこ焼きって、タコを焼くんですか?」
「いや、違う・・・ん?違くもないか。蛸も入ってるし・・・。よし、食うぞ」
そう言って辺りを見回したマスターは、目的のものが見つかったのか、オレの手を引いて歩き出した。
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浴衣に雪駄の人って、居ますよね?祭りなんてもう10年以上行ってないから、よく覚えてないよ・・・。
あ、ちなみにマスターは自分で浴衣を着ました。小さい頃は着せて貰っていて、中学の頃、面倒になった親に仕込まれた、という裏設定(笑)。だから自分視点じゃないと帯も結べないんです。
続き
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プロフィール
HN:
南浪(ななみ)
HP:
性別:
女性
職業:
処理能力の低い事務員
趣味:
通販・ニコ動巡り
自己紹介:
08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・
*メルアドはこちら*
〈nanami1103☆hotmail.co.jp〉
☆→@にして下さい。
メールで頂いたものは、メールでお返事します。
物申したいけど返事がブログに載るのは・・・という時は、こちらにご連絡を。
あ、勿論普通の感想をこちらに送って頂いても大丈夫ですよv
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