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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

昨日は友人の結婚パーティーに行ってきました。幸せそうで良かった。旦那さんも優しそうだし。これからも幸せにな!!(このブログの事は内緒なので、まず見て無いでしょうが)

今日はキリ番4000のリクエスト話です。
お名前が無かったので、(仮称)4000の方のリクエスト:「千代家(マスカイ)で酔っ払いネタ」
お待たせした挙句ベタで、大変申し訳ありません。少しでもご期待に添えてれば良いんですが・・・

あ、あと6000の葉月様。リク(補足)、了解しました!しばしお待ちを!!


小説は続き~からどうぞ。




***************

《マスターとカイトと夜の飲み物》


「あ、コッカ」

 仕事帰りの夕方。近所のスーパーの前を通ると、やはりここから近い所に住む綿貫が店から出てくるところだった。ワイシャツ姿のところを見ると、どうやらこいつも仕事帰りらしい。

「よう、買い物か?」
「そう。ミクにお遣い頼まれたから・・・あ、そうだ。これ、ジュースと間違えて買っちゃったんだけど。コッカ、チューハイ飲めるでしょ?あげる」

 俺に答えかけた綿貫は、片手に提げていたビニール袋をがさごそと探ると、掴んだそれを俺に差し出した。桃の描かれたピンク色の350ml缶は、確かに一見ジュースのようだ。俺は平気だけど、こいつは甘い酒苦手なんだよな。

「んじゃ、有難く貰う。サンキュ」
「どういたしまして。ミクがカイト君にお世話になってるしね。今日もカイト君直伝の夏野菜のパスタだから、帰りにナス買ってきてって。おれ、毎日美味しいもの食べ過ぎて太っちゃうかも~♪」

 カイトのとこに家事修行に来ているミクちゃんも、だいぶ料理の腕が上がっているようだ。・・・こいつに鬱陶しく惚気られなければ、純粋に良い事だと思うんだけどな。


                       


「あ、忘れてた」
「なんですか?」

 我が家は冬瓜の餡かけと鶏のくわ焼という純和風の、カイト作の美味い夕飯を食い終えた後。帰ってすぐ冷蔵庫に突っ込んだままだった貰いものの存在を思い出して呟くと、向かいのカイトが首を傾げる。

「帰りにタヌキにチューハイ貰ったんだよ」
「ちゅーはい?」
「あー、酒だ」

 俺は普段家では飲まないので、カイトはあまり酒に馴染みが無い。それに

「お酒、ですか」

 ちょっと眉を寄せて聞き返すあたり、この間の一件もあり、あまり酒に良い印象は無いみたいだ。けど、そういえばこいつ自身は飲んだ事無いよな?

「・・・カイトも飲んでみるか?」
「オレも?いいんですか?」

 話を振られるとは思っていなかったのだろう。意外そうな顔をして自分を指すカイトに笑いながら、俺はグラスを2つと貰ったチューハイを持ってくると、目の前で注いでやる。シュワシュワと泡を立ててグラスを満たしていく透明な液体をじっと見つめる青い目に、そのグラスを差し出し

「ボーカロイドも、アルコール摂取して大丈夫なんだろ?それにお前の設定年齢、確か20歳だったよな?」
「そうですけど・・・」

 両手でグラスを受け取ったカイトは、匂いを確かめるように鼻先を近づけると

「あんまり、お酒の匂いしませんね。なんか甘い匂いがします」
「酒っつっても炭酸の入った、ジュースみたいなやつだから」

 っつか、俺の認識では酒風味のジュースだ。そう言うと、カイトは恐る恐るグラスに口をつけ、こくりと一度喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。

「どうだ?」
「・・・甘くて、おいしいです」

 さすが、アイスを筆頭に甘いものを好むカイト。桃の味のチューハイも、味覚に合ったようだ。俺も久々の甘い酒をゆっくりと口に含む。うん、冷たくて美味い。っつか本当、これだったら別にジュースの方が安いしそっちで良いんだけど。自分が結構酒に強いので余計にそう思っていると

「ぷはっ」
「あ、おまっ、一気に飲んだな!?」

 景気の良い吐息(?)と共にグラスから顔を上げたカイトが、俺の声にへにゃーっと笑う。

「はい、おいしかったれす。ふわーっとするですね、おさけ」
「大丈夫か?」

 ほわりと赤く頬を染め、気の抜けた顔で笑いながら空のグラスを持ってゆらゆら揺れる身体に、俺は慌てて立ち上がるとグラスを抜き取った。割ったら危ないからな。

「だいじょぶっ!ねっ、ますた。それもちょーだい!」
「駄目。お前もうふらふらじゃねーか。おしまい」
「あー、ますたぁ、ひーどーいー」

 心配をよそに、グラスに半分ほど残った俺のチューハイに目をつけて手を伸ばすのを、横から掻っ攫って一気に飲み干すと、責めるような声を上げる。
 ・・・たったあれだけで完璧に出来上がっちゃってるよ、こいつ。

「ひどくない!あーもう、駄目だこりゃ。水、水・・・」
「やーだー、もっとほしいー!」

 普段は我が儘も碌に言わないカイトが、駄々っ子みたいに椅子から伸びる足をぶらぶら揺らし、真っ赤な顔で抗議するのを背に、俺は酔い覚ましに冷蔵庫から水を取り出そうとする。と、その背が引かれ

「なんだ?カイ・・・っ!?」

 振り返った視界一面の、青。と思った次の瞬間には唇を塞がれていた。縋るように首に回された腕に頭を下げられ、半端に開いていた口に薄い舌が忍び込んでくる。

「んっ・・・ぅ・・・ふぁ・・」

 時折甘い吐息を零しながら、俺の口内を好き勝手に探っていく舌に呆気にとられている内に、目的が済んだのかそれはするりと逃げていくと、ひどく残念そうな声で一言

「やっぱりおさけ・・・のこってない」
「あったりまえだろ、このお馬鹿!」


 それ以来、カイトに禁酒令が出されたのは言うまでもない。

***************


いかがでしたでしょうか?一応ベロちゅー(笑)なので今まで延ばしてました。
大したもんでもありませんが、お待たせしてしまい申し訳ありません。リクエスト、有難うございました!
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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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