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「アイス大好きな歌う青い兄さん」にやられた可哀想な人のブログです。
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こんばんは。

やっとこの連続お初話(笑)も終了です。
ブログ始めた当初からの目的の一つだったので、無事にシメられて嬉しいですvv
そしてこの記事が、このブログ100個目の記事です。更に今日は、私の誕生日です(マジで)。
・・・とんだ記念日になりました。まったく、私のこの1年を暗示しているとしか言えない誕生日の過ごし方ですよ。いや、別に何ら不満はないんですけどネ☆


小説は続き~からどうぞ。

***************

《マスターとカイトと夏の夜・12 》


「・・すた・・・ますたぁ・・・」

 かさかさに乾いた苦しそうな声に、俺は開くのを拒否しようとする瞼に力を込める。

「ん・・・かいと?」
「ますた、おしごと・・・じかんですよ」
「仕事!?」

 慌ててこじ開けた目に映るのは、隣にくったりと身を横たえるカイト。身体中に赤い花びらを散らす、何も纏っていないその姿に一瞬思考が停止してから、昨夜の事がどっと雪崩れ込んできた。その情報量の多さと、いきなり起き上がって血が下がったのとで、頭がくらくらする。

「ますたぁ?おしごと、だいじょぶ、なんですか?」

 起き上がったものの、それから動かない俺を不審に思ったんだろう。カイトが寝転がったまま、怪訝そうに訊いて来た。あー、そうだ、言ってなかったっけ。っつかそれどころじゃなかったし。

「・・・ああ、今日は休み取ってたんだよ。悪い、昨夜言うの忘れてた」
「そ、だったんですか。ごめんなさい、起こしちゃいました」

 平日に休みを入れたせいで、例のタイマーはそのままだったらしい。いつもと同じ6時半に目を覚ましたカイトは、俺を見上げたまま申し訳なさそうに謝った。

「いいんだよ、俺が言わなかったんだから。・・・っつかお前、凄い声になっちゃったな。大丈夫か?それ」

 散々喘がせたせいか、ひどく苦しそうに掠れる声が心配になる。こいつはボーカロイドなのに、こんな声では歌も何もない。

「ん・・・へいき、です。のどとか、柔らかいところは、なおりが早いから。半日くらいで、なおるとおもいます」
「そうか、なら良いんだけど」

 昨夜・・・いや、もう今朝か。夜明けを告げる鶏の鳴き声が聞こえる頃まで、散々カイトを抱いた。

 反応がいちいち非常に可愛く、自重という言葉を早々に吹っ飛ばしてしまったせいで、最後には気を失ったカイトにかなり焦ったけど。
 そういう事もあると例のサイトに出ていたのを、ケータイの発信ボタンを押す直前に思い出して、メーカーの24時間緊急ダイヤルに問い合わせないで済んだのは、我ながら良くやったと思う。

「・・・いや、全然良くない。お前、こんな事全部初めてだったのに、明らかにやり過ぎた」

 殆ど触れるだけのキスしかしてこなかった相手を、いきなり落ちるまで抱くって人としてどうなんだ。カイトのトラウマにでもなって、もうしないとか言われたらどうしよう・・・しない自信が無い。

「え?あ・・・そうだ。オレ、最後は強制スリープしちゃったんですよね。ごめんなさい」
「ばか、んな事で謝るな。・・・あんな事されるなんて思いもしなかったろ。本当ごめんな、大丈夫だったか?」

 俺を見上げる顔を覗き込むと、カイトがベッドに投げ出していた手をゆっくりと動かした。後始末はしておいたので、ベッドも互いの身体も、あんなにドロドロだったのが嘘のようにさっぱりしている。

「あ、あの、マスター」
「ん?」

 シーツの上を這うように進む手は、遠慮がちに俺の手を握ってきた。何だろうと思いつつ握り返すと、それに後押しされたのか、まだ赤みの残る唇を一度舐めてから

「えと・・・確かにすごく、びっくりしました。けど、その・・・きもち、よかったし。マスターが、いつもよりもっと、近くて・・・とっても、嬉しかったんです」
「カイト・・・」
「マスター・・・また、してくれますか?」

 薄赤く頬を染めたまま、青い目で真っ直ぐ見上げてくるその顔の破壊力ったらないだろう!?

「っ、お前それ、反則!」

 無自覚無敵の問いの答えに、俺はしっかりとその唇をキスで塞ぐ。

 上書きされた背中の爪痕が微かに痛みを与えて、これが現実だと教えてくれた。


***************


はい。以上で全12話終了です。思いの外長くなってしまいました。
次回から、キス(ちゅーじゃなく)もエロ(笑)も解禁だぁ!
・・・取り敢えずは、キリ番リクのお話になると思います。

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08夏からボカロ家族に夢中になり、遂にカイトにやられて読み専から書き手に。
ベタな展開と妄想が大好きです!
かなり根深い腐女子(貴腐人?)なので、色々すみません・・・

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